朝食を求めてホテルの周りを歩いたのだけどコンビニくらいしか開いてなかったので仕方なくホテルの朝食を頂いた。
味は結構よかったんだけど、徹底的に茶色くて野菜は全くないのが気になった。
後で旅行を振り返りながらこれを書いているのだけど、その後も徹底的に野菜がなかったのでこの国ではメニューとして野菜と指名しない限り
野菜は無いと思ったほうが良い。何かに似ていると思ったらUSそっくりだ・・・。

朝食後は荷物をまとめてタクシーで港のほうがにあるEuropCarでレンタカーを借りた。
事前に動画でアイルランドのドライブTipsみたいなものを見ておいたのでクルマは予約段階でヤリスを選択しておいた。事前にリサーチしたところ道が狭いのでできるだけ小さいほうが良いとのこと。
実際に運転してみての感想としては、ダブリンやその周辺はともかく、風景の良い西部の大西洋岸やいわゆるWild Atlantic Wayに向かうなら狭路がひっきりなしに出くわすことになるので小さいクルマのほうがよい。
未知の狭さは日本の山岳部くらいと思ったほうがよくて、そのままではすれ違えないような1.5車線道路も珍しくないので間違ってもSUVとか予約せずにコンパクトカーにしましょう。

え、私の場合ですか?
予約→ヤリス
実際に届いたもの→日産JUKE
ま、まあコンパクトですけど・・・でかいなこれ。SUVカテゴリだし。。。

とりあえずクルマになれる意味も込めて高速でニューグレンジに向かう。
サクッと到着することが出来たのだけど、予約客以外は出て行けよ!と温かいおもてなしを受けて今日の目的地のSligoへ向かうことにする。



■ロングドライブでのトイレ事情
外国ではトイレが見つからなくて苦労することが非常に多いのですが、今回のように長時間のドライブをすると
数段困ることになった。
とりあえずトイレの度に飲食店に入るわけにもいかないので、比較的大きなショッピングセンターのようなところを
最初は目星をつけていたのだけど、田舎にいくにつれてそれすら見つからなくなってきてからのペットボトルにするしかないかというところまで追い込まれてしまった。
結論としては、ガソリンスタンドにトイレがあり、ガソリンを入れない人も使いまくっていたり、コンビニが併設されているので
みんな(おそらく)ガソリンスタンドで用を足しているということに気づくまでかなり時間がかかった。
これを見た人は私の苦労を乗り越えて最初からガソリンスタンドに向かってください。
アイルランドの風景の特徴的な点として、木が少ないところがある。
山にしても隆起はあるものの、木が生えていないせいではげ山みたいになっていて、日本の四国カルストのような石灰質の地形でみられるような
幻想的な風景を見ることが出来る。
木が無いと、視界を遮るものがないのでそこまでも見通すことができて自然、絶景になる。

昼食はAttiroryという田舎町にあるHonestly Farm Kitchenという意識高い系のカフェっぽい雰囲気のお店。
事前にGoogle Mapなどの評価などで目星をつけていたお店だったのだけど、かなり美味しかった。
サラダにステーキトッピングという日本だとあまり見かけない注文をしたのだけど、野菜の質が良いのと
ステーキが熟成肉のお手本のような香ばしい味わいで、旅を振り返ってもかなり印象に残る味わいだった。


ホテルはSligoの中心街近くのRiverside hotelというところで、物価高のわりに比較的安かったのであまり期待していなかったのだけど
部屋からの景色は素晴らしかった。



夕食は調子に乗ってチャウダーと豚肉料理を頼んだらどっちも1食分くらいあって多すぎて死んだ。
となりのおっちゃんたちに「too much」と言ったら大笑いされた。
まあ面白がってくれたのでOK

その後はホテルに戻って日が暮れるまでの美しい変化を眺めながら飲んだくれたのだけど
川も街も本当に美しいところだ。
住んだらすぐに飽きてしまいそうだけど、旅行の経験としてはこれ以上ないものを味わえたと思う。
