ウズベキスタン旅日記 10月12日(土)

今日は最終日なのでお土産探しがメイン。

▼チョルスー・バザール
まずは市内最大の市場であるチョルスー・バザールへ向かったのだけど、ブハラの野蛮な市場を見た後では迫力に欠けていて
規模は大きいけどそこまで楽しめなかった。
プロフセンターをちょっと覗いてみたのだけど、味付けの方向性があまり好みではないことがわかっているのでパスした。
ちなみにホテルのアフタヌーンティーとかで出てきそうな結晶の砂糖が激安で売られているのでお土産におすすめです。

チョルスー・バザール
チョルスー・バザール
2階から全体を見渡す
2階から全体を見渡す
砂糖の塊。1つ20円くらい。
砂糖の塊。1つ20円くらい。
コンビニで買ったお菓子がビールによく合う名作だった
コンビニで買ったお菓子がビールによく合う名作だった

昼食はフードコートの寿司屋でさっぱりした味付けのラーメン。意外にこれはおいしかった。
出汁の効いた食べ物に飢えていたからかもしれない。
おにぎりはクリームチーズが入っていて独特の味わいだったけど、これはこれで美味しかった。

ラーメンおにぎり定食
ラーメンおにぎり定食
夢の国っぽい施設(規模は小さい)
夢の国っぽい施設(規模は小さい)
危機感ゼロの猫。いびきかいて昼寝してた。
危機感ゼロの猫。いびきかいて昼寝してた。

その後は疲れていたのでホテルで荷物をまとめつつ昼寝したりして、空港に向かった。

総評として1回行くとすごい面白いけど、説明が少ないところがあるので事前に勉強していかないと私のように飽きてしまうところがあるので、事前に勉強して訪れましょう。

終わり。

ウズベキスタン旅日記 10月11日(金)

朝食をいただいてタシュケント巡りに出かける。さすが五つ星ホテルだけあって朝食の選択肢が豊富だった。

部屋からの景観(昼)
部屋からの景観(昼)

▼ウズベキスタン地下鉄
少し近くに地下鉄があったので、ティムール博物館に一本で迎えるので1回くらい経験しておこうと
地下鉄で向かうことにした。
地下鉄は事前に調べた通り愛想の悪いおばさんが20円くらいでチケットを売ってくれる。
恐ろしく安いが、タクシーも恐ろしく安いので日本人が観光として地下鉄を体験したいという理由以外で使うメリットは特にないと思う。

地下鉄の駅は美しいデザイン
地下鉄の駅は美しいデザイン
社内の雰囲気
社内の雰囲気
車両はそこまで古くない
車両はそこまで古くない
ソ連時代のクラシックな巨大ホテル
ティムール博物館
中は豪華だけどつまらなかった
中は豪華だけどつまらなかった

▼タシュケント散策
ティムールにまず向かったのだけど、豪華な建物以外には特に見るべきものがなく、あまり評判が良くないのがよく分かる体験でした。
途中でホテル・ウズベキスタンというピエール瀧が泊まった旧ソ連時代の古い(そしてあちこち壊れている)ホテルがあったりして
そちらのほうが興味深かった。
その後はショッピングセンターを巡ったり、フードコートでアフリカバーガー(真っ黒なパンのバーガー)というコンプラ完全アウトの
バーガーを食べたりした。

アフリカバーガー(コンプラ完全アウト)
アフリカバーガー(コンプラ完全アウト)
首都の肉売り場は上品
首都の肉売り場は上品
魚はクッソ高い
魚はクッソ高い
クリームチーズ入りの寿司
寿司はクッソ高い

▼タシュケントお買い物事情
タシュケントはあまりお買い物が楽しい地域ではないが、中心部のTashkent City Mallあたりは先進国の設備やブランドが揃っているので
高級スーパーでお土産探ししたりしたい人はおすすめ。(ただ現地の物価を考えると猛烈に高い)

