今年のGWはベトナムのダナンへ向かう。
物価や仕事の状況を一切気にしないのであればStockholm行きの航空券が安かったのでノルウェーのフィヨルドめぐりをしたかったのだけど、今年は昇進話があって、それ自体はいいことなのですが、場合によっては管理職になってしまう可能性があり、そうなると管理職になった直後の月末月初を全部休むような予定は組めないので、キャンセルしてもダメージが少ない計画を模索していたのでギリギリまで行き先を決めることができなかった。
このような経緯があって、3月末に予定を組んでも間に合うところで、比較的興味のあるベトナムのダナン(中部)に行くことになった。
▼ダナンを選んだ理由について
このようにダナンを選んだのは積極的な選択というわけではないのだけど、旅行先を決めるにあたって重視した要素としては以下の通りである。
まずは近くて、移動に消耗しないこと。
物価や航空券が安いこと。
治安に問題がないこと。
歴史的な観光地に恵まれていること(フエ・ホイアン)。
その気になればビーチリゾートとしても楽しめること。
食事が美味しいこと。
上記に書き出したのは旅行をする前に調査したベトナム中部の魅力だったのだけれど、想定は全て当たっていて、そういう意味では素晴らしい場所だった。しかしながら1つだけ大きな誤算があって、日本の8月みたいな蒸し暑さがずっと続いていて恐ろしく消耗した。今振り返ってもダナン自体はリピートしてもいいくらい素晴らしい場所なのですが、あの暑さを思い出すとちょっと尻込みしてしまう自分がいるのも確かである。次があればもうちょっと涼しい時期に行きたい。
▼航空券
直前だったので選択肢がなく、関空→香港→ダナンの乗換便。

▼ダナン空港の良いところ
これまでいった都市の中では小規模な街なので、イミグレが空いててすぐ入国できた。
また、街の中心部に近く空港があるので非常に便利。


▼ホイアンへ
今回の旅程はホイアン→ダナン→フエ→ダナンという南側から北上してまたダナンへ戻るルート。
空港出て即Grab Taxiを捕まえてホイアンのホテルへ。
1時間ちょっとでホテルに無事到着。
ホイアンはハノイよりは交通ルールを守る傾向にあるけど、日本に比べると十分にカオスな道路状況であり信号待ちに大量のバイクが並ぶところを見ると東南アジアに来たんだなあという感慨のようなものがある。

ホテルの部屋は一泊1万円ちょっとで広くて快適だったが、TVと冷蔵庫がないのがきつかった。
TV自体は見れなくてもいいのだけど、FireTVが使えないと動画も快適に見れないのでちょっと困る。


▼ホイアン
ホテルに着いた時点でもう疲れて寝たかったけど、とりあえず近所を散策してみる。
コロニアル様式の建築が多く、旧い時代の雰囲気が感じられる町並みと、提灯(中身は電灯だけど)が旧市街のあちこちで光っていてどこかしら懐かしさを感じさせるような不思議な町並みだった。



▼Bánh mì Phượng
とりあえず近所にあったバインミーの名店へ向かう。
10人くらい並んでいたけど、結構すぐに順番が回ってきて、人気の豚とパテのものを注文。ホテルに持って帰ってビールと一緒に頂いた。
肝心の味はフランスパンだけでも既に美味いのでその時点で勝利確定なのだけど、ベトナム惣菜みたいな具が不思議とフランスパンによく合うので面白い。前回のハノイ旅行で食べなかったのを少し後悔した。
まあこの店が世界一有名くらいの店っぽいので、他がここまで美味しいかどうかは分からないのだけど、私の中のバインミーの食べ物としてのランクはかなり上位にランク付けされることになった。

