昨夜は22時位に寝てしまったので、6時前には起きてしまった。 さっそく朝食に近くのフォーのお店へ向かう。
▼Phở Tùng ホテル近くのPhở Tùngというフォーの店へ向かう。 Google Mapの評価や評価件数(あとこの時間でも開店している)を見てこの店を選んだのだけど、ほどほどの普通のフォーだった。がっかりしたわけではないけど、ハノイの名店に比べるとまだまだかなという印象。
朝食のフォー
▼ベトナムの口コミ汚染について ベトナムではGoogle Mapの評価などの汚染がひどく、口コミ数500件で評価4.9とかは普通にある。当然ながらほとんどの評価を業者から買っているもので、ネットの口コミ評価はほぼ信用できない。もう少し正確に表現すると「口コミを買う程度の営業努力はしているお店」くらいの情報しか得られないと思っていい。 常に混雑しているような有名店で、美味しいと思ったところは3.9-4.8くらいの評価となっており、4.8は明らかに評価を買っているのだけど、良いお店も含まれていたというのが問題を複雑にさせている。 つまり評価4.8以上は不正をしているので、候補から外してしまうという戦術が通用しないので美味しい店を探すためには旅日記や動画で丹念に調べるという地味な作業を行う必要がある。
早朝の風景(誰も歩いていない)
▼サイクリング 朝食の後はホテルで自転車を借りてサイクリングに出てみた。 町中のガイドブックに乗っているような観光名所をいくつか回ったのだけど、それほど面白いものではなく、暑すぎてすぐにめげてしまった。 どのくらい暑いかというと、観光の楽しさよりも暑さから受けるダメージのほうが大きいのでRPGで見られる「徐々にヒットポイントが削られていく」ような状況を実際に体験できるくらい暑い。 たまらず事前に調べておいたCafeで休憩することにした。
期待通りの汚さを見せてくれた河
▼Reaching Out Teahouse Blogなどを調べて評判が良かったカフェに入ってみると、色々説明があって、どうやら耳が聞こえない人で運営されているようだ。 このため、注文は筆記で行い、コミュニケーションも「Water」とか書かれたブロックを見せたりして行う形となっている。 これは現地語が話せない僕のような観光客には却ってありがたいしくみで、気に入ってこの店は再び来ることになる。 注文はコーヒーの飲み比べ3点セットを頼んだが、最初に出てきた冷茶の時点でかなりうまく、暑いからかもしれないがコーヒーより美味かった。 コーヒーも美味しかったのだけど、その時の僕は細かな味の違いを楽しむというよりは冷たくてスッキリするものを求めていたのだと思う。
カフェの席から
コーヒーのみ比べ
▼Nhà Hàng Bông Hồng Trắng 少し元気になったので、自転車を駆ってホイアン名物のWhite Roseのお店へ向かう。 WhiteRoseはようするに餃子のバリエーションでしかないのだけど、有名店らしくちょっと期待して待つ。 名物のホワイトローズと揚げワンタンを頂いた。 ホワイトローズはまあ薄皮餃子で、直近が香港だったのでどうしても平凡さを感じてしまう味。揚げワンタンは甘辛い味付けがちょっと苦手だったので、悪くはないが、、、くらいの評価。
揚げワンタン
ホワイトローズ
▼アンバンビーチ 食事後はなんとなく自転車を駆っていたら、走っている間は涼しいのでつい興が乗って5kmくらい先にあるアンバンビーチまで行ってしまった。 水着を持ってくればよかった、、、と思ったが海もそこまできれいなわけではないのでだらだらしながら キンキンに冷えたストロングな味わいのベトナムコーヒーを頂いた。 疲れているとつきぬけるような強い苦みが気持ちよくて、旅の中で飲んだコーヒーの中でもかなりお気に入りの味。
かなり強めのコーヒー
アンバンビーチ
▼谷弥次郎兵衛の墓 鎖国された日本からこの地にいた女のために脱出してきて、ここで亡くなった先人の墓。 文字はほとんど読めないけど、こんな何もかも違う所まで来るくらいの想いがあったんだなとか色々考えてしまう場所ではあった。
お墓。今でもお供えがある。
▼日本橋 日本人街に向けてかけられた橋とのこと。 かなり古く、いかにも旧所という雰囲気。観光地の中心にあることもあり、人でいっぱい。 観光名所としてそんなにアガるところではなかったけど、周りの雰囲気も美しいのでホイアンに来ることがあれば一度は訪れてみてもいいかも。
日本橋
▼Reaching Out Teahouse(2回目) 暑すぎて、本日2回目の訪問。今回はお茶のセットを頂いた。 これが単体で飲んでいてもすごく雑味のないスッキリとした味わいで素晴らしかった。 思わず茶葉をお土産で買ってしまった。
このお茶は美味しい
▼Quán Cao Lầu Thanh カオラウというまぜ麺の有名店。 中途半端な時間にいったのでお客は僕だけだったが、かなり美味かった。 茹でたての麺がもちもちしていて、まさに出来立ての味。 チャーシュー的なものも適度な油っこさがあり、野菜やチャーシューと一緒に油そばっぽいタレと混ぜて食べると絶妙な味わい。 最初はまぜ麺というのに疑問があったが、やはり有名店は違うというのを見せつけられた。
カオラウ
▼サーカス 竹サーカスというのが紹介されていたので予約して行ってみた。 今回の旅のコンセプトとして「普段しないことをする」というのがあり、ビーチやホテルでスローライフ的な過ごし方をしたりするつもりなのだけど その1つとして普段行かないサーカスを見てみよう!と思い立って行ってみた。 (まあ退屈しそうというのもあったけど) 以前に石垣島へ行ったときにシュノーケリングをして、40超えてから新しい楽しみを見つけたのだけど、もう少し若いときからこういう楽しみを知っていればよかったと思ってしまったことがあり、何事も1回くらい経験しておこうというチャレンジの心から行ってみた。 結論としては10分くらいは楽しんで見てたけど、残り1時間くらいは帰りたい気分だったので、サーカスに関しては失敗に終わった。 まあ今までろくに興味持たないものが楽しいことって、そうないですよね。。。 周りはすごい盛り上がっていたので、ザ・日本人として付和雷同的に盛り上がって合わせるのが苦痛だった。。。
サーカス小屋
入口のオブジェ
舞台(開演前)
▼ホイアンの夜 ホテルまでの帰りを自転車を漕いでいると、提灯に街中が照らされて、明かりの灯ったボートが川を埋め尽くしており、これがホイアンの本当の魅力なんだなと思わせる 美しい夜景が広がっていた。 人の数も昼よりも多く、この夜の風景を楽しむためにみんなこの街にやってくるのだというのが良く分かった。ホイアンは夜の町!
ホイアンの夜