▼あえてシーフードを食べる
このあたりで両替したウズベキスタンスムも余ってきているのでちょっと高級なご飯を食べに行くことにする。
日本食という手段もあったのだけど、ここはシーフードのお店で頂くことにした。
メニューはロシアの魚スープ、マグロのアボガドとイチゴの和物、マスのローストを頂いた。
マグロとイチゴを和えるのが天才的な料理法で、ほどよい酸味が合わさって素晴らしい味わいだった。この料理だけは日本で誰かがマネしてほしい。

マグロと苺とアボガド和え。すごく美味しい。
マグロと苺とアボガド和え。すごく美味しい。
ロシア風味の魚スープ
ロシア風味の魚スープ
マスのソテー
マスのソテー
美味しそうなケーキ
ケーキは美味しそうだった。
高層ビルと夜景
この一帯だけは先進国っぽい

ウズベキスタン旅日記 10月10日(木)

今日はチャーターしたタクシーでシャフリサブスへ向かう。
シャフリサブスにどうしても見たい何かがあるわけではないのだけど、途中の山越えのドライブや、一般的な観光ルートで見れないような
ウズベキスタンのありのままの姿が見れるのではないかとの期待が大きい。
タクシーの運転手はぜんぜん英語を話せないけど(想定内)、気さくな人だったので翻訳アプリなどで意思の疎通はスムーズにすることができた。

チャーターしたタクシー
チャーターしたタクシー
郊外に出ると砂漠っぽい景色になる
郊外に出ると砂漠っぽい景色になる

▼シャフリサブス行きの峠道
走り出してサマルカンド市街から山の方に近づくと荒涼とした景色が広がっていて、乾燥地帯なんだなという印象が強い。
途中で見どころがあれば停めてほしいとお願いしておいたので、高台の岩のあるところで写真を取ることになった。
なにかのアトラクション?みたいな感じで槍を持ったおっさんがコスプレっぽい格好で叫んでいたが怖かったので近づいてない。

ゼルダのコスプレ?
ゼルダのコスプレ?
峠道からの絶景ポイント
峠道からの絶景ポイント
峠道からの絶景ポイント(その2)
峠道からの絶景ポイント(その2)


後から写真を見るとゼルダの伝説のTears of the kingdomそっくりな風景だったのでゼルダのコスプレなのかもしれない。
乾燥しているので高台からはかなり遠くの景色が見えるのだけど、砂埃のせいかちょっとモヤがかかったようになっている。

途中でとめられたしょぼい川。すげえだろ!とドヤられたが日本人からするとただの汚い川である。
途中でとめられたしょぼい川。すげえだろ!とドヤられたが日本人からするとただの汚い川である。オアシス地域ではきっとすごい貴重なものなのだろう。

峠を超えてシャフリサブス方面が見える展望ポイントからも写真を撮ったのだけど、RPGのイベントシーンであるようなどこまでも広がっているような遠景がみれて素晴らしかった。

LADA(現役っぽい)
LADA(現役っぽい)
峠からの絶景
峠からの絶景
 空が青い
空が青い

▼シャフリサブスと宮殿跡
シャフリサブスはこの国の英雄であるティムールが生まれ育った場所で、ティムール帝国はここから生まれたらしい。
交通が不便だったため、都はサマルカンドに置かれたが、今でも宮殿跡地が残っているとのこと。中にはティムール博物館などがあり、生い立ちからティムールの足跡をたどることができた。
他にも美しい建物がいくつもあったのだけど、この頃になると結構ウズベク風味の建築に飽きてきてしまっていて、やはり説明がないとキツイという結論になった。
ただ、サマルカンドと違って観光客は大幅に少なくなるので、ゆったりとした気分を味わいたいときにはおすすめである。

宮殿の跡地
宮殿の跡地
門だったらしい
門だったらしい
ティムールさん
ティムールさん
日本に昔よくあった立て札
こ、これは、、、
ティムールの生い立ちの説明
ティムールの生い立ちの説明
モーニングスター?
モーニングスター?
終点あたりにあった建物
終点あたりにあった建物

