ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/5/3(土)

▼Nhà hàng Bounce Beach
朝からバイクを借りてまずは穴場っぽいビーチを行ってみたのだけど失敗だった。
まあシュノーケリング目当てだったのだけど、ダナンは全体的に透明度が高い海ではないので自分向きの海ではないと思った。微妙過ぎたので写真すらとってない。。。

▼お土産探し
部屋に戻ってからシャワーを浴びてドライブ&買い物。
いくつかリサーチしておいたお店をいくつか回って買い物をした。
こういうときに昔は地元のお店みたいなことにこだわっていたのだけど、発展途上国だとあきらかにクオリティが満足できないので
あきらかに観光客向けの店を最近は選ぶようになってしまった。
(観光客向けと言いつつも安いし)
以下買ったもの
・お箸(日本人向けお土産のお店)
・梅酒みたいな酒(これは結構美味しかった)
・ベトナムワイン(贈答用なので飲んでない)
・インスタントのフォー(帰国して食べたけど結構美味しい。Pho Thinのもある)
・チョコレート(名店があってどれも美味しい。値段も一流だけど・・・)
・Tシャツ(Ginkgoのやつが好きで前回も買った)
・缶詰
その後の時間はひたすらバイクを走らせた。(これが一番楽しい)

ベトナムワイン
シャトーダラットのワイン
フォーの写真
Hồng Cường – Phở bò Hà Nội – Bánh mì thịt xiên nướng Hà Nộiのフォー


▼ベトナムの大気汚染とマスク
バイクは結構走らせたのだけど、2日目くらいから露骨に喉が痛くなってきたので、マスクして走りましょう。
よく見ると現地の人は高確率でマスクをしているので、現地の人でも耐えきれない大気汚染状態と思ったほうがいい。実際、コロナ対策でもってきたマスクをするとすぐ楽になりました。


▼Nhà Bếp Xưa Restaurant
夕食は評判の良かったもう1つのお店へ。
ここも外国人向けなのだけど、バインセオとミークアンがどちらも美味しかった。
特にバインセオはできの良い広島風お好焼きって味わいでさっぱりしていて非常に日本人向けの味わい。

ミークアン(まぜうどん)
ミークアン(まぜうどん)
バインゼオ
バインゼオ(広島風お好み焼きみたいなの)


▼その後
翌日はチェックインを13時まで遅らせて、空港に直行。
香港乗り換えで深夜3時まで待機するというちょっとした苦行を味わったがなんとか無事に帰国できました。

ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/5/2(金)

▼ダナンへ戻って・・・

帰りは同じバスではなく、ホテルまで迎えに来る乗り合いタクシーを使った。
怒り狂った口コミが溢れていたため、不安でいっぱいだったが、運転手があきらかにスピード出し過ぎなこと以外は時間も大きく遅れることもなく無事にダナンまでついた。

事前の推測通り、乗合タクシーは満員だったので、客が少ないと出発しないのではないかと思われる。こういう営業スタイルだとかなりの確率で予定が狂うので口コミが荒れるのだろう。

部屋の入り口からの写真
Agodaのセールでちょっといい部屋がとれた
ベッドとパウダールームの写真
バスタブもあって良い感じ。ただ騒音が・・・。

ダナンに戻った後は洗濯屋(同じ店)で洗濯と配達をお願いして、ダナン大聖堂方面にバイタクで向かってお土産探し。

ハイランドコーヒーのアイスコーヒー
ベトナムのスタバことハイランドコーヒー

ある程度のあたりをつけて翌日バイクで買いに来ようということで、買い物はほどほどにした。

夕食は2日連続で焼き肉・・・。

焼肉と冷麺(けっこう美味い)

この日はさすがにちょっと疲れていたので比較的ゆっくりした。

ベトナム中部旅日記(ホイアン編 2025/4/27(日)

昨夜は22時位に寝てしまったので、6時前には起きてしまった。
さっそく朝食に近くのフォーのお店へ向かう。


▼Phở Tùng
ホテル近くのPhở Tùngというフォーの店へ向かう。
Google Mapの評価や評価件数(あとこの時間でも開店している)を見てこの店を選んだのだけど、ほどほどの普通のフォーだった。がっかりしたわけではないけど、ハノイの名店に比べるとまだまだかなという印象。

朝食のフォー
朝食のフォー


▼ベトナムの口コミ汚染について
ベトナムではGoogle Mapの評価などの汚染がひどく、口コミ数500件で評価4.9とかは普通にある。当然ながらほとんどの評価を業者から買っているもので、ネットの口コミ評価はほぼ信用できない。もう少し正確に表現すると「口コミを買う程度の営業努力はしているお店」くらいの情報しか得られないと思っていい。
常に混雑しているような有名店で、美味しいと思ったところは3.9-4.8くらいの評価となっており、4.8は明らかに評価を買っているのだけど、良いお店も含まれていたというのが問題を複雑にさせている。
つまり評価4.8以上は不正をしているので、候補から外してしまうという戦術が通用しないので美味しい店を探すためには旅日記や動画で丹念に調べるという地味な作業を行う必要がある。

ホイアンの早朝の街並み
早朝の風景(誰も歩いていない)


