Paris&Belugium日記 その8

8/10(水)
今日はブリュッセルへ戻る日。
ホテルを後にして北駅前のカフェで朝食。もう慣れつつあるけど
相変わらずうますぎる。
昼過ぎにブリュッセルに着く列車に乗り込む。
明日のレンタカー予約を印刷していないことに気づいて、社内のWi-FiからiPadで
ホテルにメールを送り、予約情報を印刷してくれるように依頼した。
前回のParis行きで迷わないようにキンコーズで地図を印刷していたことを
考えると恐ろしい進歩というか、バナナの生ゴミで飛行する自動車はないけど
確実に21世紀なんだなあと思ったりした。
(子供の頃は21世紀はクルマが空をとぶくらいのことを信じていた・・・)

ブリュッセルについたら、ホテルにとりあえず荷物を置く。
Metropoleというホテルで地下鉄のすぐそば。19世紀風のクラシカルな内装で
自分でドアを閉めるような旧式のエレベーターなどが雰囲気を出しているので
なかなかよかった。
内装やアンティークなエレベーターを眺めいたのだけどぶるぼんが
「うわ、三次元にメイドさんがいる!」(注・発言そのまま)とホテルのメイド服を着た
従業員を見かけて叫びだすので
ワーテルローのライオン像の基礎として生き埋めにしてやろうかと思ったことしか覚えていない。

ホテルに荷物をおいた後は王立美術館へ。
ブリューゲルが幾つかあるのが目玉なのだけれど、ウィーンの美術史美術館のほうが
バベルの塔もあるので古典的な作品が苦手なこともあってそこそこの評価。
屋台のベルギーワッフルを食べながら西洋名物フレーバー緑茶の店を覗いたり
おみやげ用のチョコを調達したりした。
チョコの値段は結構高いな、という印象だったのだけど日本で買うと1個で
ジャンプ一冊より高いという事実を知ったのは帰国してかなり経ってからなのでした。

グラン・プラスという広場が観光の中心地となっていて、昔のギルド後や旧市街の雰囲気
が残っている一角になっていて確かに美しい。
しかしParisのように街全体でコンセプトがあるような構築はされていないため、1-2ブロック
ずれてしまうとあっという間に近代的なビルや建物入り乱れていて、Parisを見た後の
身としてはコメントが難しい感想となってしまった。
まあParisが異常なだけで本来はこちらのほうが標準的な街並みなのかもしれない。

夕食は運河跡の地域でシーフードのお店へ。
オマール海老のウィスキーソースを注文したのだけど、ちょっとソースが失敗した。
ぶるぼんはオーソドックスなガーリックソースで美味しかったと言っていたので
やはりトリッキーな選択をするべきではなかったのかも・・・。

Paris&Belugium日記 その7

8/9 (火)

今日は実質的にParis最後の日。
まずはモンマルトルに向かう。
ここはParisの中で唯一といってもいいような、「いかにも」な観光地だった。
参道とッ表現したくなるような道を登ってサンクレール寺院に向かうと、両サイドに
日本の観光地にあるような土産物屋が軒を連ねていたり、ダサいお土産が売っていたり、露天が立ち並んでいたり
といった、ちょっとダメな和風テイストを感じる観光地だった。
ここはParisの中ではかなり高い場所にあるので、短い距離だけどケーブルカーもあったりする。
これに乗らないと長い階段を気合入れて登らないといけないのだけど、元気な人はそのほうが
おもしろいかも。

サンクレール寺院はそんなにおもしろいところではないのだけど、やっぱり高い場所だけあって
上からの眺望は素晴らしい。
北側からParisをまさに一望することが出来て、ラ・デファンスの高層ビル群まで視界に入る。
高いモニュメントはほとんどないので、そういう意味でここは名所になっているのかも。

裏手に歩いて行くとあっという間に人通りは減って、いつものシャレオツでありつつも
ちょっと緑の多い郊外的な雰囲気をもった街が広がっていた。
木陰の下にカフェがいくつか並んでいる風景を眺めていたらなんて贅沢な世界なんだろうと
思って、ぶるぼんと二人でいちいちシャレオツすぎるというか、まったく隙がないなこの街は
と話し合った。
その後最寄りの地下鉄にのって、マレ地区でお昼ごはん。
ぶるぼんはハンバーガーで、私は魚を食べた。
ちなみに魚はまずかった・・・。

