ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/5/3(土)

▼Nhà hàng Bounce Beach
朝からバイクを借りてまずは穴場っぽいビーチを行ってみたのだけど失敗だった。
まあシュノーケリング目当てだったのだけど、ダナンは全体的に透明度が高い海ではないので自分向きの海ではないと思った。微妙過ぎたので写真すらとってない。。。

▼お土産探し
部屋に戻ってからシャワーを浴びてドライブ&買い物。
いくつかリサーチしておいたお店をいくつか回って買い物をした。
こういうときに昔は地元のお店みたいなことにこだわっていたのだけど、発展途上国だとあきらかにクオリティが満足できないので
あきらかに観光客向けの店を最近は選ぶようになってしまった。
(観光客向けと言いつつも安いし)
以下買ったもの
・お箸(日本人向けお土産のお店)
・梅酒みたいな酒(これは結構美味しかった)
・ベトナムワイン(贈答用なので飲んでない)
・インスタントのフォー(帰国して食べたけど結構美味しい。Pho Thinのもある)
・チョコレート(名店があってどれも美味しい。値段も一流だけど・・・)
・Tシャツ(Ginkgoのやつが好きで前回も買った)
・缶詰
その後の時間はひたすらバイクを走らせた。(これが一番楽しい)

ベトナムワイン
シャトーダラットのワイン
フォーの写真
Hồng Cường – Phở bò Hà Nội – Bánh mì thịt xiên nướng Hà Nộiのフォー


▼ベトナムの大気汚染とマスク
バイクは結構走らせたのだけど、2日目くらいから露骨に喉が痛くなってきたので、マスクして走りましょう。
よく見ると現地の人は高確率でマスクをしているので、現地の人でも耐えきれない大気汚染状態と思ったほうがいい。実際、コロナ対策でもってきたマスクをするとすぐ楽になりました。


▼Nhà Bếp Xưa Restaurant
夕食は評判の良かったもう1つのお店へ。
ここも外国人向けなのだけど、バインセオとミークアンがどちらも美味しかった。
特にバインセオはできの良い広島風お好焼きって味わいでさっぱりしていて非常に日本人向けの味わい。

ミークアン(まぜうどん)
ミークアン(まぜうどん)
バインゼオ
バインゼオ(広島風お好み焼きみたいなの)


▼その後
翌日はチェックインを13時まで遅らせて、空港に直行。
香港乗り換えで深夜3時まで待機するというちょっとした苦行を味わったがなんとか無事に帰国できました。

ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/5/2(金)

▼ダナンへ戻って・・・

帰りは同じバスではなく、ホテルまで迎えに来る乗り合いタクシーを使った。
怒り狂った口コミが溢れていたため、不安でいっぱいだったが、運転手があきらかにスピード出し過ぎなこと以外は時間も大きく遅れることもなく無事にダナンまでついた。

事前の推測通り、乗合タクシーは満員だったので、客が少ないと出発しないのではないかと思われる。こういう営業スタイルだとかなりの確率で予定が狂うので口コミが荒れるのだろう。

部屋の入り口からの写真
Agodaのセールでちょっといい部屋がとれた
ベッドとパウダールームの写真
バスタブもあって良い感じ。ただ騒音が・・・。

ダナンに戻った後は洗濯屋(同じ店)で洗濯と配達をお願いして、ダナン大聖堂方面にバイタクで向かってお土産探し。

ハイランドコーヒーのアイスコーヒー
ベトナムのスタバことハイランドコーヒー

ある程度のあたりをつけて翌日バイクで買いに来ようということで、買い物はほどほどにした。

夕食は2日連続で焼き肉・・・。

焼肉と冷麺(けっこう美味い)

この日はさすがにちょっと疲れていたので比較的ゆっくりした。

ベトナム中部旅日記(ホイアン編 2025/4/27(日)

