ある程度観光はしてしまったので、今日は公営のフェリーで黒海方面まで向かうことにする。公営なので数百円で終点まで行くことが出来るので時間があれば超おすすめ。
フェリーはEminönüから出ていて、Rumeli Kavağıというあと少しで黒海というところまで同じ料金で行くことができる。さすがに終点の街はMapで見る限り寂しそうなので、1つ手前のSarıyerという街がレストランもたくさんあるのでそこを目的地にすることにする。



船上からの風景は素晴らしく、天気も最高でこんな数百円で楽しんで申し訳なくなるくらいだった。乗船時間は90分ぐらいだったけど、退屈することなく最高の時間が過ぎていった。



後で知ったのだが、ボルボラス海峡は世界一交通量の多い海峡らしい。
てっきりスエズ運河のほうが多いと思っていたのだけど、ドイツ方面から国際河川であるドナウ川(ウィーンやブダペストも通る)が黒海に注ぎ込むこともあって
位置的に地中海の奥のほうというマイナーなイメージとは裏腹に交通量はものすごい量になっているとのこと。
ロシアの中心的な港湾も黒海沿いにあることもあり、ロシア行きの船もなんども見かけた。


■Sarıyer
Sarıyerの街はいかにも郊外の漁師町といった雰囲気で、街をあるけばクズがたくさんいるスルタンアフメット地区とは大きく異なったのどかで
過ごしやすい雰囲気の街だった。


■Filika Sarıyer
まずはランチということで、乗船中に調べておいたシーフードレストランへ向かう。
メニューがなかなか決め切れなかったので、おススメを聞いたらBlue Fishとのこと。調べたらシーバスっぽいので
あんまり美味しい魚じゃないよな・・・と思いつつ注文。
申し訳ございません。と謝るくらい美味しかったです。
シーバスそのものは淡泊な味なのだけど、トマトとオリーブオイルのソースが絶妙で、さっぱりしたシーバスに合わせると
少し甘辛い感じで、出来のいい酢豚を食べたような満足感があった。


その後は街を歩いてのどかな郊外の都市を楽しんだ。
明らかにイスタンブールと違ってプレッシャーが少なくてリラックスできるので、やはりイスタンブールは魔境に違いない。特にスルタンアフメット地区。
その後はKabataş(ドルマバフチェの手前)で降りてバスで新市街のショッピングセンターに向かってお土産を買いこんだ。
新市街まで行くと相変わらず渋滞はしているのだけど、スルタンアフメット地区みたいに駐車場なのこれ?みたいな絶望的な感じではなくちゃんと進む。
一気にお土産を買いこんだので、帰りはUberを使った。
(新市街だとタクシーもぼってこない印象ある)
■Hamdi Restaurant
アパートメントから15分くらいで評判のレストランがあったので行ってみる。
ピスタチオの入ったケバブが有名らしく、それを注文してみたのだけど
ピスタチオの香ばしさと肉の香ばしさがミックスされてなるほど美味しい。
肉自体は最初に食べた店のほうが良いので甲乙つけがたいところがあるのだけど、料理として凝っているのはこちらかな。
完走した地域なのでトマト焼いてるだけで美味いとかずるいですよね。