▼サイクリング
朝食の後はホテルで自転車を借りてサイクリングに出てみた。
町中のガイドブックに乗っているような観光名所をいくつか回ったのだけど、それほど面白いものではなく、暑すぎてすぐにめげてしまった。
どのくらい暑いかというと、観光の楽しさよりも暑さから受けるダメージのほうが大きいのでRPGで見られる「徐々にヒットポイントが削られていく」ような状況を実際に体験できるくらい暑い。
たまらず事前に調べておいたCafeで休憩することにした。

汚れた河
期待通りの汚さを見せてくれた河


▼Reaching Out Teahouse
Blogなどを調べて評判が良かったカフェに入ってみると、色々説明があって、どうやら耳が聞こえない人で運営されているようだ。
このため、注文は筆記で行い、コミュニケーションも「Water」とか書かれたブロックを見せたりして行う形となっている。
これは現地語が話せない僕のような観光客には却ってありがたいしくみで、気に入ってこの店は再び来ることになる。
注文はコーヒーの飲み比べ3点セットを頼んだが、最初に出てきた冷茶の時点でかなりうまく、暑いからかもしれないがコーヒーより美味かった。
コーヒーも美味しかったのだけど、その時の僕は細かな味の違いを楽しむというよりは冷たくてスッキリするものを求めていたのだと思う。

カフェの席からの風景
カフェの席から
コーヒーのみ比べセット
コーヒーのみ比べ


▼Nhà Hàng Bông Hồng Trắng
少し元気になったので、自転車を駆ってホイアン名物のWhite Roseのお店へ向かう。
WhiteRoseはようするに餃子のバリエーションでしかないのだけど、有名店らしくちょっと期待して待つ。
名物のホワイトローズと揚げワンタンを頂いた。
ホワイトローズはまあ薄皮餃子で、直近が香港だったのでどうしても平凡さを感じてしまう味。揚げワンタンは甘辛い味付けがちょっと苦手だったので、悪くはないが、、、くらいの評価。

揚げワンタン
揚げワンタン
ホワイトローズ
ホワイトローズ


▼アンバンビーチ
食事後はなんとなく自転車を駆っていたら、走っている間は涼しいのでつい興が乗って5kmくらい先にあるアンバンビーチまで行ってしまった。
水着を持ってくればよかった、、、と思ったが海もそこまできれいなわけではないのでだらだらしながら
キンキンに冷えたストロングな味わいのベトナムコーヒーを頂いた。
疲れているとつきぬけるような強い苦みが気持ちよくて、旅の中で飲んだコーヒーの中でもかなりお気に入りの味。

かなり強めのコーヒー
かなり強めのコーヒー
アンバンビーチ
アンバンビーチ


▼谷弥次郎兵衛の墓
鎖国された日本からこの地にいた女のために脱出してきて、ここで亡くなった先人の墓。
文字はほとんど読めないけど、こんな何もかも違う所まで来るくらいの想いがあったんだなとか色々考えてしまう場所ではあった。

お墓。今でもお供えがある。
お墓。今でもお供えがある。


▼日本橋
日本人街に向けてかけられた橋とのこと。
かなり古く、いかにも旧所という雰囲気。観光地の中心にあることもあり、人でいっぱい。
観光名所としてそんなにアガるところではなかったけど、周りの雰囲気も美しいのでホイアンに来ることがあれば一度は訪れてみてもいいかも。

日本橋
日本橋


▼Reaching Out Teahouse(2回目)
暑すぎて、本日2回目の訪問。今回はお茶のセットを頂いた。
これが単体で飲んでいてもすごく雑味のないスッキリとした味わいで素晴らしかった。
思わず茶葉をお土産で買ってしまった。

このお茶は美味しい
このお茶は美味しい


▼Quán Cao Lầu Thanh
カオラウというまぜ麺の有名店。
中途半端な時間にいったのでお客は僕だけだったが、かなり美味かった。
茹でたての麺がもちもちしていて、まさに出来立ての味。
チャーシュー的なものも適度な油っこさがあり、野菜やチャーシューと一緒に油そばっぽいタレと混ぜて食べると絶妙な味わい。
最初はまぜ麺というのに疑問があったが、やはり有名店は違うというのを見せつけられた。

カオラウ(まぜうどん)
カオラウ


▼サーカス
竹サーカスというのが紹介されていたので予約して行ってみた。
今回の旅のコンセプトとして「普段しないことをする」というのがあり、ビーチやホテルでスローライフ的な過ごし方をしたりするつもりなのだけど
その1つとして普段行かないサーカスを見てみよう!と思い立って行ってみた。
(まあ退屈しそうというのもあったけど)
以前に石垣島へ行ったときにシュノーケリングをして、40超えてから新しい楽しみを見つけたのだけど、もう少し若いときからこういう楽しみを知っていればよかったと思ってしまったことがあり、何事も1回くらい経験しておこうというチャレンジの心から行ってみた。
結論としては10分くらいは楽しんで見てたけど、残り1時間くらいは帰りたい気分だったので、サーカスに関しては失敗に終わった。
まあ今までろくに興味持たないものが楽しいことって、そうないですよね。。。
周りはすごい盛り上がっていたので、ザ・日本人として付和雷同的に盛り上がって合わせるのが苦痛だった。。。

サーカス小屋
サーカス小屋
入口のオブジェ
入口のオブジェ
舞台(開演前)
舞台(開演前)


▼ホイアンの夜
ホテルまでの帰りを自転車を漕いでいると、提灯に街中が照らされて、明かりの灯ったボートが川を埋め尽くしており、これがホイアンの本当の魅力なんだなと思わせる
美しい夜景が広がっていた。
人の数も昼よりも多く、この夜の風景を楽しむためにみんなこの街にやってくるのだというのが良く分かった。ホイアンは夜の町!