昨夜は22時位に寝てしまったので、6時前には起きてしまった。
さっそく朝食に近くのフォーのお店へ向かう。


▼Phở Tùng
ホテル近くのPhở Tùngというフォーの店へ向かう。
Google Mapの評価や評価件数(あとこの時間でも開店している)を見てこの店を選んだのだけど、ほどほどの普通のフォーだった。がっかりしたわけではないけど、ハノイの名店に比べるとまだまだかなという印象。

朝食のフォー
朝食のフォー


▼ベトナムの口コミ汚染について
ベトナムではGoogle Mapの評価などの汚染がひどく、口コミ数500件で評価4.9とかは普通にある。当然ながらほとんどの評価を業者から買っているもので、ネットの口コミ評価はほぼ信用できない。もう少し正確に表現すると「口コミを買う程度の営業努力はしているお店」くらいの情報しか得られないと思っていい。
常に混雑しているような有名店で、美味しいと思ったところは3.9-4.8くらいの評価となっており、4.8は明らかに評価を買っているのだけど、良いお店も含まれていたというのが問題を複雑にさせている。
つまり評価4.8以上は不正をしているので、候補から外してしまうという戦術が通用しないので美味しい店を探すためには旅日記や動画で丹念に調べるという地味な作業を行う必要がある。

ホイアンの早朝の街並み
早朝の風景(誰も歩いていない)


▼サイクリング
朝食の後はホテルで自転車を借りてサイクリングに出てみた。
町中のガイドブックに乗っているような観光名所をいくつか回ったのだけど、それほど面白いものではなく、暑すぎてすぐにめげてしまった。
どのくらい暑いかというと、観光の楽しさよりも暑さから受けるダメージのほうが大きいのでRPGで見られる「徐々にヒットポイントが削られていく」ような状況を実際に体験できるくらい暑い。
たまらず事前に調べておいたCafeで休憩することにした。

汚れた河
期待通りの汚さを見せてくれた河


▼Reaching Out Teahouse
Blogなどを調べて評判が良かったカフェに入ってみると、色々説明があって、どうやら耳が聞こえない人で運営されているようだ。
このため、注文は筆記で行い、コミュニケーションも「Water」とか書かれたブロックを見せたりして行う形となっている。
これは現地語が話せない僕のような観光客には却ってありがたいしくみで、気に入ってこの店は再び来ることになる。
注文はコーヒーの飲み比べ3点セットを頼んだが、最初に出てきた冷茶の時点でかなりうまく、暑いからかもしれないがコーヒーより美味かった。
コーヒーも美味しかったのだけど、その時の僕は細かな味の違いを楽しむというよりは冷たくてスッキリするものを求めていたのだと思う。

カフェの席からの風景
カフェの席から
コーヒーのみ比べセット
コーヒーのみ比べ


▼Nhà Hàng Bông Hồng Trắng
少し元気になったので、自転車を駆ってホイアン名物のWhite Roseのお店へ向かう。
WhiteRoseはようするに餃子のバリエーションでしかないのだけど、有名店らしくちょっと期待して待つ。
名物のホワイトローズと揚げワンタンを頂いた。
ホワイトローズはまあ薄皮餃子で、直近が香港だったのでどうしても平凡さを感じてしまう味。揚げワンタンは甘辛い味付けがちょっと苦手だったので、悪くはないが、、、くらいの評価。

揚げワンタン
揚げワンタン
ホワイトローズ
ホワイトローズ


▼アンバンビーチ
食事後はなんとなく自転車を駆っていたら、走っている間は涼しいのでつい興が乗って5kmくらい先にあるアンバンビーチまで行ってしまった。
水着を持ってくればよかった、、、と思ったが海もそこまできれいなわけではないのでだらだらしながら
キンキンに冷えたストロングな味わいのベトナムコーヒーを頂いた。
疲れているとつきぬけるような強い苦みが気持ちよくて、旅の中で飲んだコーヒーの中でもかなりお気に入りの味。

かなり強めのコーヒー
かなり強めのコーヒー
アンバンビーチ
アンバンビーチ


▼谷弥次郎兵衛の墓
鎖国された日本からこの地にいた女のために脱出してきて、ここで亡くなった先人の墓。
文字はほとんど読めないけど、こんな何もかも違う所まで来るくらいの想いがあったんだなとか色々考えてしまう場所ではあった。

