Paris&Belugium日記 その9

 

3/10(木)

今日はレンタカーでドライブの日。

とはいってもブリュッセルは交通量も多くて怖いので

郊外のブルッヘまで電車で行って、そこでレンタカーを借りる予定にしていた。

駅からレンタカーの店まで歩いていると、別荘地に使われているのか

日本では豪邸といっておいい立派な家が立ち並んでいる。

Bruggeの住宅地
Bruggeの住宅地

そんな中をアジア系の我々が歩いているとそれだけで怪しいので捕まりそうだね、といったことを

ぶるぼんと話していた。よく考えるとこの国はかなりお金持ちなのか、クルマもAudiやらBMWやら

出たばかりのアルファロメオ・ジュリエッタなどがバンバン見かける。

あとでGDPなどを調べて分かったことなのだけど、一人あたりのGDPは日本よりもはっきりと上だった。

レンタカー屋さんでルノーのディーゼルを借りて走りだす。

希望のFiat500がなかったのが残念だけどまあしかたがない。

いつもと違って車高の高い車が逆に新鮮で、遠くまで見渡せる。

なれない異国の左ハンドルなので、この車が結果的には良かったのかもしれない。

ぶるぼん曰くすごくうトルクフル!

なのでギアチェンジを

ちょっとくらいサボってもいいので楽に運転できるとのこと。

とりあえず大西洋(北海だけど)が大きな目的のひとつなので海沿いのリゾートである

Knokkeまで向かう。今回はスマートフォンがあるので、前にモン・サン・ミッシェルへ

行く時に迷って地獄のように同じ所をグルグル回り続けたことを思えば嘘のように

あっさりと辿り着くことができた。

Knokke 2 Knokke 1

パーキング・メーターの前で駐車して海外沿いを歩くとすぐに砂浜が見えた。

思えば遠くまで来たもんだ・・・。という感慨に浸ることができたけど実際に見た

北海はかなり遠浅の海なので茶色くて微妙な海だった・・・。

だけど同じ海でも香りやそこに見える風景、行き交う人々といった五感で感じる全てが

自分の記憶にある海とは異なっていてしばらく岸壁に腰を下ろしてゆっくりとした時間を

感じながらずっと海や海岸沿いの風景を眺める。

特に有名な観光地があるところじゃなかったけれど

こういったゆっくりとした気分になれるところで違う世界を眺めているのがたまらなく楽しい。

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北海
北海

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Knokkeの後は海岸沿いをずっと進んでフランスの方へ向かい、飽きてきたら内陸によって

ブルッヘからぐるっと南に回りこんでガイドブックで運河がキレイだと載っていたDammmeへ向かう。

ちょっとオランダ風の運河のある風景が広がっていてどこまでも続く一直線の運河と街路樹が

続いていく風景がすばらしかた。

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Damme
Damme

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お昼ご飯はDammeでオムレツを食べた。オムレツは日本風のいわゆるふわとろのやつではなくて

こっちのはカチカチにウェルダンになっているのが特徴的だった。

これはこれでおいしく感じたことと、量がちょうどいいこともあって

その後はオムレツ食いまくりになるのでした。

クルマを返した後ブルッヘの観光をしようかと思ったけどぶるぼんが疲労困憊になっていたので

そのまま帰った。さすがに異国での初めての左ハンドル右シフト右側通行は応えたみたいだ。

夕食はホテルそばのファミレスちっくなお店でステーキを食べた。

お肉はとても美味しかったのだけど、一緒に飲んだベルギービールが

酸っぱいことにびっくりした。、あともう一つの特徴はみんなゴキュゴキュのまないで

ちびちびと一杯を舐めるように時間をかけて飲んでいることだった。

ビールの飲み方一つとってもお国柄が出るものなのだろうか。

Paris&Belugium日記 その8

8/10(水)
今日はブリュッセルへ戻る日。
ホテルを後にして北駅前のカフェで朝食。もう慣れつつあるけど
相変わらずうますぎる。
昼過ぎにブリュッセルに着く列車に乗り込む。
明日のレンタカー予約を印刷していないことに気づいて、社内のWi-FiからiPadで
ホテルにメールを送り、予約情報を印刷してくれるように依頼した。
前回のParis行きで迷わないようにキンコーズで地図を印刷していたことを
考えると恐ろしい進歩というか、バナナの生ゴミで飛行する自動車はないけど
確実に21世紀なんだなあと思ったりした。
(子供の頃は21世紀はクルマが空をとぶくらいのことを信じていた・・・)

