イタリア旅日記 22018年10月7日(日曜日)
今日はナポリへ向かう。
テルミニ駅から高速鉄道でサクッと到着。



駅から降りた印象はバルセロナに近い雰囲気で、地中海の港町っぽさが共通していた。
ただし元から雰囲気の良くないバルセロナに輪をかけて汚く、民度低そうな雰囲気がある。
バルセロナ-オシャレっぽさ+下町-民度=ナポリ
みたいな方程式が想起されるのだが、イメージがつかめるだろうか。

タクシーのおばちゃん運転手はいきなりメーター回さずにぼったくり(というほどでもないが)してくるのでいきなりナポリの洗礼を浴びる感じ。当然客を乗せているとは到底思えない超荒い運転である。どっちかというとここはアフリカというほうがしっくり来るものがある。

ホテルは1泊なのでGrand Hotel Vesuvioをとった。
卵城の目の前で景色はいいのだけど、交通は不便すぎる。
卵城を軽く回ってからお目当ての国立考古学博物館へ向かう。
ここのアレキサンダーの壁画とポンペイ探索がナポリの目当てなのだ。




お昼は暴走タクシーに乗って運転に怯えながらピザの美味しいお店へ。
Tripadvisorで入念に調べただけあって、薄いが生地のサックリとしながらコシのある感がとってもナポリピザって味わいで素晴らしかった。
基本的には単純な料理ではあるので、生地や素材のデキでほとんど味わいが決まってしまうのだなと思い知らされた。
食後のエスプレッソも突き抜けるような味わいですっきり。。
ちなみにIl Miracoloというお店でした。

その後は旧市街をぐるぐる歩き回ってから、周遊バスに乗って街を一周した。
ヴェスヴィオ火山や、地中海といって遠くまで開けた景色はあまり日本では体験できないスケール感で、そういえばナポリを見て死ねみたいな格言ってあったけれど、それだけのことはある世界でも有数の景勝地で、ここが国際的な観光都市なんだなということを思い知らされた。


夕方はせっかくナポリまで来たのでセリエAを観戦。
試合は平凡だったけれど、盛り上がっているチームはテンションが上がる。
ちなみに1階席がないのは暴動対策?




