▼アルク城
今日はホテルで朝食を頂いて、まずはアルク城へ向かう。

1番客として城に入っ1て少しの間は混雑することもなく広々としたアルク城を探索することができた。
少し興味深かったのは、9時にオープンするのだけど、従業員も9時に仕事開始らしく、大半の場所が掃除を開始してて中に入れなかったこと。露天などは開店準備すらしていないので、このあたりでお国柄が出てて面白かった。



アルク城は博物館のようになっていて、建物内でいろいろな展示があって楽しめたのだけど、Googleレンズが大活躍してくれて
現地語やアラビア語などもレンズ機能でざっくりとして意味が分かる程度には翻訳してくれて、普段は感じないICT技術の発展による恩恵を感じることができた。



王座がある場所では記念写真を撮るために前にいた中国人の人からおじさんが金をとっていたのだけど、日本から来たというとタダで座らせて写真も取ってくれた。親日的なところがあるというのは聞いていたのだけど、実際にそういうところがあるのを実感できる出来事だった。
ちなみに200円くらいだったので、どちらかというと払ってあげたい気分だったのだけど、おじさんは頑なに受け取らなかったので何かおじさんのなかで
確固たるポリシーがあるみたいだ。



▼プロフ
昼食はThe Plovというウズベキスタンの国民料理であるプロフ(ようするにピラフみたいなの)の名店に向かって初プロフを頂いた。
食べてみた感想としては、この店は人気で美味しいとされるんだろうなという感触は伝わってくるのだけど
あまい味付けがされていて、関西人としては受け入れられない味付けだったので、僕にプロフは向いてないという結論になった。
今回の旅でちょっとがっかりしたポイントの1つである。


▼ブハラモール
Google Mapでは町一番のモールです!みたいな評判だったので行ってみたのだけど、残念ながら廃墟みたいになっていた。
地下の食品街(といってもほとんど店がない)でなぜかキムチを売っていて、ちょっと不思議だったのだけど
後で調べると朝鮮半島ルーツの人がウズベキスタンにたくさん住んでいて、過去にソビエト領内の朝鮮半島系の民族の人が
スターリンに強制移住させられたのがその理由らしい。
なのでインチョンからの国際便も多く、まちなかに韓国料理やサムスンのTVが溢れかえっていて、ロシアと韓国の植民地みたいな雰囲気になっているのはそのせいらしい。




▼夕食
夕食はメルキュールホテルの中にあるSAFFRONというレストランでサムサ(肉詰めパイみたいなの)とマンティ(餃子)とスープを頂いた。
マンティはロシアテイストが強くてサワークリームが一緒に提供されていた。不思議と味が合うのが面白い。
サムサも美味しいが、全体的に肉々しい料理ばかりなので、日本人としてはちょっと疲れてきたのは否めない。
さっぱりしたものが食べたい。





▼夜の旧市街を散策
すっかり暗くなった夜ラビハウスに向かって歩いたのだけど、日本と違って本当に真っ暗なのが怖い。スマートフォンのライトが心強いレベルなのでちょっと怖くなった。
たまに後ろから車に追い抜かれるときに襲われないかとかちょっと気になったのだけど、他の人も歩いているしあまり心配はなさそうな雰囲気であることがだんだんわかってきた。




夜になるとミナレットや他の旧跡もライトアップされていて、かなり美しい。
こういうところに力を入れるのであれば土産物屋のテナントにするのではなく、ちゃんと説明とかをつけて博物館っぽくしてくれれば
もっと人気がであると思う。
その後はラピズハウスでビール買ってホテルで飲んだくれて寝た。