UK旅日記 2016/9/23~24

2016/9/23 金曜日

大英博物館

ここも無料。超でかい博物館で、回り切れないってイメージを持っているかもしれませんが
古代のものが多くて、しかもデカ物が多いので実際には半日もあれば主だった展示物はゆっくりと見て回れます。

エジプトをはじめとする中近東の古代史の遺物がメインなのでそのあたりに興味があれば最高に楽しいと思う。

ミイラとかロゼッタストーンとかいろいろ有名なものがあるのだけど、あまり古代史に詳しくないので
世間の評判ほどには盛り上がらなかった・・・。

ちなみに植民地から根こそぎ価値のあるものを略奪したんだな~ってことだけは嫌というほど伝わってきて何とも言えないモヤモヤした気分になることは間違いない。

※入口

 

 

 

※ロゼッタストーン、この物体そのものにそれほど興味がないので惹かれなかった・・・

※AoE!!!

夕食はお友達紹介のタパスのお店へ向かってSOHOへ。この店が大当たりで料理の技術という観点では今までもっともよいお店だった。

※舌平目って日本人目線だとあまりおいしい魚ではないのだけど、これはモノが違った。新鮮で身のぷりぷり感が半端なく、先入観でまずいと思っていたのを謝ってしまうくらいの出来。

※タコもうまい。どの食材も新鮮。

※しし唐も味が濃くて素材の出来がいい

※生ハムはマドリード並にうまい

※ラーメンはそのへんのチェーンのラーメン屋を凌駕するうまさだが、値段が倍以上する。

2016/9/24 土曜日

大英図書館
あまり目立たないかもしれないが、展示コーナーがあって、グーテンベルク聖書とかマグナカルタとか歴史そのものみたいな貴重書が見られるので個人的には大英図書館よりもテンションが上がるところだった。普通の図書館でもあるのであまり観光地っぽくないのだけどここはおススメである。
あと英語なのである程度読めるところも素晴らしい。
ちなみに日本語だと江戸時代ですら解読困難なのに英語だとある程度読めてしまうのはあまり文法や単語が変化しなかったからなのだろうか。ちなみに筆記体だと達筆すぎて読めないのは日本語と同じで、印刷物だと読める。

※昼飯に食った謎のBento

※夜に頂いたポーランド料理。キノコソースが抜群

※コンサート会場(Royal albert hall)

※前のほうの席がなんとか取れたので視覚的にも楽しめた。曲目はVerdiのRequiem

それにしても会場が豪華すぎる。

UK旅日記 2016/9/22 木曜日

今日は予約しておいたバッキンガム宮殿へ。
これまでの遺跡の一つとしての宮殿ではなく、ここは現役で使われている宮殿なのだけど
夏の間は主人がいないので観光のために開放されている。
一番大きな違いは絨毯や椅子生地などが色あせていない。
他の宮殿は昔のままをなるべく残すということもあるのだろうか、経年劣化で色あせていることが多いのだけど
ここはそういったことがなくて鮮やかなままだった。
ここを見たことで今までみた宮殿も本来はこういう鮮やかな色合いだったのかなと思わせられる。

ちなみにこの観光収入が王室の重要なお小遣いになっているそうです。
そういう意味では日本でも解放されていれば御所とかに入ってみたいぞ。

※中庭からのアングル

ロンドン塔

こちらも有名どころ。内部に複数の見どころを抱えているのだけど
有名なカリナンと呼ばれる巨大なダイヤモンドは思わず何週も見入ってしまうくらいすごいものだった。
光をダイヤが屈折させてピカピカって擬音そのままに光り輝いている。
ダイヤそのものが発光しているのではないかと錯覚させるほどの輝きだった。
(ちなみにカリナンは目玉物品だからなのか動く歩道式になっていて立ち止まれない)

※ロンドン塔

最初はロンドン塔そばのお宿を取ろうとしたのだけど、周りにお店が少なくて不便そうだったので取らなくて正解だった。

※タワーブリッジ

※ディナーはまあまあ美味しかった気がするが、他のに比べてインパクトが薄いのであまり感想が書けない

 

 

 

 

UK旅日記 2016/9/21 水曜日

2016/9/21 水曜日

今日はロンドンへ移動。
高速鉄道がないので5時間くらいかかるけれどのんびりとした雰囲気が味わえてよい旅だった。
なんだか異常に羊が多いのだけどこれもお国柄なのだろうか。