気軽に入れそうなレストランがなくて困ったのだけど、なんとか駐車場あたりに食堂があって、まったく言葉が通じなかったけど
ラグマンだけは通じたので雑なつくりの焼きうどん型のラグマンをいただきました。(まずかった)

 ラグマン(まずい)
ラグマン(まずい)

ホテルにもどってまたもBlues Barでほっこり休憩しつつ、サマルカンド駅からタシュケントへ向かう。
夜になると行動しにくいので、夜に長距離移動するのが効率的との考えから、移動を翌朝にせずに夕方移動にスケジューリングしていた。
列車の席はVIP(ビジネスより上)で、これしか空いてなかったからなのだけど、特に違いはなく
あまりおいしくないご飯がついてきたくらいの変化だった。
相席になったどう見ても軍人の人たちもかなり残していたのでまずいというのはおそらく共通の認識だと思う。

配られたごはん(まずい)
配られたごはん(まずい)

▼タシュケント
タシュケント駅からさくっとホテルへ向かう。
最終の宿泊地なので少し良いホテルでゆっくりとしたいので、T-City Presidential Hotelというリーズナブルだけど
5つ星のホテルを選んだ。
窓からの風景はさすが高級シティホテル!という景色で素晴らしかったけど、ちょっとゴテゴテしていてあまり好みではないけど快適ではあった。
さすがに疲れていたのと、列車で中途半端に食べてしまったので、コンビニで買った辛ラーメンで夕食は済ませてしまった。
すでに完全にウズベキスタン料理に飽きてしまっている。

ホテルの部屋(広い)
ホテルの部屋
王の景色
王の景色

ウズベキスタン旅日記 10月9日(水)

ホテルの朝食はクレープがあったりしてかなりロシアっぽいテイストで、その後もそうだったのだけどお金のかかっている施設はだいたいロシアの空気を強く感じることが多かった。旧ソ連なのでどうしても資本力の関係からそうなってしまうのかもしれない。

ホテルの朝食の画像。クレープあり。
朝食。ホテルがそうなのかロシア風味
スクランブルエッグ(具付き)の画像
スクランブルエッグ(具付き)

▼サマルカンド散策
大きな街なので歩くという考えはまったく浮かばなくて、すぐにYandex Goでルホボド霊廟へ向かってそこから北東に向かって旧跡をめぐることにする。
途中でグリーンカードの申込みの広告があって、それからもちょくちょく見かけたことからやはりお金がない国なのでUSへの移民に憧れがあるのかもしれないと思ったりした。

ルホボド霊廟
ルホボド霊廟

▼レギスタン広場
昨日は気づかなかったけど、チケット制になっていて、昨日の入口の西側のチケットセンターでチケットを買って入場した。
昨夜のライトアップもきれいだったけど、サマルカンドブルーを青空の下で見るほうがやはり映えるな、みたいなあたり前のことを思ったりした。
レギスタン広場は3つの神学校(メドレセ)やモスクからなる広場でブハラやサマルカンドの他の旧跡と比較しても圧倒的に完成度が高い。
ウズベキスタンといえばまずここが挙げられるくらいの有名ポイントなのだけど、それだけ取り上げられるだけのものはあって隅々まで見て回って楽しむことができた。

Sherdor Madrasasi
Sherdor Madrasasi
Tilya-Kori Madrasah
Tilya-Kori Madrasah
レギスタン広場のパノラマ
レギスタン広場のパノラマ
黄金で彩られた部屋
黄金で彩られた部屋
天井部分も美しい造形
天井部分も美しい造形
ブハラと規模が違う。デカい。
ブハラと規模が違う。デカい。
休憩で入ったカフェで頂いたカンポット
休憩で入ったカフェで頂いたカンポット


残念だった点はここもブハラと同じく中は基本的に土産物屋になっていて、各建物を博物館的に掘り下げるような展示があまりなく
ガイドブックやWikiがなければ退屈に感じたか、すぐに飽きてしまうことになったところだった。
この点はウズベキスタン全土で感じたことなので改善したほうが良いと思う。

▼その後のサマルカンド散策
その後は北東に向かって、ヒビハニム・モスクやシヨブ・バザールを巡りつつシャーヒ・ズィンダ廟群まで体力の続く限りサマルカンド巡りをした。

Bibi Khanym Mausoleum
Bibi Khanym Mausoleum
お墓の画像
中はお墓
ビビハニム・モスク
ビビハニム・モスク
巨大な本(コーラン?)
巨大な本(コーラン?)