ブリュッセルについたら、ホテルにとりあえず荷物を置く。
Metropoleというホテルで地下鉄のすぐそば。19世紀風のクラシカルな内装で
自分でドアを閉めるような旧式のエレベーターなどが雰囲気を出しているので
なかなかよかった。
内装やアンティークなエレベーターを眺めいたのだけどぶるぼんが
「うわ、三次元にメイドさんがいる!」(注・発言そのまま)とホテルのメイド服を着た
従業員を見かけて叫びだすので
ワーテルローのライオン像の基礎として生き埋めにしてやろうかと思ったことしか覚えていない。

ホテルに荷物をおいた後は王立美術館へ。
ブリューゲルが幾つかあるのが目玉なのだけれど、ウィーンの美術史美術館のほうが
バベルの塔もあるので古典的な作品が苦手なこともあってそこそこの評価。
屋台のベルギーワッフルを食べながら西洋名物フレーバー緑茶の店を覗いたり
おみやげ用のチョコを調達したりした。
チョコの値段は結構高いな、という印象だったのだけど日本で買うと1個で
ジャンプ一冊より高いという事実を知ったのは帰国してかなり経ってからなのでした。

グラン・プラスという広場が観光の中心地となっていて、昔のギルド後や旧市街の雰囲気
が残っている一角になっていて確かに美しい。
しかしParisのように街全体でコンセプトがあるような構築はされていないため、1-2ブロック
ずれてしまうとあっという間に近代的なビルや建物入り乱れていて、Parisを見た後の
身としてはコメントが難しい感想となってしまった。
まあParisが異常なだけで本来はこちらのほうが標準的な街並みなのかもしれない。

夕食は運河跡の地域でシーフードのお店へ。
オマール海老のウィスキーソースを注文したのだけど、ちょっとソースが失敗した。
ぶるぼんはオーソドックスなガーリックソースで美味しかったと言っていたので
やはりトリッキーな選択をするべきではなかったのかも・・・。

Paris&Belugium日記 その7

8/9 (火)

今日は実質的にParis最後の日。
まずはモンマルトルに向かう。
ここはParisの中で唯一といってもいいような、「いかにも」な観光地だった。
参道とッ表現したくなるような道を登ってサンクレール寺院に向かうと、両サイドに
日本の観光地にあるような土産物屋が軒を連ねていたり、ダサいお土産が売っていたり、露天が立ち並んでいたり
といった、ちょっとダメな和風テイストを感じる観光地だった。
ここはParisの中ではかなり高い場所にあるので、短い距離だけどケーブルカーもあったりする。
これに乗らないと長い階段を気合入れて登らないといけないのだけど、元気な人はそのほうが
おもしろいかも。

サンクレール寺院はそんなにおもしろいところではないのだけど、やっぱり高い場所だけあって
上からの眺望は素晴らしい。
北側からParisをまさに一望することが出来て、ラ・デファンスの高層ビル群まで視界に入る。
高いモニュメントはほとんどないので、そういう意味でここは名所になっているのかも。

裏手に歩いて行くとあっという間に人通りは減って、いつものシャレオツでありつつも
ちょっと緑の多い郊外的な雰囲気をもった街が広がっていた。
木陰の下にカフェがいくつか並んでいる風景を眺めていたらなんて贅沢な世界なんだろうと
思って、ぶるぼんと二人でいちいちシャレオツすぎるというか、まったく隙がないなこの街は
と話し合った。
その後最寄りの地下鉄にのって、マレ地区でお昼ごはん。
ぶるぼんはハンバーガーで、私は魚を食べた。
ちなみに魚はまずかった・・・。

今回はレストランに気後れせずにどんどん入ってみたのだけど、日本のシャレオツカフェのように
黒板にメニューが書いてあるのだけど当然ながらなにかわからない。
写真付きのメニューになれた日本人からすると2つの大きなハードルがある
まずどんな料理かわからない、そして量がわからない。
この二つのハードルがあるので英語表記もちょっとはあるところを狙うのだけど
それでもちょっと難しかった・・・。

