イタリア旅日記 2018年10月10日(水曜日)


今日はバチカンへ。ここは2回目なので入る場所など土地勘が働くのでリラックスして向かったのだが、後述するが油断してしまって少し失敗してしまった。
前回はツアーじゃないと予約入場が出来なかった記憶があるけれど、今回は個人でも予約入場が可能だった。
あと進み順が前はほぼ一方通行だったような記憶があるのだけど、今回はある程度自由に回れるつくりになっていた。その点は非常にありがたいのだけど、今どこにいるかといったことや、全体の構成をある程度把握しておかないと半端なく迷うので注意が必要だ。

※実際迷った。

ヴァチカン博物館の中
人でいっぱい

で、失敗というのは博物館からそのままサンピエトロ大聖堂に入ることが出来るのだけど、そのルートをとらずに外に出たので前回の積み残し=一番の目当てだったサンピエトロ大聖堂に入れなかった、、、再入場は数時間待ちといった恐ろしい人の並びだったので後の日程を調整して朝一で再訪問することにする。

地中海あたりは割と正確だがアフリカがいびつ
日本消滅問題
日本と朝鮮半島でかすぎ問題
北海道消えてる問題
予約してないとこれに並ぶ羽目になる
近所で食べたピザ まずい・・・。
前菜もりあわせコースのイカ
このワインがめちゃウマだが日本には入ってないみたい
このタコもめちゃウマ
タラとウニっぽいのが入ってたはず
たぶんアンコウ
エビフライ
アンコウ

夕食の後に有名なジェラートの店に行ったのだけど、軽い気持ちで頼んだらぶっ飛びそうなくらいうまかった。
ジェラートを少し食べるとそのまま果実を噛みこんだような果汁の味わいが口に広がって、今まで食べたことがない衝撃だった。
他の店でもその後食べたのだけど、こんなに美味しいことはなかったのでやはりこの店は特別なのだと思う。

ジェラート

※ちなみにGiolittiというモンテチトーリオ宮殿のそばの有名店

■イタリア旅日記 2018年10月9日(火曜日)

ローマに戻って今日は前回入口が分からなくて結局は入れなかったフォノロマーノへ。
フォノロマーノはコロッセオとチケットが一緒なのだけど、コロッセオを無視して最初からフォノロマーノへ向かう変則ルートを採用。これが大当たりで、開門と同時にアクセスしたのだけど、フォノロマーノから向かう人はほとんどいないため1時間くらいは貸し切り気分を味わえた。コロッセオは常に混んでるのでそういう意味では後回しでもよいかも。

フォノロマーノはローマの政治機能などがあった中心部の遺構なのだけど、広いので周辺部含めて様々側面を見ることが出来る。植物が意外に南国風なところに気付いたり、草が生い茂った遺跡を見るとラピュタやICOなどがモチーフにしたんだろうなという断面が見て取れて面白い。

やはりローマのコロッセオは迫力が違う
凱旋門ってこの頃からあるのかと
ここだけ見ると時が止まってる感覚がある
朝一だと人がいない
2000年前と同じ風景だったのかと思う
少し人が増えてきた
まさに遺跡
高い建物もあり
高所から見るとこんな感じ
ICOというゲームを思い出した

お昼はスペイン広場まで地下鉄で戻って、適当にGoogleMapの評価がよかった店で食べたのだけど、蟹肉のトマトパスタが絶妙なうまさだった。そもそものトマトの味が強くないとこの味は出ないだろうと思うので日本で味を再現するのは難しそうである。

※店の名前は後で調べたらAl 34という名前だった。スペイン広場の階段すぐそば。

適当に入った店なのに激うまだった蟹パスタ

その後、スペイン広場周辺を買い物で回ったりして夕食。
LifeというそれなりにTripadvisorスコアの高い店だったがちょっと微妙だった、、、。

うまいんだけど・・・コスパはひk

イタリア旅日記 2018年10月8日(月曜日)ポンペイ

ポンペイは鉄道で向かったのだけど、日本並みの満員電車だったので、中央駅から乗らずにノラーナ門から始発乗るのが正解だと思う。朝一番の列車だと中央駅はホームもギュウギュウ詰めになるくらいの満員だった。
見るからに治安の悪そうなこの街で満員列車だと何も起きないわけがなく、目の前はチンコ丸出しでそれを押し付ける痴漢と常にワキワキと腕を回しながらスリの機会を伺うおっさんというカオスな状態だった。
海外でも痴漢っているのだなと新鮮に思ったことを今でも覚えている。
つーか相変わらずクソなやつしか居ないのかこの国は。

ホームで満員
電車はファイナルファイトそのもの

ずっと立ちっぱなしでヘロヘロになりながらPompei Scaviまで到着。
入り口はそれほど混み合っていなかったけれど、事前にオンラインでチケットを買っていると並ばなくて済んだので事前購入がオススメです。

ポンペイはローマ時代の保養地や別荘地として栄えていたけれど、火山の噴火で秒速数十メートルという火砕流に飲まれて一瞬で街が火山灰の下に埋もれたという特殊な遺跡らしい。
このため2000年以上前の遺跡がちゃんと形を残していて廃墟好きにはたまらない魅力がある。
歩くとヘロヘロになるくらいの広さで、劇場やコロッセオ跡といった壮大な遺跡もあって1日かけて回る価値があった。

高低差はきつめ
一瞬で火砕流に飲まれたのできれいに残っている
廃墟を通して海が見える
ちょっと間抜けに見える風景
広場だとこんな感じ
裏道でもくまなく回ることができる
アレクサンドロスの壁画があった場所
保存状態の良い壁
劇場跡
コロッセオ