昼食はシヨブ・バザールでスープラグマンとレモンティー。ラグマンは期待通りの美味しさだったのだけど、それよりも衝撃的だったのはレモンティーでレモンが半分くらい放り込まれているのだけど、レモンの果汁の出力が強すぎてレモンの味が主役になるようなレモンティーだった。
日本で飲むレモンティーは香り付けくらいの位置づけなのだけど、本来のレモンティーがどのような味付けなのか?というのがちょっと分からなくなるくらいの
衝撃があり、これを書いている今でも正直良くわかっていないくらいである。

シヨブ・バザール入口
シヨブ・バザール入口
酸っぱいレベルのレモンティー
酸っぱいレベルのレモンティー
ラグマン
ラグマン

シャーヒ・ズィンダ廟群までくるとかなりウズベキスタンっぽいイスラム建築に飽きてきて、もっと違う何かを求めるようになってしまった。
やはり建築物だけだと飽きてしまうので、もう少し歴史的なバックグラウンドなどを説明しないと行けないと思う。(繰り返し)

サマルカンドの風景
サマルカンドの風景
巨大建造物はやはりすごい迫力
巨大建造物はやはりすごい迫力

その後は都会なので面白いかもと思ってMakon Mallにいって(微妙だった)、EL`Merosiってカフェでコーヒーとケーキではんなりしたりした。
(ちなみにこの後もケーキを食べたけどハズレなかったので、実はケーキが美味しい国ではないかという思い込みが僕の中にある)

コーヒーは微妙だが、ケーキはかなり美味い
コーヒーは微妙だが、ケーキはかなり美味い

そこからホテルに徒歩て戻っていき、途中でMuseum of Regional studies(ここは結構面白い博物館だった)をみたり
ワイン博物館をちょっと覗いたりして、最後にBlues Barというホテル近くのバーでヴァイツェンを頂いてホテルに戻った。
ちなみにここのビールや料理は結構美味しくて、サマルカンドにいる間は通い詰めることになる。

夕食はガイドに載っていたPub Streetに向かったのだけど、Pub Streetというほど盛り上がっておらず
ちょっと微妙な雰囲気。有名どころのBochkaに入っってビールとシャシリクを頂いたのだけど、味は平凡ですぐに出てしまった。

シャシリクの出来は微妙
シャシリクの出来は微妙

キノコスープ
キノコスープ

料金は600円くらいなので格安なのだけど、どうせなら美味しいものが食べたいのでちょっと失敗した感が否めない。
あとウズベキスタン料理に完全に飽きてしまっている。
まだお腹が空いていたので、Blues Barへ戻ってサラダとシチューとロングアイランドアイスティーを頂いた。
全部美味しかったので、この店はやはり素晴らしい。

牛タンサラダ
牛タンサラダ
ロングアイランドアイスティー
ロングアイランドアイスティー

サマルカンドの名所はだいたい回ってしまったので、タクシーをチャーターして、明日はシャフリサブスへ向かうことにする。
料金は$70だったので、現地価格からすると高いと思うけど、タクシーチャーターと思うと高いとは言えないので即OKした。

ウズベキスタン旅日記 10月8日(火)

今日はブハラは最終日で夕方にサマルカンドへ向かう予定。
かなり時間があるので、少し郊外のチョル=バクルという旧跡へ向かう。
10km以上離れていたが、タクシー代は300円程度だった。相変わらず恐ろしく安い。