お墓。今でもお供えがある。
お墓。今でもお供えがある。


▼日本橋
日本人街に向けてかけられた橋とのこと。
かなり古く、いかにも旧所という雰囲気。観光地の中心にあることもあり、人でいっぱい。
観光名所としてそんなにアガるところではなかったけど、周りの雰囲気も美しいのでホイアンに来ることがあれば一度は訪れてみてもいいかも。

日本橋
日本橋


▼Reaching Out Teahouse(2回目)
暑すぎて、本日2回目の訪問。今回はお茶のセットを頂いた。
これが単体で飲んでいてもすごく雑味のないスッキリとした味わいで素晴らしかった。
思わず茶葉をお土産で買ってしまった。

このお茶は美味しい
このお茶は美味しい


▼Quán Cao Lầu Thanh
カオラウというまぜ麺の有名店。
中途半端な時間にいったのでお客は僕だけだったが、かなり美味かった。
茹でたての麺がもちもちしていて、まさに出来立ての味。
チャーシュー的なものも適度な油っこさがあり、野菜やチャーシューと一緒に油そばっぽいタレと混ぜて食べると絶妙な味わい。
最初はまぜ麺というのに疑問があったが、やはり有名店は違うというのを見せつけられた。

カオラウ(まぜうどん)
カオラウ


▼サーカス
竹サーカスというのが紹介されていたので予約して行ってみた。
今回の旅のコンセプトとして「普段しないことをする」というのがあり、ビーチやホテルでスローライフ的な過ごし方をしたりするつもりなのだけど
その1つとして普段行かないサーカスを見てみよう!と思い立って行ってみた。
(まあ退屈しそうというのもあったけど)
以前に石垣島へ行ったときにシュノーケリングをして、40超えてから新しい楽しみを見つけたのだけど、もう少し若いときからこういう楽しみを知っていればよかったと思ってしまったことがあり、何事も1回くらい経験しておこうというチャレンジの心から行ってみた。
結論としては10分くらいは楽しんで見てたけど、残り1時間くらいは帰りたい気分だったので、サーカスに関しては失敗に終わった。
まあ今までろくに興味持たないものが楽しいことって、そうないですよね。。。
周りはすごい盛り上がっていたので、ザ・日本人として付和雷同的に盛り上がって合わせるのが苦痛だった。。。

サーカス小屋
サーカス小屋
入口のオブジェ
入口のオブジェ
舞台(開演前)
舞台(開演前)


▼ホイアンの夜
ホテルまでの帰りを自転車を漕いでいると、提灯に街中が照らされて、明かりの灯ったボートが川を埋め尽くしており、これがホイアンの本当の魅力なんだなと思わせる
美しい夜景が広がっていた。
人の数も昼よりも多く、この夜の風景を楽しむためにみんなこの街にやってくるのだというのが良く分かった。ホイアンは夜の町!

ホイアンの夜
ホイアンの夜

ベトナム中部旅日記(フエ編) 2025/5/1(木)


▼ホテルの朝食
ホテルの朝食はビュッフェではなく、注文式のアラカルト。
ブンボーフエとエッグベネディクトという意味不明な注文をしてしまった。
エッグベネディクトってちょっと特別感があってつい注文してしませんか?


▼カイディン帝陵
今日は郊外にある帝陵を巡る予定で、まずはもっとも人気の有りそうなカイディン帝陵へ向かった。
ホテルで借りた電気バイクを使ったのだけど、最短経路でもざっくり10km程度あったのである程度運転に慣れた人じゃないとキツイと思う。
バイクで走っていると涼しいのでその点は快適です。
カイディン帝陵はこの後で訪れた場所よりも荘厳な雰囲気をたたえていて、フエ観光のハイライトに挙げる人が多いのも納得の場所でした。