興味深いこととして2千年前からクソみたいな落書きがあって、イタリア人の落書きは2千年以上前からクソみたいな落書きを凝りもせず延々とづづけているのでいまさら治らないということがわかった。

出たところで食べたピザ。美味しくない。

イタリア旅日記 2018年10月7日(日曜日)

イタリア旅日記 22018年10月7日(日曜日)
今日はナポリへ向かう。
テルミニ駅から高速鉄道でサクッと到着。

時計のデザインがどこかで見たアレ
高速鉄道
1等なので広め

駅から降りた印象はバルセロナに近い雰囲気で、地中海の港町っぽさが共通していた。
ただし元から雰囲気の良くないバルセロナに輪をかけて汚く、民度低そうな雰囲気がある。

バルセロナ-オシャレっぽさ+下町-民度=ナポリ
みたいな方程式が想起されるのだが、イメージがつかめるだろうか。

駅前はだいたい雰囲気悪いがここは格別

タクシーのおばちゃん運転手はいきなりメーター回さずにぼったくり(というほどでもないが)してくるのでいきなりナポリの洗礼を浴びる感じ。当然客を乗せているとは到底思えない超荒い運転である。どっちかというとここはアフリカというほうがしっくり来るものがある。

ホテル前の卵城

ホテルは1泊なのでGrand Hotel Vesuvioをとった。
卵城の目の前で景色はいいのだけど、交通は不便すぎる。

卵城を軽く回ってからお目当ての国立考古学博物館へ向かう。
ここのアレキサンダーの壁画とポンペイ探索がナポリの目当てなのだ。

城から見るベスヴィオ火山
全体図
イケメン
激ウママルゲリータ。

お昼は暴走タクシーに乗って運転に怯えながらピザの美味しいお店へ。
Tripadvisorで入念に調べただけあって、薄いが生地のサックリとしながらコシのある感がとってもナポリピザって味わいで素晴らしかった。
基本的には単純な料理ではあるので、生地や素材のデキでほとんど味わいが決まってしまうのだなと思い知らされた。
食後のエスプレッソも突き抜けるような味わいですっきり。。
ちなみにIl Miracoloというお店でした。

よくTVに映るマラドーナに溢れた店

その後は旧市街をぐるぐる歩き回ってから、周遊バスに乗って街を一周した。
ヴェスヴィオ火山や、地中海といって遠くまで開けた景色はあまり日本では体験できないスケール感で、そういえばナポリを見て死ねみたいな格言ってあったけれど、それだけのことはある世界でも有数の景勝地で、ここが国際的な観光都市なんだなということを思い知らされた。

一階席がない

夕方はせっかくナポリまで来たのでセリエAを観戦。
試合は平凡だったけれど、盛り上がっているチームはテンションが上がる。
ちなみに1階席がないのは暴動対策?

今どき発煙筒
リゾット。米が少し硬めだけど海鮮の味が濃くてうまい
カップルに包囲されがら撮った夜景
朝焼け

イタリア旅日記(2) 2018年10月6日(土曜日)

前回はコロッセオとバチカンといった大物しか見れず、細々とした名所やフォノロマーノもスルーしてしまったので
ローマに腰を据えて一通り見てみたいというのが今回の目的。
アパートメントはモンテチトーリオ宮殿(ようするに国会)のそばだったのでまずは徒歩でローマの中心を回ってみることにする。

近くのジェラート有名店。なめてかかったら唸るくらいうまかった

パンテオン

パンテオン外観
中はこんな感じ
天井
ジェズ教会
このへんですごさに麻痺してくる
ローマ名物縦列横止め

お昼はテスタッチョ市場へ行って事前に目をつけていたピザ屋へ向かう

出来たてではないのだけど十分うまい
手前のパニーニみたいなやつが美味かった

この旅行中にずっと圧倒されたのはチーズとトマトといったベーシックな食材の味が力強く、技術を必要としないレベルの食材力があったことだった。なんだか日本の魚とかに同じものを感じる。

なぜかカジキをよくみる
雨宿り中に撮ったナヴォーナ広場

雨に降られたのでナヴォーナ広場のカフェで一杯いただいて休憩。

スペイン階段の頂上から

10年前に来たときはスペイン階段の良さがわからなかったのだけど、頂上から見ると素晴らしい眺望だった。高級ホテルが階段上あたりに多く建っているのも頷ける。

カルボナーラ。ベーコンのカリッした食感が抜群
アクアパッツァ。魚が日本海のみたいにプリプリしていて素晴らしい味わい

イタリア旅日記 2018年10月5日(金曜日)

今年は10年前に行ったイタリアの積み残しを攻めるということでイタリアへ。
飛行機は激安のエアチャイナ北京経由。

北京は初めて降り立ったのだけど、晴れてるはずなのにスモッグで空が曇っていた。
最初は曇りなのかと思ったのだけど、曇り方がちょっとぼんやりしていて冷静に見るとスモッグだった。
空港は物珍しいものがあるけど、空気が常識はずれに汚いっていうのはうまく表現できない不安感がある。

晴れてるのに視界が悪い
建物の中はとってもきれい
みんな大好きピザハット

TIPS
中国では、国際線乗り換えでも入国手続のようなものと、手荷物検査があります。
通常の国際線乗り換えよりも大幅に時間がかかるので注意。

アパートメントもさくっと到着して水でも買いに行くかとでかけたら、大雨に降られて
GPSがうまく働かず、アパートメントがどれかわからないまま、ずぶ濡れで迷うというひどい目にあった。
今から考えたらiPhone XS MAXの発売当初のうまく電波を拾わない不具合を引いていたと思うのだけど
その時は必死であるきまわっても視界が悪いし、正直なところちょっとこのまま死ぬんじゃないかと思った。