前日食べきれなかったので、量が減ってた朝食
前日食べきれなかったので、量が減ってた朝食

▼チョル=バクル
チョル=バクルにつくまでの風景は綿花畑が広がっていて、人民ユニットがひたすらその綿花を収穫しているという風景が広がっていてRTSゲームそのままの風景が車窓に広がっているのに感動した。

綿花畑。ちょうど収穫しているところでRTSゲーそのままの光景
綿花畑。ちょうど収穫しているところでRTSゲーそのままの光景


チョル=バクル自体は地域の重要人物が祀られている墓地っぽい旧跡だった。
この地域の細やかな歴史を知らないので感慨のようなものはないのだけど、旧市街のような混雑したところもないので
ゆったりとした気分で散策できて良かったので、ブハラに来た人は是非訪れてほしい。
ちなみに僕は井戸からバケツで水を汲むという初めての経験をすることができたのでそれだけで満足している。

チョル=バクル入口
チョル=バクル入口
井戸。水がとても冷たくて快適。
井戸。水がとても冷たくて快適。
お墓の風景
中はモスクとお墓でいっぱい

▼バザール
帰りにバザールに寄って、軽く一周してみた。
屋根のある大きな施設にみんながものを持ち寄って売る感じの施設となっていて、食品から日用品まで幅広く扱っていて廃墟になっていたブハラモールと違って沢山の人がいて活気があって面白かった。

バザール入口
バザール入口
揚げパン
揚げパン
市場はかなり広い
乾燥地帯のブドウはおいしい
乾燥地帯のブドウはおいしい


特に肉が羊の皮や羊の頭?まるごと牛タンみたいなものが売っていてかなりグロテスクなところもあるけれど
普段の生活では触れることのできないプリミティブな風景が広がっていてかなりテンションが高くなった。

羊の皮(たぶん)
羊の皮(たぶん)
 謎の足。豚にしては大きすぎる。
謎の足。豚にしては大きすぎる。
牛タン(たぶん)
牛タン(たぶん)
羊の頭まるごとの画像
プリミティブな光景(その1)
脳みそが売られている画像
プリミティブな光景(その2)
プリミティブな光景(その3)
プリミティブな光景(その3)
香辛料の量り売り(RPGっぽい風景)
香辛料の量り売り(RPGっぽい風景)
香辛料売り
香辛料売り
オアシスの水路っぽい風景
オアシスの水路っぽい風景
牢獄跡
牢獄跡
牢獄
牢獄

その後は時間の許す限りに旧跡を訪れてラビハウスで昼食をいただいてホテルに戻ってブハラ駅(ブハラじゃないけど)に向かった。

LADA(よくみかける)
LADA(よくみかける)
肉団子スープ
肉団子スープ
シャシリク(肉の串)
シャシリク

▼ブハラからサマルカンドへ
ブハラからサマルカンドへの風景は行った線路を戻るだけなのだけど、ある程度この国になれた後なのでゆっくりとこの国の風景を眺めることができた。
どこまでも乾燥した荒れ地のような風景が広がっている。

ブハラ駅の画像
ブハラ駅
湖の画像
途中で見た湖

サマルカンドの印象はブハラと比較するとかなり都会的なところで、街の大きさや空気の悪さ、タクシーがお釣りなんて出す気ゼロみたいな雰囲気を発していて
客引きもガツガツしている印象なので、トルコっぽいウザさが出ていてすぐに辟易としてしまったのだけど
その後はあまり悪い印象はなかったので、サマルカンドについてからの引きが悪かっただけだった。

ホテルの部屋。広いがエレベーターがなくてちょっと不便。
ホテルの部屋。広いがエレベーターがなくてちょっと不便。

▼レギスタン広場へ
ホテルで荷物を広げて築城した後は、レギスタン広場近くのアリランという朝鮮料理の店にいってビビンバセットを頂いた。コリアンタウンのど真ん中で育った僕としては微妙な味わいだったけど、現地料理についてはすでに飽きていたのでご飯がすごく美味しく感じる。