頂上にある帝陵の建物画像
頂上にある帝陵
中に安置されている像
中に安置されている像
頂上からの風景
頂上からの風景


▼ミンマン帝陵
ここは直線型になっていて、池の中に浮かんでいるような構造だった。
それなりに興味深いところだったけど、カイディン帝陵と比べるとやはりインパクトに欠けるところは否めないので順番的な問題で採点が辛くなってしまう。

ミンマン帝陵の風景(池の中)
池に囲まれた形をしている


▼道に迷う
その後はトゥドゥック帝陵に行くつもりだったのだけど、思い切り迷ってしまって逆方向にバイクを走らせてしまった。
この点だけを捉えると失敗なのだけど、おかげで観光地ではないなにもないベトナムの田舎の風景を走ることが出来てこちらのほうが実は楽しめた。

何もない田んぼの風景がすごく良かった
何もない田んぼの風景がすごく良かった
翻訳する前の画像
何か気になったので翻訳してみた
やはり共産主義っぽいプロパガンダだった
やはり共産主義っぽいプロパガンダだった
痩せてる牛の画像
東南アジアっぽい牛(痩せてる)


▼トゥドゥック帝陵
軌道修正してトゥドゥック帝陵へたどり着いた。
3つ目ともなると正直このテイストに飽きていることは否めず、結構な人がいて人気であることは伺えたが、地獄のような暑さにそろそろこの郊外観光は自分の中ではゲームセットという気分になっていたので、あまり時間をかけずに立ち去った。
ちなみにすぐ近くにあるDong Khanhの帝陵のほうが人がいなくて静寂な雰囲気が味わえるのでこちらのほうが好みでした。
おそらくこちらのほうが歴史的に重要とか色々と違いがあるのだろうけど、その違いがわからないし日本人的には静寂な神社的な雰囲気のある後者のほうが好みでした。

静かな道の画像
Dong Khanhの近くの静かな道
Dong Khanh
Dong Khanh


▼Cơm hến Hoa Đông
旅行前に調べていたらこのアサリ飯(フエの郷土料理)の店が激ウマらしいのでせっかくのバイクを活かすために訪れてみる。
場所が川中島みたいなところにあるのだけど、出入り口が1つしかなく、橋も自動車がすれ違えない狭さなので
交通的には辺鄙なところにこの店はあるのだけど、この店だけバイクが大量に泊まっているので食べる前からただならぬものを感じた。
意思の疎通は手間取ったが、アサリ飯(貝の出汁をぶっかける)がさすがの出来て、特に貝の出汁が濃厚で今まで食べたことのない旨さの出汁だった。
こりゃ人気になるわ・・・。

シジミご飯(すごい美味しい)
シジミご飯(すごい美味しい)


▼Bà Gái
ブンボーフエの名店。Google Mapの口コミは汚染されておらず、3.9。
14時過ぎという中途半端な時間だが、店内は満員だった。
ホテルで食べたものよりもスープに深みがあって、美味しい。
その後はホテルに戻ってプールで体を冷やしたあと、飽きるまでバイクでフエの町の周辺を走り回った。
結局バイクで走るのがいろんな風景が見れるし一番楽しいのじゃないか?
夕食はベトナム料理に飽きてきたので、韓国焼き肉のお店で焼き肉を食べた。
(一人できているのは私だけだったので、けっこう変な人だな〜って目で見られた)

ブンボーフエの名店
ブンボーフエの名店
ブンボーフエの画像
この頃はもう食中毒を恐れずに生野菜を食べまくっていた。

ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/4/29(火)

▼ホテルの朝食
ちょっといいホテルだけあって朝食のビュッフェの選択肢が多く、おかゆがあったり、注文すればフォーも作ってくれて素晴らしい。
ホテルの朝食は高いので普段はつけないのだけど、今回はいつもと違うことをするってコンセプトなのでホテルの朝食を頂いてみた。

