これまで色々なルートで関空から欧州へ旅したのですが、おススメルートについて書いてみます。
前提条件
・なるべく楽に行きたい志向
・コストも同じくらい重要
・24時間以内くらいでホテルで寝たい
・エコノミー
この場合、必然的に欧州直行便となりますが、一番人気そうなイタリアはそもそも直行便がなかったりするので必然的にトランジットすることになります。
で、どこがいいの?みたいな話になるのですがそれぞれのルートの特徴から。
(1)飛行機のルート
選択肢としては下図のように4ルートとなる。(2019年5月現在)

ここで重要なのはエコノミーでお尻痛くて限界くらいの9時間で1回休憩できるフィンエアー(ヘルシンキ)経由がもっとも有利である。
これは単に休憩できるというだけでなく

上図のように単純に日本から見て欧州の入り口に存在するがゆえに乗り換え時のロスが少ないことを意味する。

つまり、こういう穴を掘って埋めるようなストレスが溜まるルートが発生しないことを意味する。これはエアライン競争ではかなり有利に働く要素でありフィンエアーは日本各地から直行便を就航させており力を入れているところからも伺える。
じゃあヘルシンキ経由で決定!
とはなりません。
(2)コスト
当然ながら利便性の高い路線だけあり基本的にフィンエアーはエコノミーでも高めだったりして単純に利便性だけでは選べないことになる、全体的に見てKLMがやや有利な価格設定になっていることが多い。
ルフトハンザ
ビジネス需要が多いのか、4ルートでは一番高い印象
エールフランス
Parisの直行需要があるためか、やはり高い印象だが乗り換え先によっては安くなったりして不安定な印象
フィンエアー
利便性が高いので値付けは高値安定
ブリティッシュエアウェイズ
最近復活してデータが少ないためコメントなし
KLM
直行便需要が弱いからか、安定的に相対安値
(3)サービス
エコノミーの時点で正直誤差なので割愛
結論として、比較的高緯度にあって相対的に安価なKLMがお気に入りではあります。
空港自体は非常に大きくて乗り換え便も豊富なため、総合的な満足度は高いです。