ビビンバ
ビビンバ
付け合わせ(おいしい)
付け合わせ(おいしい)

レギスタン広場はちょうど夜のライトアップが始まったところで、EDMっぽい音楽が大音量でかかっている背景でレギスタン広場の建物がライトアップされており、まさに圧倒される光景だった。ブハラである程度この手の景色はお腹いっぱいになっていたつもりだったのだけど、建物の規模がぜんぜん違うので迫力がすごくて終始圧倒された。

レギスタン広場(入口から)のライトアップ
レギスタン広場(入口から)
色はどんどん変わっていく
色はどんどん変わっていく
大音量の音楽とライトアップの競演
大音量の音楽とライトアップの競演
ライトアップを近くからとった画像
近くによるとこんな感じ
鮮やかな色合いのメドレセ(神学校)
鮮やかな色合い

その後は近くにあった酒屋でビール類をしこまた買い込んでホテルに戻って飲んだくれて寝た。
(酒屋をチェックする→近くにいると酒を買い込む→ホテルに溜め込むというルーティンが完成されつつある)

酒屋で酒が売られているところの画像
酒屋

ウズベキスタン旅日記 10月7日(月)

▼アルク城
今日はホテルで朝食を頂いて、まずはアルク城へ向かう。

ホテルの朝食
ホテルの朝食、美味しいけど量が多すぎた

1番客として城に入っ1て少しの間は混雑することもなく広々としたアルク城を探索することができた。
少し興味深かったのは、9時にオープンするのだけど、従業員も9時に仕事開始らしく、大半の場所が掃除を開始してて中に入れなかったこと。露天などは開店準備すらしていないので、このあたりでお国柄が出てて面白かった。


アルク城は博物館のようになっていて、建物内でいろいろな展示があって楽しめたのだけど、Googleレンズが大活躍してくれて
現地語やアラビア語などもレンズ機能でざっくりとして意味が分かる程度には翻訳してくれて、普段は感じないICT技術の発展による恩恵を感じることができた。

Googleレンズで展示物の説明を翻訳した画像
Googleレンズ大活躍

王座がある場所では記念写真を撮るために前にいた中国人の人からおじさんが金をとっていたのだけど、日本から来たというとタダで座らせて写真も取ってくれた。親日的なところがあるというのは聞いていたのだけど、実際にそういうところがあるのを実感できる出来事だった。
ちなみに200円くらいだったので、どちらかというと払ってあげたい気分だったのだけど、おじさんは頑なに受け取らなかったので何かおじさんのなかで
確固たるポリシーがあるみたいだ。

玉座の画像
玉座
玉座の隣にあった剣
隣に置かれてた剣。かなり重い。
屋上の台車の画像
大砲置いてた?押し車

▼プロフ
昼食はThe Plovというウズベキスタンの国民料理であるプロフ(ようするにピラフみたいなの)の名店に向かって初プロフを頂いた。
食べてみた感想としては、この店は人気で美味しいとされるんだろうなという感触は伝わってくるのだけど
あまい味付けがされていて、関西人としては受け入れられない味付けだったので、僕にプロフは向いてないという結論になった。
今回の旅でちょっとがっかりしたポイントの1つである。

ロシア風味の冷静スープ
ロシア風味の冷静スープ
プロフ
プロフ

▼ブハラモール
Google Mapでは町一番のモールです!みたいな評判だったので行ってみたのだけど、残念ながら廃墟みたいになっていた。
地下の食品街(といってもほとんど店がない)でなぜかキムチを売っていて、ちょっと不思議だったのだけど
後で調べると朝鮮半島ルーツの人がウズベキスタンにたくさん住んでいて、過去にソビエト領内の朝鮮半島系の民族の人が
スターリンに強制移住させられたのがその理由らしい。
なのでインチョンからの国際便も多く、まちなかに韓国料理やサムスンのTVが溢れかえっていて、ロシアと韓国の植民地みたいな雰囲気になっているのはそのせいらしい。