食後は自転車で左岸側をぐるぐると回ってカルティエ・ラタンのほうにパンテオンを見に行った。
中はまさに大聖堂といった趣で天井から吊り下がった金属球を使った大仕掛けの時計に
圧倒される。よくこんな時代にこんな大仕掛をつくれたもんだ・・。
パンテオンはParisの中でもかなり大きな建造物で、地下墓地も楽しめるので
隠れたオススメスポットにしておきます。ちょっと交通の便が悪いけど。

Paris&Belugium日記 その5

8/8 (月)街を自転車で駆け抜けてお買い物

今日はまずスーパーに行って水やら生活品を取り揃えることにする。
Sebastpol通りを北に少し行ったところにMonoprix(シャレオツなスーパー)があるみたいなので
そこまで自転車(Verib)で行った。MonoPrixは洒落たお店なので楽しみだったのだけど
お店によって品揃えに違いがあるようで、楽しみにしていた惣菜コーナーなどは
なくてそのへんの普通のスーパー的な品揃えだったのが残念。
雑貨などは多かったのだけど、肝心の食料品の充実度がいまいちだった。
水やらRedBullやらおみやげのお菓子などを買いあさって、となりのカフェで朝食。
フレンチブレークファーストと書いてあったのでそれを頼んだらいわゆる
モーニング的なものが出てきた。内容は以下のとおり。
・コーヒー
・オレンジジュース
・クロワッサン
・バゲット的なパン
この構成は鉄板らしく、他の店でも同じ構成だったので日本で言うモーニング?
的なものなのかも。
雨が降ってきたのですぐそばの店というかなりテキトーな店選びだったのに
コーヒーとパンのうまさが尋常ではない。やはりこの街は侮れない。

朝食をとっている間に降っていた雨もやんだので、opera北のプランタンへお買い物へ行く。
前回は親を連れていたのでなかなか買い物を楽しむとはいかなかったけれど
ぶるぼんと一緒なので思う存分服を見てまわることが出来た。

・いろいろ安いことについて

とにかく安い。マリアージュフレールとか4掛け以下で買える。
リモワのトランクが400ユーロで免税還付があることを考えると半額以下。
服はそれほど値段が変わらないものもあったけれどざっくりといえば
輸入品が半額で手にはいる。そりゃみんな買い物するよね・・・。
この値段ならボロいスポーツバッグで来て現地でリモワのトランク調達したがほうが
幸せになれるのではないか、ということに気づいて次回の宿題にする。

プランタンではおみやげなどを買い込んで、いったんホテルに戻ることにした。
補足ですが、プランタンの屋上はカフェになっていて、かなりの絶景が楽しめるので一度
行ってみることをオススメします。

午後はパサージュというガラス屋根のついた商店街跡地を探したのだけど、前回は
絶賛したレンタル自転車が完全に麻痺していた。
借りるのは簡単なのだけど、台数が多すぎるのか止めるためのスペースが開いてなくて
目的の場所についたのにステーションが自転車で埋まっていて止められないという事態に
遭遇した。
空いていれば便利な乗り物なのだけど、乗っている人が少ないのか止めることが困難なので
パリ滞在の後半になるに従って使うのが嫌になってきた・・・。
これからParisに行く人は注意したほうがいいかもしれない。

パサージュは予想と違ってかなり寂れていたのであまり感想がなく
ぶるぼんが「湯音ちゃんどこぉ?」とか言いだすのでオベリスクの下に生き埋めに
してやろうかと思ったことしか覚えていない。

その後は前回の旅の時にも買ったマレのヴォージュ広場横の香水屋さんでお買い物を
した後、バスチーユの方向へ買い物をしながら散歩をした。
SaintPaul側のMonoPrixは惣菜が素晴らしい充実ぶりで今のところ最高だったOperaと
同じくらいのレベル。周りにその他の惣菜屋も充実しているのでバスチーユ~SaintPaul間が
一番食べ物を買うのにはアツいとおもいます。

前回も買い物をした中華屋やパン屋で買い物をして、ホテルにタクシーで戻って
夕食。
よく考えたら12時間くらい連続で遊んでいるので普通にやつれてきた・・・。
だって21時過ぎても明るいんだもん・・・。

