■そもそもの経緯
2024年のGWにアイルランド旅行にいったのだけど、なぜ行ったのか?や準備について書き記しておこうと思う。
そもそもの発端はANAのマイルで空きを調べて検索していただけど、ふとしたタイミングGWのフル期間(4/27~5/6)で、関空→ミュンヘンが空いていることに気づいたことだった。当然ながら何をするかなどを一切考えずに席を抑え、その後で計画を練ることにした。
最初の計画としてはミュンヘンからアルザス方面、ストラスブールやコルマールを経て少しだけスイスに足を踏み入れてミュンヘンに戻るという
キモ・オタクが好みそうなルートを描いていたのだけど、実際にホテルやレンタカーなどの手配をするという段になると、旅の核になるようなここに行きたいんだ!というポイントが無くてイマイチテンションが上がらないので、色々考えた挙句
「ミュンヘンから飛行機に乗れば好きなところに行けるのでは?」という考えに行きついた。
候補
・アイルランド
村上春樹のエッセイ集でとにかく美しい国であると述べられていたのがずっと心に残っていたので行きたい
メシマズ(間違いない)
ウィスキー(そんなに好きではない)
ギネス(今となってはベルギービールのほうが)
左側通行
・ポルトガル
大航海時代(好み)
歴史の遺産が豊富
メシウマ
どちらも物価は強烈に高いっぽいので悩んだのだけど、乗換がアイルランドのほうが効率が良かったのと久しぶりに運転をしてみたくなったので今回はアイルランドにしてみることにした。
2024年4月27日(土)
飛行機は朝9時の便のため、始発便で関空に向かう。
GW初日なので3時間前には駅についてないと怖かったのだけど、朝イチだとさすがに便数が少ないからか6時に関空着で6:50には制限エリアに着いた。
制限エリア内でのんびり過ごして上海行の飛行機に乗り込む。

■上海浦東空港の落とし穴について
上海では12時間の乗り換え時間があったので、上海でトランジット用のホテルを予約しておいてホテル内で過ごせるように着替えなどの荷物を預け入れ荷物とは別に分けていたのだけど、そもそも上海浦東空港はスルーバゲージできないとのこと。
これはどういうことか説明すると、通常は航空券を手配したときに乗換があると、荷物はそのまま空港内で最終到着地向けの飛行機に乗せ換えてくれるのだけど
それが出来ないことを意味します。今回の旅程を例に挙げると、関空で荷物を預ける→上海浦東空港に着陸→入国手続き→荷物受取り
→チェックインカウンターで再度荷物を預ける→保安検査→出国手続き→飛行機に乗る
みたいな流れになるので、すごい時間がかかってしまう。
SkyScannerなどで上海浦東空港で乗換90分とか普通に表示されるけどどう考えも無理だろこれ・・・・。


事前に調べておいた通りの手続きで「トランジットビザ免除」の用紙に書いて無事に入国。
空港の近くのホテルが5000円くらいだったので、送迎バスですぐに向かった。

上海は5年ぶりなのだけど、すぐにわかる違いとして電気自動車率がものすごく増えていて、体感でも半数近くがBEVっぽかった。
ホテルの部屋は値段の割にきれいで非常によかった。駅から遠いのがちょっと微妙だけど、空港までの送迎バスもあるし
事前に相談しておいたのでアーリーチェックインさせてくれた。(そもそも日が変わる前にチェックアウトするんだけど)

少し落ち着いたので上海中心部まで行こうかと思ったのだけど既にちょっと疲れていたので地下鉄を金科路で降りて、ショッピングセンターに行き、無印良品で傘を買って
ビーフン鍋か麺っぽいものを食べて帰った。


その後、ホテル内でゆっくりしたり周りを散歩したりしながら
20時くらいに送迎バスで空港に戻ってミュンヘン行きの飛行機に乗り込むのであった。
ちなみに僕のキモ・オタクオーラに恐れをなしたのか3列シートを独り占めすることができた。