ブハラモールの中
ブハラモールの中
お店が入ってないので暗い
お店が入ってないので暗い
地下で売られていたキムチ
地下で売られていたキムチ
HONDAのCITYっぽいクルマ

▼夕食
夕食はメルキュールホテルの中にあるSAFFRONというレストランでサムサ(肉詰めパイみたいなの)とマンティ(餃子)とスープを頂いた。
マンティはロシアテイストが強くてサワークリームが一緒に提供されていた。不思議と味が合うのが面白い。
サムサも美味しいが、全体的に肉々しい料理ばかりなので、日本人としてはちょっと疲れてきたのは否めない。
さっぱりしたものが食べたい。

サムサ
サムサ
肉じゃが風味のスープ
肉じゃが風味のスープ
マンティ(餃子)
マンティ(餃子)
夕暮れに見えたミナレット
夕暮れに見えたミナレット
量り売りで売られているお菓子
コンビニでは量り売りでお菓子が売られていた。

▼夜の旧市街を散策
すっかり暗くなった夜ラビハウスに向かって歩いたのだけど、日本と違って本当に真っ暗なのが怖い。スマートフォンのライトが心強いレベルなのでちょっと怖くなった。
たまに後ろから車に追い抜かれるときに襲われないかとかちょっと気になったのだけど、他の人も歩いているしあまり心配はなさそうな雰囲気であることがだんだんわかってきた。

ライトアップされた旧市街
ライトアップされた旧市街
売られていた香辛料
売られていた香辛料
夜のミナレット
夜のミナレット
ライトアップされた旧市街その2
ライトアップされた旧市街その2

夜になるとミナレットや他の旧跡もライトアップされていて、かなり美しい。
こういうところに力を入れるのであれば土産物屋のテナントにするのではなく、ちゃんと説明とかをつけて博物館っぽくしてくれれば
もっと人気がであると思う。

その後はラピズハウスでビール買ってホテルで飲んだくれて寝た。

ウズベキスタン旅日記 10月6日(日)


前日は22時位に寝たこともあり、5:30くらいに目覚める。
さすがにお腹がへってきて、近所のコンビニみたいな店を教えてもらってパンとボディクリーム(入れ忘れた)を買い込んだ。
電子レンジで温めてってホテルの人にお願いしたら、ホットドッグっぽい惣菜パンを小さくなるまで温められた。。。
まあコーヒー入れてくれたので許す。

豊富なソーセージ売り場
豊富なソーセージ売り場

鉄道のチケットはあるけど、初めての国でどんな手続があるか分からないので、1時間くらいまでにつくようにYandex Goでタクシーを呼んで駅に向かう。
さすがに首都の中央駅だけあって荘厳な駅舎だった。
近くにいた警察に「写真とっても大丈夫?」と聞いたら(もちろん翻訳アプリ)、大丈夫っぽい。

タシュケント駅
タシュケント駅

▼ウズベキスタン駅事情
新幹線が停まるような大型駅しか利用していないが、以下の特徴がある。
①X線での手荷物検査が必須
駅への入口は1箇所になっていて、空港であるような荷物の検査機を通して入場しないといけない。中国の地下鉄も検査あったので、似たようなものだと思ってもらえればよいだろう。
②動線が一方通行
これは分かりにくいのだけど、入口→手荷物検査→待合室→ホーム→目的地で降りる→出口
という導線になっていて、入口から出るとかはできない。また、列車が来るタイミングより前にホームに出ることはできない。
ホームに出るときにチケットをチェックされて、前の電車が出発するまではホームに出ることはできなかった。