ホテルの朝食
ホテルの朝食


▼ダナンのビーチ
目の前のミーケービーチに行ってみたのだけど、ちょっといいホテルなので水着でうろついてもいいかなどがわからなかったのだけど
レセプションで色々聞いてみたところ、水着の上に部屋に備え付けのいかにも南国丸出しみたいな服を羽織っていればOKとのこと。
あとは砂がついてる場合はホテル前の水道で洗い流してねってことでした。
ダナンの海自体は正直とくにきれいなものではないという結論になるのだけど、波が強いのとビーチの広さは素晴らしいので、シュノーケリングなど海で泳ぐことよりはアクティビティを楽しみたい人向けだと思う。
個人的にはシュノーケリングが好きなので一応道具を持っていったんだけど、透明度が低くて役に立たなかった。

▼パラセーリング
前にダナンにいった人がパラセーリングが最高すぎて子供をつれて何回もリピートしたぜ!
みたいなTweetを覚えてみたので僕も試してみた。
お値段は950kくらいでちょっと高めだったが、一瞬で空まで浮遊するのと、「あ、これ落ちたら死ぬ」みたいな高さまで飛ぶので非常にスリリングである。ドローン映像みたいな普段は決して味わうことのない視点でダナンのビーチの風景を眺めるのはなかなか得がたい体験で、またビーチに行くことがあればかならずこの遊びをしようと思うくらいには楽しかった。


▼バイクのレンタル
ドアマンの人に手配を頼んでバイクを1日900円で借りた。
色々と調べた限りだと以下の様らしい。
・ベトナムでは国際免許は効果がない
・50cc以下、または電気の場合は免許は不要
・レンタル代は安いけど保険は皆無
・旅行保険はバイク乗ったら無効と絶対に書いてる
・125ccとかは免許いるので運転したら違法だが、基本的に野放し
最後の項目が非常に興味深いが、街のレンタルバイクやドアマンに頼むと、免許のチェックもなくバイクを借りることができるが、ちゃんとしたホテルの正規の貸出は電気オンリーだったりするのでおそらくその通りなんだろうと思う。


▼ベトナムでのバイク運転
とりあえずソンチャ半島に向かってバイクを走らせていく。
事故が怖いので当然ながらすごく慎重にバイクを走らせていく。
だいたい40km/h弱くらいの速度で走っていたのだけど、意外なことに煽られたり抜かれまくったりすることはなかった。
まわりのバイクもだいたい同じくらいか、少し速いくらいの速度で、極端に遅いわけではなかった。日本だと原付きでも60km/hギリギリで走っていることが多いことを思えば意外なスローペースだ。
走ってみてわかったが、道の状態があまり良くないので、このくらいの速度で走るのが快適で安全なのだと思う。スマホ持ちながら運転みたいなのがそこら中にいたので、怖い国だと最初は思っていたのだけど、速度が遅いので、スマホながら運転という言葉から想像するほど危なくないかもしれないと思った。(少し毒されてる)
あと風を感じるのでこの酷暑の中でも快適に移動できて素晴らしい。

ソンチャ半島の丘からダナンの都市部が見える風景
ソンチャ半島の丘からダナンの都市部が見える


▼リンウン寺
目的がなくても久しぶりのバイクの運転は楽しかったのだけど、せっかくなので名所のリンウン寺へ向かう。
けっこう大きな寺で、観光客もそれなりにいたのだけど、日本人的には同じ東洋のお寺ってことであまりときめくものはないのが残念。
それよりも途中の高台のところからダナンの市街地を望む景観のほうが素晴らしかった。
その後はダナン駅方面にいったり、ロッテマートにいったりしてダナンをぐるぐるとバイクで回ってみた。

リンウン寺(あまり覚えてない)
リンウン寺(あまり覚えてない)
昼食の春雨みたいなの
昼食の春雨みたいなの


▼ダナン博物館
歴史ものが好きなので、ダナン博物館を訪れてみる。
ダナンという都市、あるいは地方の観点からの歴史を紹介する博物館となっていた。
メインはフランスの植民地〜ベトナム戦争のところに焦点をあてているものの、古い時代から順番にスポットがあたっていて十分に楽しめた。
共産党の独裁ということもり、プロパガンダ色が強いかと思ったが、実際にはそういうこともなく純粋に楽しめる展示だった。
ちなみに翌日が南ベトナム開放記念日(つまりサイゴン陥落)の祝日ということもあり、ちょっとナショナリズム的な盛り上がりが街を覆っていた。翌日がメーデーということもあり、ベトナム的には1年でも有数の盛り上がりタイミングなのかもしれない。