Paris&Belugium日記 その4

当然凱旋門を登る気力はないので、近くのカフェでランチを頂く。
自転車でParisを横断して疲れていたので、ガッツリお肉を食べたのだけどやはりレベルが高い。
単においしいだけでなく太陽光の下でご飯を食べるとそれだけでプラス補正がかかるので
日本でもやりたいのだけど、日本だとどうしても湿度が高いから無理があるんでしょうね。

その後も自転車にのってパリを縦断することにしていたのだけど、途中で気づいたのは
8月はバカンスシーズンなので以前に来た時よりもうんと道が空いている。
ほぼ街中で渋滞というものがなかった。自転車は基本的に車道を走らないといけないので
クルマが多いと怖い。なので道路が空いているほうが安心して走れるので
気候のあたたかさもあって自転車でParisを楽しむなら8月がベストなのかもしれない。

Parisの住人がバカンスに出かけているせいで道路は空いているけど逆に外の地域からバカンスに
やってくる人はものすごく多いので、観光地は人でごったがえしていた。
ノートルダム寺院も前回来たときは並んだ記憶なんて無いのに数百人はならんでいる・・・。
大型の観光バスもガンガン走っていて有名なスポットは観光客で溢れかえっていた。
なので、後述する理由も含めてやはり9月のシルバーウィークあたりがベストシーズンなのかも・・。

ずっと走っているとさすがに自転車に疲れてきたので美術館をめぐることに。
たまたま美術館が無料の日だったのでまずはオルセーにいくことにした。
無料ということもあって、恐ろしい人だかりだったけれどチケットを買う列がないので
却って早く入れた。
私は2回目だったので、ぶるぼんを案内しながらオルセーを観たのだけど
今回は改修工事中で、目玉の3階の印象派有名作品オンパレードがほとんど
見れなくて残念だった。超有名作品はムーラン・ド・ラ・ギャレットくらいしか
なくて、ゴッホやモネがほとんど見れなかった。
数年は工事中ということなので、終わってからまた観に来よう。いつかきっと。

無料日なので次はポンビドゥーセンターに行く。
建物自体がすごくて、屋上からは街が一望できるのだけど現代美術は苦手なので
そこまで楽しめなかった。
ポンビドゥーセンターが終わったらふたりとも力尽きて、近くのスーパーで
ドリンクを買いあさってホテルまで戻る。
軽く昼寝して近所のレストランでご飯を食べたけどすげえまずかったので
あまり思い出したくない・・・。
1日目から疲労困憊。若者のぶるぼんの体力にあわせると
ふらふらになってしまうことがわかった。

Paris&Belugium日記 その3

8/7 (日)


翌日は駅で適当にパンを買って、thalysという新幹線でParisへ向かう。
BrusselsからParisまでは300km/h区間なので、1時間半程度で到着。
海外だと1等車でも値段がそれほど変わらないので、一等車を満喫した。
WiFiが使えるので、そのままiPADでTwitterに書きこみながらハイテクな旅行を満喫。
しかし最初のParisに行った2007年と比べても隔世の感があるくらい
ネットワークは進化している。4年前はキンコーズで印刷したGoogleMapとガイドだけが
頼りだったのに今はWifiとスマートフォンがどこでも使える。
ITインフラの進化ってすごいですね。
到着まで特に大きな街もなく、平坦な欧州の景色を眺めているとあっという間にNord駅。
それまで疲れだったのか、4度目の欧州だったからなのかそれほど盛り上がっていなかったのだけど
やはりParisは特別な街、駅の時点でシャレオツ度が沸点に達している。
とりあえずタクシーを捕まえてホテルに荷物を預けて自転車で街を散策。
今回のホテルはLes Hallesの東、ポンビドゥーセンターとの間くらいの
Citadinesにした。ここはキッチンもちゃんとあるし部屋も二部屋に分かれるのでおすすめ。
さっそくホテルまでの自転車をレンタルして、ルーブル前からopera、プランタンといった
よく知ってる道を抜けてみた。
前回は両親を引率していたので、実際にはほとんど使わなかったのだけど
欧州のからっとした夏の空気を浴びながらParisを駆け抜けるのは最高の気分だった。
ルーブルの荘厳な建物やオペラ通りに入った所で見えるオペラ・ガルニエ、視界の端々に
Parisのランドマークが広がる中のサイクリングは一瞬一瞬を切り取っておきたいくらい
素晴らしい体験だった。
出発前からわかっていたことだけど、日曜日だったのでお店の開店状況は全滅に近い。
なので割りきってサイクリングを楽しむことにしてとりあえずエトワール凱旋門まで。
実は前回バスで通っただけだったので、じっくりと見てみたかった。
すぐそばで見た凱旋門は半端無くデカイ。そして高い。よくこれだけのものが作れたものだと
思ってしまう。歴史を紐解くと、ナポレオンがアウステルリッツの大勝利を記念して
建造し始めたものとのこと。世界的なランドマークなだけあってスケール感も美しさも
付け入る隙がなかった。あと中から見えるシャンゼリゼ通りの見惚れる美しさも。

