前日は22時位に寝たこともあり、5:30くらいに目覚める。
さすがにお腹がへってきて、近所のコンビニみたいな店を教えてもらってパンとボディクリーム(入れ忘れた)を買い込んだ。
電子レンジで温めてってホテルの人にお願いしたら、ホットドッグっぽい惣菜パンを小さくなるまで温められた。。。
まあコーヒー入れてくれたので許す。

鉄道のチケットはあるけど、初めての国でどんな手続があるか分からないので、1時間くらいまでにつくようにYandex Goでタクシーを呼んで駅に向かう。
さすがに首都の中央駅だけあって荘厳な駅舎だった。
近くにいた警察に「写真とっても大丈夫?」と聞いたら(もちろん翻訳アプリ)、大丈夫っぽい。

▼ウズベキスタン駅事情
新幹線が停まるような大型駅しか利用していないが、以下の特徴がある。
①X線での手荷物検査が必須
駅への入口は1箇所になっていて、空港であるような荷物の検査機を通して入場しないといけない。中国の地下鉄も検査あったので、似たようなものだと思ってもらえればよいだろう。
②動線が一方通行
これは分かりにくいのだけど、入口→手荷物検査→待合室→ホーム→目的地で降りる→出口
という導線になっていて、入口から出るとかはできない。また、列車が来るタイミングより前にホームに出ることはできない。
ホームに出るときにチケットをチェックされて、前の電車が出発するまではホームに出ることはできなかった。


▼新幹線にのる
苦労して予約した鉄道に乗ってタシュケント→(サマルカンド)→ブハラへと向かう。だいたい4時間半くらい。



鉄道は先進国と同じようなきれいな列車で椅子も大きくて欧州風味がある。
実際には一帯一路のアレで中国がつくったっぽいが、自動ドアやトイレや連結部の荷物置き場などのデザインは欧州の列車っぽかった。
列車が走り出して都市部を離れるとすぐに荒涼とした景色と地平線が広がってきた。森や川などがなくて、荒れ地と草原、ごくたまに農地っぽいものがあって
幹線道路以外はほとんど舗装されていないっぽい。
サマルカンドをすぎるとどんどん荒れ地っぽい景色が多くなって地平線がずっと続くようなあまり見たことのない景色がずっと続くようになった。
これまでの旅の経験や、よく見知ったアジアや欧米のどちらでもない世界がそこに広がっていて世界は広いんだなあというあたり前のことを思うことになった。


▼ブハラ到着
ブハラに到着。とりあえず暑い。上述のとおり、駅は一方通行なので出口のところでボストロールのように舌なめずりをしたチンピラタクシー運転手が待ち構えていたが、思ったよりもしつこくなくて拍子抜けした。
帰国してからの視点で語ると全体的にこの国は人の良い人が多いというか、お人好し?なところがあって好ましい。そのせいでロシアと韓国に搾取しまくられていて心配になるけど。もちろんYandex Goでホテルまで向かう。かなりの距離だが500円もかからないくらいで恐ろしく安い。
ガソリン代すら出ないんじゃないの?と思って検索するとガソリン価格はあまり変わらないようだ。どういうことだろう?と調べるとどうも車はメタンガスで走るように改造されていて
メタンガスは自国で算出するのでおそらくすごい安く手に入るのだと思う。よく見るとガソリンスタンドっぽいものもGASって書いてた。



ホテルについて荷物を整理したあとはお昼ごはんってことでラビハウスへ向かう。
ラビハウスはいかにも砂漠のオアシスって雰囲気で、周りをドラゴンクエスト世界のような建物に囲まれていることもあり非常にテンションが上がる。




とりあえず串肉(シャシリク)とラグマンと麦ジュースを注文。ラグマンはうどんに大陸側の漢方風味の調味料がゴリゴリ使われた炒め物をぶっかけたような料理で
八角が苦手だとちょっときついかもしれない。私は好き嫌いはないので美味しくいただきました。

その後は中心部を散策しながらメドレセ、ミナレット、モスクなどを眺めつつアルク城のそばを通ってホテルに戻った。
ホテルで少し休憩して(ウェルカムドリンクでビール缶もらった)、荷物を片付けて夕食がてら外出。
夕食はTemir`sというラビハウス近くのお店で頂く。野菜不足を感じたので串の焼き野菜とスープ餃子、羊肉のシャシリクを頂いた。
少々高めだけど、品質高めで結構おすすめ。高いと言っても日本人目線だと十分安く感じられるし。