駅の中。首都の中央駅にしてはそれほど広くない
売店で売られていた謎のパン
売店で売られていた謎のパン

▼新幹線にのる
苦労して予約した鉄道に乗ってタシュケント→(サマルカンド)→ブハラへと向かう。だいたい4時間半くらい。

高速鉄道の車両
高速鉄道の車両
社内の様子
社内は広い
配られたパンとかの食事
配られたパンとかの食事


鉄道は先進国と同じようなきれいな列車で椅子も大きくて欧州風味がある。
実際には一帯一路のアレで中国がつくったっぽいが、自動ドアやトイレや連結部の荷物置き場などのデザインは欧州の列車っぽかった。
列車が走り出して都市部を離れるとすぐに荒涼とした景色と地平線が広がってきた。森や川などがなくて、荒れ地と草原、ごくたまに農地っぽいものがあって
幹線道路以外はほとんど舗装されていないっぽい。
サマルカンドをすぎるとどんどん荒れ地っぽい景色が多くなって地平線がずっと続くようなあまり見たことのない景色がずっと続くようになった。
これまでの旅の経験や、よく見知ったアジアや欧米のどちらでもない世界がそこに広がっていて世界は広いんだなあというあたり前のことを思うことになった。

ウズベキスタンの車窓からの風景
ウズベキスタンの車窓からの風景
地平線が見える風景
日本ではみれない風景

▼ブハラ到着
ブハラに到着。とりあえず暑い。上述のとおり、駅は一方通行なので出口のところでボストロールのように舌なめずりをしたチンピラタクシー運転手が待ち構えていたが、思ったよりもしつこくなくて拍子抜けした。

帰国してからの視点で語ると全体的にこの国は人の良い人が多いというか、お人好し?なところがあって好ましい。そのせいでロシアと韓国に搾取しまくられていて心配になるけど。もちろんYandex Goでホテルまで向かう。かなりの距離だが500円もかからないくらいで恐ろしく安い。
ガソリン代すら出ないんじゃないの?と思って検索するとガソリン価格はあまり変わらないようだ。どういうことだろう?と調べるとどうも車はメタンガスで走るように改造されていて
メタンガスは自国で算出するのでおそらくすごい安く手に入るのだと思う。よく見るとガソリンスタンドっぽいものもGASって書いてた。

ホテルの部屋のリビング。広くて快適だった。
ホテルの部屋のリビング。広くて快適だった。
キッチンの風景
隣のキッチンスペース
ベッドルームの画像
上階のベッドルーム

ホテルについて荷物を整理したあとはお昼ごはんってことでラビハウスへ向かう。
ラビハウスはいかにも砂漠のオアシスって雰囲気で、周りをドラゴンクエスト世界のような建物に囲まれていることもあり非常にテンションが上がる。

ラビハウスの噴水
ラビハウスの噴水
イスラム建築
イスラム建築


とりあえず串肉(シャシリク)とラグマンと麦ジュースを注文。ラグマンはうどんに大陸側の漢方風味の調味料がゴリゴリ使われた炒め物をぶっかけたような料理で
八角が苦手だとちょっときついかもしれない。私は好き嫌いはないので美味しくいただきました。

旧市街の風景
旧市街はこういう風景が続く

その後は中心部を散策しながらメドレセ、ミナレット、モスクなどを眺めつつアルク城のそばを通ってホテルに戻った。
ホテルで少し休憩して(ウェルカムドリンクでビール缶もらった)、荷物を片付けて夕食がてら外出。
夕食はTemir`sというラビハウス近くのお店で頂く。野菜不足を感じたので串の焼き野菜とスープ餃子、羊肉のシャシリクを頂いた。
少々高めだけど、品質高めで結構おすすめ。高いと言っても日本人目線だと十分安く感じられるし。

織物の画像
刺繍も8bitゲーム風味がある
ブハラの旧市街の風景 その2
ブハラの旧市街の風景 その2
ドラゴンクエスト風味の雑貨の画像
ドラクエ風味の強い雑貨
スターリンやレーニンの肖像画
偉大なる同士の肖像画
街の象徴のミナレット(塔)
ミナレット
城壁の画像
城壁
タワーから見下ろした城
タワーから見下ろした城
LADA(ソビエト時代のクルマ)
LADA
餃子スープ(おいしい)
餃子スープ(おいしい)
焼き野菜と串肉
焼き野菜と串肉
ウズベキスタンワインたち
ウズベキスタンワインたち