Paris&Belugium日記 その2

8/6 (土) 関空からブリュッセルへ

飛行機は欧州便なので長時間座席に押し込められるので
苦痛極まりないのだけど、回を重ねるごとに学習して今回は
iPadで電子書籍を読んでいたりしたので
それほど苦痛ではなかった。
スキポール空港で入国審査を抜けてブリュッセル行きの飛行機までは
少し時間があったので電化製品のお店を
覗いたららソニー・エリクソンのPS携帯が売っていた。お値段は549ユーロ。
この時点では日本で手に入らなかったのでつい手が伸びそうになったけれど
さすがに持って帰っても使いどころが無いので写真だけにしてあきらめる。

ブリュッセル空港に到着して、そのまま電車でブリュッセル南駅へ。
翌日はすぐにParisへ行くので、ホテルは南駅に隣接したホテルを予約しておいた。
ホテルに荷物を置いて街へ食事に。
ブリュッセルの第一印象はホームレスとかが多くて非常に嫌の予感のする街。
観光客が入りやすいような店が南駅にはまったく無かったのと
時差でヘロヘロになっていたので駅の売店で適当にピザやサラダを買う。
ちなみにまずかった・・・。
部屋はかなり洒落た感じだったのであんまり不満はないのだけど
ぶるぼんのいびきが不調のディーゼルエンジンみたいだったので
窓から逆さ吊りにしてやろうかと思ったことしか覚えてない。

Paris&Belugium日記 その1

Paris&Belugium日記

旅の計画

登場人物

くもざる:とっても真面目なのだけど、就職氷河期と世渡りの下手さが
裏目に出る底辺の派遣社員。お客さんの無茶な要求にストレス死寸前の
とってもかわいそうなIT技術者

ぶるぼん:やんごとなき生まれの大手通信会社社員。ふだんは電話一本で
くもざるを呼びつけて怒鳴り散らしたり、金曜日の午後5時にメール一本で
この入札資料月曜の朝9時までに送れやみたいな無茶を要求するパワハラ人間。

今年の夏休みはぶるぼんとパリとベルギーへ向かう。
行き先については、まず休みが決定してから関空発のヨーロッパ行きの便が
KLMのスキポールしかなかったので、そこからのトランジットで行きたい場所を
探したのだけど、パリは行けなかった。UKも全滅に近かった。そこで隣国の
ブリュッセルにしたら飛行機代が

22万→14万となった。
安い席のキャンセルが出たのだと思い、それならトランジットはなしにしたら
もっと安くなるのでは?と思い単なるスキポール直行にしたら

22万。

あれ、、、いろいろ試行錯誤した結果、以下の結論となった。

直行よりも余分にブリュッセルまで乗ったほうが8万安くなる。

航空券って、不思議ですね・・・。

ぶるぼんは同じ仕事をしているだけあって、ITにも強く、事前の準備や
役割分担が非常に楽だった。仕事が暇になっているわけではないので
遊び用のiPadと仕事用のノートPCをもっていくことにする。
飛行機は関空→スキポール空港→ブリュッセルで航空会社はKLM。
少し広めのプレミアムエコノミーにして、最前部の席をWeb上で選択できるので
かなり楽ちんな飛行機となった。
これが毎回取れるならビジネスとか要らないと思います。