今回はレストランに気後れせずにどんどん入ってみたのだけど、日本のシャレオツカフェのように
黒板にメニューが書いてあるのだけど当然ながらなにかわからない。
写真付きのメニューになれた日本人からすると2つの大きなハードルがある
まずどんな料理かわからない、そして量がわからない。
この二つのハードルがあるので英語表記もちょっとはあるところを狙うのだけど
それでもちょっと難しかった・・・。

食後は自転車で左岸側をぐるぐると回ってカルティエ・ラタンのほうにパンテオンを見に行った。
中はまさに大聖堂といった趣で天井から吊り下がった金属球を使った大仕掛けの時計に
圧倒される。よくこんな時代にこんな大仕掛をつくれたもんだ・・。
パンテオンはParisの中でもかなり大きな建造物で、地下墓地も楽しめるので
隠れたオススメスポットにしておきます。ちょっと交通の便が悪いけど。

Paris&Belugium日記 その5

8/8 (月)街を自転車で駆け抜けてお買い物

今日はまずスーパーに行って水やら生活品を取り揃えることにする。
Sebastpol通りを北に少し行ったところにMonoprix(シャレオツなスーパー)があるみたいなので
そこまで自転車(Verib)で行った。MonoPrixは洒落たお店なので楽しみだったのだけど
お店によって品揃えに違いがあるようで、楽しみにしていた惣菜コーナーなどは
なくてそのへんの普通のスーパー的な品揃えだったのが残念。
雑貨などは多かったのだけど、肝心の食料品の充実度がいまいちだった。
水やらRedBullやらおみやげのお菓子などを買いあさって、となりのカフェで朝食。
フレンチブレークファーストと書いてあったのでそれを頼んだらいわゆる
モーニング的なものが出てきた。内容は以下のとおり。
・コーヒー
・オレンジジュース
・クロワッサン
・バゲット的なパン
この構成は鉄板らしく、他の店でも同じ構成だったので日本で言うモーニング?
的なものなのかも。
雨が降ってきたのですぐそばの店というかなりテキトーな店選びだったのに
コーヒーとパンのうまさが尋常ではない。やはりこの街は侮れない。

朝食をとっている間に降っていた雨もやんだので、opera北のプランタンへお買い物へ行く。
前回は親を連れていたのでなかなか買い物を楽しむとはいかなかったけれど
ぶるぼんと一緒なので思う存分服を見てまわることが出来た。

・いろいろ安いことについて

とにかく安い。マリアージュフレールとか4掛け以下で買える。
リモワのトランクが400ユーロで免税還付があることを考えると半額以下。
服はそれほど値段が変わらないものもあったけれどざっくりといえば
輸入品が半額で手にはいる。そりゃみんな買い物するよね・・・。
この値段ならボロいスポーツバッグで来て現地でリモワのトランク調達したがほうが
幸せになれるのではないか、ということに気づいて次回の宿題にする。

プランタンではおみやげなどを買い込んで、いったんホテルに戻ることにした。
補足ですが、プランタンの屋上はカフェになっていて、かなりの絶景が楽しめるので一度
行ってみることをオススメします。

午後はパサージュというガラス屋根のついた商店街跡地を探したのだけど、前回は
絶賛したレンタル自転車が完全に麻痺していた。
借りるのは簡単なのだけど、台数が多すぎるのか止めるためのスペースが開いてなくて
目的の場所についたのにステーションが自転車で埋まっていて止められないという事態に
遭遇した。
空いていれば便利な乗り物なのだけど、乗っている人が少ないのか止めることが困難なので
パリ滞在の後半になるに従って使うのが嫌になってきた・・・。
これからParisに行く人は注意したほうがいいかもしれない。

パサージュは予想と違ってかなり寂れていたのであまり感想がなく
ぶるぼんが「湯音ちゃんどこぉ?」とか言いだすのでオベリスクの下に生き埋めに
してやろうかと思ったことしか覚えていない。

その後は前回の旅の時にも買ったマレのヴォージュ広場横の香水屋さんでお買い物を
した後、バスチーユの方向へ買い物をしながら散歩をした。
SaintPaul側のMonoPrixは惣菜が素晴らしい充実ぶりで今のところ最高だったOperaと
同じくらいのレベル。周りにその他の惣菜屋も充実しているのでバスチーユ~SaintPaul間が
一番食べ物を買うのにはアツいとおもいます。

前回も買い物をした中華屋やパン屋で買い物をして、ホテルにタクシーで戻って
夕食。
よく考えたら12時間くらい連続で遊んでいるので普通にやつれてきた・・・。
だって21時過ぎても明るいんだもん・・・。