ホイアンの夜
ホイアンの夜

ベトナム中部旅日記(フエ編) 2025/5/1(木)


▼ホテルの朝食
ホテルの朝食はビュッフェではなく、注文式のアラカルト。
ブンボーフエとエッグベネディクトという意味不明な注文をしてしまった。
エッグベネディクトってちょっと特別感があってつい注文してしませんか?


▼カイディン帝陵
今日は郊外にある帝陵を巡る予定で、まずはもっとも人気の有りそうなカイディン帝陵へ向かった。
ホテルで借りた電気バイクを使ったのだけど、最短経路でもざっくり10km程度あったのである程度運転に慣れた人じゃないとキツイと思う。
バイクで走っていると涼しいのでその点は快適です。
カイディン帝陵はこの後で訪れた場所よりも荘厳な雰囲気をたたえていて、フエ観光のハイライトに挙げる人が多いのも納得の場所でした。

頂上にある帝陵の建物画像
頂上にある帝陵
中に安置されている像
中に安置されている像
頂上からの風景
頂上からの風景


▼ミンマン帝陵
ここは直線型になっていて、池の中に浮かんでいるような構造だった。
それなりに興味深いところだったけど、カイディン帝陵と比べるとやはりインパクトに欠けるところは否めないので順番的な問題で採点が辛くなってしまう。

ミンマン帝陵の風景(池の中)
池に囲まれた形をしている


▼道に迷う
その後はトゥドゥック帝陵に行くつもりだったのだけど、思い切り迷ってしまって逆方向にバイクを走らせてしまった。
この点だけを捉えると失敗なのだけど、おかげで観光地ではないなにもないベトナムの田舎の風景を走ることが出来てこちらのほうが実は楽しめた。

何もない田んぼの風景がすごく良かった
何もない田んぼの風景がすごく良かった
翻訳する前の画像
何か気になったので翻訳してみた
やはり共産主義っぽいプロパガンダだった
やはり共産主義っぽいプロパガンダだった
痩せてる牛の画像
東南アジアっぽい牛(痩せてる)


▼トゥドゥック帝陵
軌道修正してトゥドゥック帝陵へたどり着いた。
3つ目ともなると正直このテイストに飽きていることは否めず、結構な人がいて人気であることは伺えたが、地獄のような暑さにそろそろこの郊外観光は自分の中ではゲームセットという気分になっていたので、あまり時間をかけずに立ち去った。
ちなみにすぐ近くにあるDong Khanhの帝陵のほうが人がいなくて静寂な雰囲気が味わえるのでこちらのほうが好みでした。
おそらくこちらのほうが歴史的に重要とか色々と違いがあるのだろうけど、その違いがわからないし日本人的には静寂な神社的な雰囲気のある後者のほうが好みでした。

静かな道の画像
Dong Khanhの近くの静かな道
Dong Khanh
Dong Khanh


▼Cơm hến Hoa Đông
旅行前に調べていたらこのアサリ飯(フエの郷土料理)の店が激ウマらしいのでせっかくのバイクを活かすために訪れてみる。
場所が川中島みたいなところにあるのだけど、出入り口が1つしかなく、橋も自動車がすれ違えない狭さなので
交通的には辺鄙なところにこの店はあるのだけど、この店だけバイクが大量に泊まっているので食べる前からただならぬものを感じた。
意思の疎通は手間取ったが、アサリ飯(貝の出汁をぶっかける)がさすがの出来て、特に貝の出汁が濃厚で今まで食べたことのない旨さの出汁だった。
こりゃ人気になるわ・・・。

シジミご飯(すごい美味しい)
シジミご飯(すごい美味しい)


▼Bà Gái
ブンボーフエの名店。Google Mapの口コミは汚染されておらず、3.9。
14時過ぎという中途半端な時間だが、店内は満員だった。
ホテルで食べたものよりもスープに深みがあって、美味しい。
その後はホテルに戻ってプールで体を冷やしたあと、飽きるまでバイクでフエの町の周辺を走り回った。
結局バイクで走るのがいろんな風景が見れるし一番楽しいのじゃないか?
夕食はベトナム料理に飽きてきたので、韓国焼き肉のお店で焼き肉を食べた。
(一人できているのは私だけだったので、けっこう変な人だな〜って目で見られた)

ブンボーフエの名店
ブンボーフエの名店
ブンボーフエの画像
この頃はもう食中毒を恐れずに生野菜を食べまくっていた。