※1等の特典のランチ。車食ってことを考えれば十分合格点。

キングスクロス駅に到着してアパートメントの管理人にもうタクシー乗ったから15分くらいで到着するよと
軽く言ったのだけど、死ぬほど渋滞していて焦った。
後で気付くのだけどこの街は慢性的にどの道も渋滞していてクルマの移動は不便にできている。
このままでは1時間たっても到着しないと思っていたらタクシーは次々とクルマをぶつけそうな狭い裏道を
10cmもない隙間を駆け抜けていく。
普通の道を走っていて運転がうまいなんてことを感心するとは思わなかった。
プロの芸といっていいほど運転がうまい。
そういえばロンドンのタクシー運転手は試験が厳しくてなかなか免許がとれないというのを思い出した。
Uberも使えるのだけど、このうまさを体験するために割高でもタクシーに乗る価値はあると思う。

とりあえずに荷物を片付けてトラファルガー広場へ。

ナショナルギャラリーは一番の期待だったのだけど、有名どころの美術館と比べるとやはり落ちるかな、という評価。
でも美術館や博物館が無料のところが多いのは素晴らしいことだと思う。
チケットなどで並ばなくていいし。

※ちなみに有名なところほど無料。大英博物館とか。

夕食はかすみちゃん激推しのロイヤルチャイナへ。
ここもうまかった。グルメ国家なのかここは。

※パラパラ具合が半端ないチャーハン

※酸辣湯っぽいスープ

※値段は思い出したくないが、野菜のシャキシャキ感とホタテのぷりぷり感が絶妙

 

UK旅日記 2016/9/20 火曜日

今日は400kmの道のりをゆっくりと戻る。
イギリスも朝食だけはうまいという評判通りの素晴らしさだった。
あれ、この国って基本的に飯がうまくないですか??

※謎の黒い物体もうまい

※透明度は高め

※夜明け。景色だけで感動のエンディング

※どこにでもいる羊

dalwhinnieの蒸留所があったのでちょっと寄ってお土産を買う。
クルマしか交通手段がないのにみんな試飲しまくってないか。
ひょっとしてちょとくらい飲んでも大丈夫なお国柄?

※蒸留所のお土産コーナー

■オートクルーズ
外国で運転するとアクセルが重くて太ももがパンパンになるのだけど、3回目の運転でついに謎が解けました。
みんなオートクルーズ使ってる。それも制限速度ギリギリで。
あまりにしんどくなったのと、同じBMW製のMiniにのっているのでインターフェースが同じなのでオートクルーズを入れてみると前後の車両とぴったり速度が合って走行することが出来た。
あ、みんな使うんですね。日本で使うとリズムが合わないのであまり使わなかったのだけどたしかに信号も少ないし便利な機能だ。渋滞防止になるし日本でも使えばいいのにね。

あと少し人里から離れると制限速度が中央分離帯もないような下道で60マイルとかになるので日本の感覚だと異常な速度で駆け抜けていく。
欧州車に性能が求められるという土壌がよく理解できた。。。

エジンバラでクルマを返すとさすがにヘトヘトになったのでホテルで休憩して夕食。
いい店にいく気力もなかったのでその辺の店でステーキを頼んだのだけどそれすらうまかった。
赤身のうまさが感じられる日本にはあまりないタイプの味わい。
もうおっさんなのでこっちのほうが好みである。

UK旅日記 2016/9/19 月曜日

今日はレンタカーを借りてスコットランド北部のポートリーという港町までドライブ。
ポートリーはおまけでドライブコースとして世界的に有名なハイランドを満喫するのが目的だ。

クルマは興味本位でオープンカーに乗りたくてBMWの2シリーズを予約しておいた。
BMWというクルマには特に思入れはなく、どちらかというと典型的なドイツ車ヒエラルキーを構成し、お金持ってますアピールを感じて好みではなかったのだけど実際に乗ってみると全く違うものだった。

いわゆる高級車と呼ばれるおとなしくて快適なクルマというよりはドライバー以外は楽しくないようなイタリア車に近い乗り味。
過剰なレベルで操縦している感覚がありスポーツモードにするとアクセルの1mmの踏み込みの違いが感じられて自分とクルマが繋がっているような感覚に陥るような車だった。

