ホテルの朝食はクレープがあったりしてかなりロシアっぽいテイストで、その後もそうだったのだけどお金のかかっている施設はだいたいロシアの空気を強く感じることが多かった。旧ソ連なのでどうしても資本力の関係からそうなってしまうのかもしれない。


▼サマルカンド散策
大きな街なので歩くという考えはまったく浮かばなくて、すぐにYandex Goでルホボド霊廟へ向かってそこから北東に向かって旧跡をめぐることにする。
途中でグリーンカードの申込みの広告があって、それからもちょくちょく見かけたことからやはりお金がない国なのでUSへの移民に憧れがあるのかもしれないと思ったりした。

▼レギスタン広場
昨日は気づかなかったけど、チケット制になっていて、昨日の入口の西側のチケットセンターでチケットを買って入場した。
昨夜のライトアップもきれいだったけど、サマルカンドブルーを青空の下で見るほうがやはり映えるな、みたいなあたり前のことを思ったりした。
レギスタン広場は3つの神学校(メドレセ)やモスクからなる広場でブハラやサマルカンドの他の旧跡と比較しても圧倒的に完成度が高い。
ウズベキスタンといえばまずここが挙げられるくらいの有名ポイントなのだけど、それだけ取り上げられるだけのものはあって隅々まで見て回って楽しむことができた。







残念だった点はここもブハラと同じく中は基本的に土産物屋になっていて、各建物を博物館的に掘り下げるような展示があまりなく
ガイドブックやWikiがなければ退屈に感じたか、すぐに飽きてしまうことになったところだった。
この点はウズベキスタン全土で感じたことなので改善したほうが良いと思う。
▼その後のサマルカンド散策
その後は北東に向かって、ヒビハニム・モスクやシヨブ・バザールを巡りつつシャーヒ・ズィンダ廟群まで体力の続く限りサマルカンド巡りをした。




昼食はシヨブ・バザールでスープラグマンとレモンティー。ラグマンは期待通りの美味しさだったのだけど、それよりも衝撃的だったのはレモンティーでレモンが半分くらい放り込まれているのだけど、レモンの果汁の出力が強すぎてレモンの味が主役になるようなレモンティーだった。
日本で飲むレモンティーは香り付けくらいの位置づけなのだけど、本来のレモンティーがどのような味付けなのか?というのがちょっと分からなくなるくらいの
衝撃があり、これを書いている今でも正直良くわかっていないくらいである。



シャーヒ・ズィンダ廟群までくるとかなりウズベキスタンっぽいイスラム建築に飽きてきて、もっと違う何かを求めるようになってしまった。
やはり建築物だけだと飽きてしまうので、もう少し歴史的なバックグラウンドなどを説明しないと行けないと思う。(繰り返し)


その後は都会なので面白いかもと思ってMakon Mallにいって(微妙だった)、EL`Merosiってカフェでコーヒーとケーキではんなりしたりした。
(ちなみにこの後もケーキを食べたけどハズレなかったので、実はケーキが美味しい国ではないかという思い込みが僕の中にある)

そこからホテルに徒歩て戻っていき、途中でMuseum of Regional studies(ここは結構面白い博物館だった)をみたり
ワイン博物館をちょっと覗いたりして、最後にBlues Barというホテル近くのバーでヴァイツェンを頂いてホテルに戻った。
ちなみにここのビールや料理は結構美味しくて、サマルカンドにいる間は通い詰めることになる。
夕食はガイドに載っていたPub Streetに向かったのだけど、Pub Streetというほど盛り上がっておらず
ちょっと微妙な雰囲気。有名どころのBochkaに入っってビールとシャシリクを頂いたのだけど、味は平凡ですぐに出てしまった。


料金は600円くらいなので格安なのだけど、どうせなら美味しいものが食べたいのでちょっと失敗した感が否めない。
あとウズベキスタン料理に完全に飽きてしまっている。
まだお腹が空いていたので、Blues Barへ戻ってサラダとシチューとロングアイランドアイスティーを頂いた。
全部美味しかったので、この店はやはり素晴らしい。


サマルカンドの名所はだいたい回ってしまったので、タクシーをチャーターして、明日はシャフリサブスへ向かうことにする。
料金は$70だったので、現地価格からすると高いと思うけど、タクシーチャーターと思うと高いとは言えないので即OKした。