イタリア旅日記 2018年10月11日(木曜日)

本当はボルゲーゼ美術館へ行くつもりだったのだけど、予定変更してサンピエトロ大聖堂に向かう。
朝一だと1時間も待たないくらいで入場できた。基本的に待ち時間はセキュリティチェックの時間なのでもし大聖堂だけを見るのなら朝一がおススメです。帰る頃には3時間待ちとか絶望的な表記になっていました。

朝だと空いてる

サンピエトロ大聖堂は昔の記憶そのまま、僕たちの思い浮かべる魔王城そのものといった変わりなき威容をたたえていた。
ヨーロッパのお金のかかった大聖堂はたくさん見てきたのだけど、やはりここだけは別格に金がかかっているというか、これほど贅を尽くした建築物って他にない気がする。

前回は親が体調を崩してゆっくりと見れなかったので、今回はピエタをはじめとする展示物をゆっくりと時間をかけてみる。
今から思い出すとやはりローマではフォノロマーノと並ぶトップの体験だった。
特にピエタは彫刻に今まで感じ入ったことのない私でもいつまでも見つめていたくなるような魔力のような強烈な誘因力をもった不思議な存在だった。
地下の宝物館にレプリカ?があったのだけど、そちらには特に感じ入るものがなく、いつも通りだったでやはり何かが違う。

ピエタ
ペテロ像
入り口前
中はこんな感じ
天蓋
すぐに鬼行列になる

昼食の後は国立近代美術館と、バルベリーニ美術館をはしごして夕食。
初日に向かった近所のイタリアンを再訪。やはりボンゴレビアンコのうまさが際立っている。

チェーザレ・ボルジア

翌日はEatalyでお土産かったりしたのだけど特筆すべきところはないのでこの旅行記はおしまい。
イタリアの感想としては相変わらず住んでいる人はクズみたいなやつが多いのだけど、観光としてはやはりこの国を超えるものは中々ないのでは?というくらい観光資源が充実している国でした。
なので最初に観光旅行いくならどこがいい?と聞かれることがあればやはり一番手くらいに挙げてしまうと思います。