Google翻訳のレンズ機能で翻訳してみたスクリーンショット
Googleレンズで翻訳すると普通に読める
地図の中の文字列でも翻訳できるという見本画像
地図の中も翻訳可能
薬屋はこっちでも人気らしい
薬屋はこっちでも人気らしい


▼田ガニ鍋
再びCơm Nhà Vuiを訪れて一人で田カニ鍋を注文。
以前にハノイの1946というお店で食べたのと同じで、こちらのほうがリーズナブルで素晴らしい味わい。
ちょっと一人で食べるにはボリュームが多いが、野菜中心なので麺とかを加減すれば男性ならなんとか食べられると思う。
ダシの味が和風っぽさではないものの、火鍋も含めていかにも外国料理といったクセのあるものでなく和風のお鍋に元素周期表のようなものあれば、そのかけている部分にハマりそうな不思議な味。
前にハノイで食べたときにすごく美味しかったので、印象に残っていたのだけど別の場所で食べても美味しいので
この料理自体が好きなのかもしれない。

田蟹鍋(めちゃ美味)
田蟹鍋(めちゃ美味)

ベトナム中部旅日記(ダナン編) 2025/4/28(月)

Phở Thìn Hội An
朝食はハノイで食べたことのあるフォーの有名店のPho Thinで頂いた。
ダシの旨さが素晴らしく、素晴らしい朝食になった。
Google Mapの評価を見ていると4.8なのでここも汚染された評価だったけど、、、、
その後は早朝のがらんとした町並みをゆっくりと自転車で巡って楽しんだ。
早朝のサイクリングは人も少なくて、暑くないので(重要)ぜひおすすめしたい。

Phở Thìnのフォー
さすが有名店のうまさ
早朝のホイアンをサイクリング
早朝のホイアンをサイクリング
ホテルのバルコニーからの風景
ホテルのバルコニー


▼ダナンへ向かう
ホテルをチェックアウトして、Grab Taxiでダナンのホテルへ向かう。
ホテルではチェックインの手続きだけを済ませて、洗濯と昼食に街へ繰り出した。

ホテルの部屋
王の部屋(その1)
窓からの景色
窓からの景色


▼洗濯
事前に調べておいたのだけど、1kgあたり数百円くらいで洗濯してホテルのフロントまで宅配してくれるお店があった。私が利用したのはThảo Laundryというお店だったが、特に問題なくきちんとお仕事をこなしてくれました。
ただ、扱いがデリケートな服とかを頼む勇気はなかったので、そのあたりのサービス品質は検証できていません。


Cơm Nhà Vui
お昼は評判のよかったこのお店に。
とりあえず観光客はこれ食べておけよみたいなベトナム料理セットがあったので、それを注文。春巻きやブンチャー、バインセオなどがセットになっていてかなり量が多いが美味しかった。お値段も安いので、滞在中にもう1回来ることになった。

ベトナム料理観光客はこれ食っとけよセット
ベトナム料理観光客はこれ食っとけよセット


▼記憶がない
その後に買い物でもしようかとバイタクでビンコムプラザ(ショボかった)やダナン大聖堂あたりのお店を巡ったのだけど
あまりにも暑かったのと、大したものがなかったのでほとんど覚えてない。
むしろこの行動を覚えているだけでも褒めてほしい。


▼Bamboo Coffee
チェックインが14時からだったので、暑さにめげたこともあり評判のよかったBamboo Bob Coffeeでベトナムコーヒーを頂いた。
写真のはココナッツミルクのコーヒー。ガツンと来る苦さはそのままにココナッツミルクのまろやかさが加わって素晴らしい味わい。
この猛烈な暑さ(嫌だけど)がこの味を引き立てているのは否定できない。

