■アヤソフィア
観光の目玉でもあるアヤソフィアへ向かう。
ここはさすがに別格で、昨日に近くを通っただけでもその威容に圧倒されたのだけど、目の前にするとさらに迫力があり素晴らしいの一言。
開館30分弱前に到着すると、ほぼ並ばずに入ることができたので、朝一番に並ぶのががおススメです。


前日に近くを通った時は千人単位で並んでいるところが見えたので、無償でチケットを買う必要がない分だけ消化は早いのかもしれないけれど
効率的に回るという観点や、空いている状態で見れるというメリットを考えると朝一がベストだと思います。
中に入ると荘厳なヴィザンチン建築が広がっていて、しばらく床に座って「歴史そのもの」と対峙するような不思議な感覚を味わうことができた。
こんなものが作れるというのは人類ってすごいねと素直に思ってしまう。






■観光地で声かけてくる奴は100%金銭目的の輩であること
タイトルそのままなのだけど、西洋方面で旅して観光地で相手から声かけてくる場合、過去の経験から以下のパターンに分類される。
①スリやひったくり
→色んなパターンがあるが、複数人で注意を引き付けて金やカバンを奪うパターン
②カツアゲ
もっと露骨に金を直接的に奪おうとするパターン。赤ちゃんのミルク代がないんだ!という看板を掲げて
取り囲むようなのもこれに含む
③合法狙いのマイルドなカツアゲ
親切を押し付けて(頼まれてもない道案内とか、靴磨きとか)サービスしたんだから金よこせ!と付きまとうパターン
イスタンブールカードの買い方教えてあげるみたいなのもこれに含む
一番遭遇率の高いパターンでもある。
④親切狙いのマイルドなカツアゲ
上記③の亜流で、モノを落としたりわざと転倒したりするのを助けてあげるとそのお礼で何かしたので金よこせというパターン
過去の経験上、相手から声をかけてくるのは100%上記のどれかなのだけど、イスタンブールの観光地はその遭遇頻度が高すぎてうんざりすると思う。
(ちなみにロシアでは例外的に普通に親切な人がたくさんいたので、私の中ではアジアに分類される)
こういったクズの人たちはずっとそれで生活しており、色んなパターンを試して成功したものを洗練させて取り組んでいるので
ある意味では真面目であり、ある程度旅慣れていても引っかかってしまうくらいと思ったほうが良い。
とりあえず対処策としては観光地では知らない人とは何があっても関りを持たないしかない。
一部の地区では④が流行っていて、道路を曲がるたびにモノを大きな音を立てて落とすおっさんに遭遇することになった。

■ブルーモスク
アヤソフィアの隣なので、ついでに向かったがこちらの並びは非常におとなしめ。
すぐに入ることができたのだけど、アヤソフィアと比べると地味というか、シンプルな造形なので
すごい建物なのだけど、アヤソフィア見た後だとどうしても比べてしまって評価が難しいところである。




■イスタンブール地下宮殿
ローマ時代の地下にある水の貯蔵施設。
写真の通りに、この地域のテイストとも異なった面白い施設なのだけど1つだけ欠点があって強烈に並ぶので
オンラインチケットを申し込んで並ばないといつは入れるか分からないので注意。
オンラインチケットをもっているとほぼ並ばずに入ることが出来ます。


■Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta
ギョフテというハンバーグちっくな製法のケバブの名店。ハンバーグはそこまで好きじゃないんだよなあと思ってあまり期待感は高くなかったのだけど土下座して謝るくらい美味かったです。ひき肉が香ばしいという特別な感覚を味わうことが出来た。この国に来てから香ばしいという表現を乱発している自覚はあるのだけど、実際に香ばしいとしか表現のしようがないので仕方がない。とりあえずイスタンブールに来るならこの店はマストだと思います。


■ドルマバフチェ・ジャーミイ
こちらはスルタンの別荘っぽいところ。
トプカプ宮殿よりも西洋趣味が強く、ドイツやフランスの宮殿をそのまま持ってきたようなテイストで
実際にパリの職人に発注した家具などが展示されている。





■Lale İşkembecisi
臓物スープのイシュケンベを食べに来た。
スープ自体はちょっと臭みがあって、モツだな~って味わいだったのだけど
付け合わせのライス(ピラフ)がバターの味が絶妙で、カロリーの暴力っぽい味付けであるものの
あまりの美味さに圧倒されて再訪するとこの時点で決定してしまうくらい美味かった。
そこで気づいたんですが、ピラフってトルコ発祥なんですね。