ディーゼル車だったので最初は期待していなかったのだけど強烈な低速トルクが下手なガソリンよりもスポーツ性を感じさせて、ドイツ系高級車と一括りにしてはいけないと自分を恥じることになった。

■ハイランド

端的に言えば今まで走ったドライブロードで最も美しかった。
景色が美しいと言っても単純にハイライトとなるようなポイントがあるのではなく、常にクライマックスが続くような息の長い景観がそれこそ永遠に続くように感じられる。山に木がないカルストのような景色は日本では見ることができないので、左側通行ということもあって、海外でドライブするならまずここを走ってみることをお勧めしたい。

※途中の携帯の電波すら入らないドライブインで食べたピザ。これもうまい。

※木がないのが特徴的

※木がないので景色が広く見渡せる

※ハイランド名物の古城

※パノラマでみると半端ない

ポートリーは山陰の漁港といった雰囲気で100件程度の家しかないような小さな町だったけれど異国なのと海がとても美しく素晴らしいところに感じられた。

夕食は予約していたレストランへ。
電話で予約しようとしたのだけど、さっぱり英語が通じなかったのでホテルにメールして予約してもらった。
TripAdvisorの評判どおり最高にうまい飯だった。

※カキの身がぷりぷりとしている

※これがずば抜けてうまかった。ホタテのリゾット。となりのおっさんが勧めてきた。

※ロブスターもうまかったけどホタテには敵わなかった。

 

 

 

 

 

UK旅日記 2016/9/18 日曜日

早めに起きて近くのスーパーで朝食用の買い物へ。

※野菜のSUBWAYというキャッチフレーズはこの国には適用されていなかった。

※テラスがついてたのでとりあえず朝飯

※AM8時前だがまだ夜明け

ホテルはロイヤルマイルど真ん中だったのでエジンバラ城までは徒歩圏内。
古都の中心地なので期待したような風景と観光名所が集まっている。
高台なので海を臨んだ風景がとても美しくこれだけでここを訪れる価値があると言っていいだろう。

※城から北海を臨んだ景色がとても美しい

昼食はエジンバラ城のそばのカフェでハンバーガーを食べた。
UK飯マズ伝説はこの地球でもっとも強固な神話のひとつであるといっても差し支えないと思うのだが期待を裏切る美味しさだった。普通にクアアイナのようなジューシーな肉が味わえ、ほくほくの厚切りフレンチフライも良い出来。
今回の旅行最大の誤算はこの後も続くことになる。

その後は観光バス(いわゆる赤バス)にのって市内の名所を巡った。
アーサー王とか好きな人はゆかりの地が残っているので興味をそそられるはず。
市内中心部に玉座跡があるらしい。ほぼ登山なので行かなかったけれど。

※駅周辺はジブリアニメをそのまま切り出したような景観

※郊外をバスが回るといかにも英国式といった庭がどこにでもあるのが印象的だった

※アーサー王の玉座(と言われてるものがある)丘

※夜は謎のイベントが空を明るく照らしていた

※夜飯(抜粋)

 

UK旅日記 2016/9/17 土曜日

今回の旅はイギリス。飯がまずいとか、目立った美術館がないとかいった理由で敬遠していたのだけど
終わってみるとよい意味で裏切られて帰国後にすごく評価が上がるような国だった。
もう記憶が曖昧になっているところもあるのだけど当時のことを思い出しながら書き留めてみる。

飛行機は関空~アムステルダム~エジンバラという乗り換えだったのだけど、ボーイング787が見事に遅れて
アムステルダムでの乗り換えを逃し、空港で4時間以上もまつことになった。

(トラブルがないといい飛行機なんだが、トラブル率が高い)

当初の予定では17時くらいに入国してのんびりと夕食を食べるはずが、徹夜明けくらいの時間帯まで起きていて
現地時間で24時回るくらいにホテルにつくようなトラブルスタートで始まった。
とりあえず金曜も遅くまで働いたのでヘトヘトだよ。アムステルダムの空港で飲んだ日本酒モヒートカクテル。以外にうまいのでよく飲む

同じく空港で食べたラーメン。期待を裏切らないまずさ

寿司はまずまずでスーパーの売れ残りくらいの味わいは確保されている

なんとかたどり着いたアパート。場所が分かりにくかった