ココナッツミルクコーヒー
ココナッツミルクが程よい甘さで美味

▼Stella Maris Beach Danang Hotel
1つくらいは良いホテルを抑えましょうということで予約していたのだけど、予想よりもかなりすごい王の部屋みたいなところに通されて面食らった。
自分の家より広いよ・・・。
なんでこんな部屋にこいつ一人で来てるんだ?みたいな目で見られたが多分気のせいだろう。さっそくスーツケースを広げてFireTVやPCをセットアップしたりする築城作業(くつろぐ準備のこと)を行った。
その後はとりあえず暑くて何もする気がしないので、上の階のプールでだらだら過ごした。

王の部屋その2
王の部屋その2


▼PapaSteak Võ Văn Kiệt
夕食はそろそろベトナム料理に飽きてきたので、ステーキを食べることに。
日本のステーキと違って、ソースの主張が強いタイプなのでこれはこれで面白い。
味自体は特筆するようなインパクトのあるものではなかったけれど、程よくまとまっていてベトナム料理に疲れた体には優しい味でした。

ステーキの画像
ベトナムといえばステーキ

ベトナム中部旅日記(出発編) 2025/4/26(土)

今年のGWはベトナムのダナンへ向かう。
物価や仕事の状況を一切気にしないのであればStockholm行きの航空券が安かったのでノルウェーのフィヨルドめぐりをしたかったのだけど、今年は昇進話があって、それ自体はいいことなのですが、場合によっては管理職になってしまう可能性があり、そうなると管理職になった直後の月末月初を全部休むような予定は組めないので、キャンセルしてもダメージが少ない計画を模索していたのでギリギリまで行き先を決めることができなかった。

このような経緯があって、3月末に予定を組んでも間に合うところで、比較的興味のあるベトナムのダナン(中部)に行くことになった。

▼ダナンを選んだ理由について
このようにダナンを選んだのは積極的な選択というわけではないのだけど、旅行先を決めるにあたって重視した要素としては以下の通りである。

まずは近くて、移動に消耗しないこと。
物価や航空券が安いこと。
治安に問題がないこと。
歴史的な観光地に恵まれていること(フエ・ホイアン)。
その気になればビーチリゾートとしても楽しめること。
食事が美味しいこと。

上記に書き出したのは旅行をする前に調査したベトナム中部の魅力だったのだけれど、想定は全て当たっていて、そういう意味では素晴らしい場所だった。しかしながら1つだけ大きな誤算があって、日本の8月みたいな蒸し暑さがずっと続いていて恐ろしく消耗した。今振り返ってもダナン自体はリピートしてもいいくらい素晴らしい場所なのですが、あの暑さを思い出すとちょっと尻込みしてしまう自分がいるのも確かである。次があればもうちょっと涼しい時期に行きたい。

▼航空券
直前だったので選択肢がなく、関空→香港→ダナンの乗換便。

関空の制限エリア
朝7時だとGW初日でも空いてる

▼ダナン空港の良いところ
これまでいった都市の中では小規模な街なので、イミグレが空いててすぐ入国できた。
また、街の中心部に近く空港があるので非常に便利。

ラウンジ飯の牛丼の具
途中の香港のラウンジの牛丼の具みたいなの。吉野家風味の再限度が高すぎて怖い
ダナン上空
ダナン上空

▼ホイアンへ
今回の旅程はホイアン→ダナン→フエ→ダナンという南側から北上してまたダナンへ戻るルート。
空港出て即Grab Taxiを捕まえてホイアンのホテルへ。
1時間ちょっとでホテルに無事到着。
ホイアンはハノイよりは交通ルールを守る傾向にあるけど、日本に比べると十分にカオスな道路状況であり信号待ちに大量のバイクが並ぶところを見ると東南アジアに来たんだなあという感慨のようなものがある。

東南アジア名物のバイクの群れ
東南アジアの風景

ホテルの部屋は一泊1万円ちょっとで広くて快適だったが、TVと冷蔵庫がないのがきつかった。
TV自体は見れなくてもいいのだけど、FireTVが使えないと動画も快適に見れないのでちょっと困る。

ホイアンのホテルの部屋
ホテルの部屋
 バスルーム
バスルーム。 電気を消すと虫が出てくるので電気はずっとつけっぱなし

▼ホイアン
ホテルに着いた時点でもう疲れて寝たかったけど、とりあえず近所を散策してみる。
コロニアル様式の建築が多く、旧い時代の雰囲気が感じられる町並みと、提灯(中身は電灯だけど)が旧市街のあちこちで光っていてどこかしら懐かしさを感じさせるような不思議な町並みだった。

コロニアル建築
コロニアル建築
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その2
ホイアンの夕方の風景その2

▼Bánh mì Phượng 
とりあえず近所にあったバインミーの名店へ向かう。
10人くらい並んでいたけど、結構すぐに順番が回ってきて、人気の豚とパテのものを注文。ホテルに持って帰ってビールと一緒に頂いた。

肝心の味はフランスパンだけでも既に美味いのでその時点で勝利確定なのだけど、ベトナム惣菜みたいな具が不思議とフランスパンによく合うので面白い。前回のハノイ旅行で食べなかったのを少し後悔した。
まあこの店が世界一有名くらいの店っぽいので、他がここまで美味しいかどうかは分からないのだけど、私の中のバインミーの食べ物としてのランクはかなり上位にランク付けされることになった。

バインミーのお店の画像
カウンターの裏ですぐ作ってくれる
バインミー
買ってきたバインミー

香港(競馬)旅日記 2025/1/10(金)

 2025香港旅日記

なぜか再び香港にいくことになった。

経緯を話すと、香港に行くつもりは全く無く、9月に奄美大島へシュノーケリングを行く予定だったのだが、特大の台風の直撃を食らって中止になってしまったからである。

もちろん台風リスクが高い季節ではあるので、ホテルなどはキャンセルができるものを選んでおいたのだけど、Peachは払い戻しがポイント還元のみ、つまりPeachの航空券でしか使えないポイントになるので、自動的にPeachで行けるところにしか行けないという縛りを背負うことになった。

同行者は私の競馬の師匠だったので、半年以内(これもPeachの縛り)に行きたい場所という選択肢の中では、競馬場ある香港に行こうという流れになった。

2025/1/10(金)

金曜の夜に関空に集まって夜便で香港へ向かう。

関空のLCC向けの第2ターミナルは石垣島へ行くときに1度使ったことがあるのだけど、国際線でも利用されているのを知らなかった。

といっても、実質的にはPeach専用なので、あまり国際線ターミナルといった趣は感じない。

ピーチの機体

空港を出てイミグレを通過したらもう2時を超えていたので、Uberでホテルへ直行した。

その際の車がTeslaのモデルYだったのが印象的。香港が狭いことが電気自動車のデメリットを覆い隠すのだろうけど、とにかくTeslaは多かった。

UberのTeslaモデルYの社内

ホテルはRamble Oasis Hotelという港のそばの辺鄙な場所にあるホテルなのだけど、空港そばのホテルよりも圧倒的に安く、タクシー費用を考えてもここが良いとの判断。寝るだけだし。

2023年11月25日 香港旅日記

今日も朝食は中華粥。名店と評判の妹記生滾粥品へ向かう。

市場のお粥やさんの風景
市場の食堂街にあるお粥専門店。休日のひっそりとした市場でここだけ大人気
腸紛
腸紛。具がないのでかなり味は微妙だった
お粥
お粥。これは素晴らしい味わい。


お粥は当然ながら美味かったのだけど、一緒に頼んだ腸粉は微妙だった。
あちこちで現地の人が頼んでいたので気になったのだけど、味が薄いのと、調味料が好みじゃないので残してしまった。頼んだのはプレーンな腸粉だったので、エビ入りとかだと餃子っぽくて美味しいのかも。

鶏がカゴに入った画像
生きた鶏が売られてる
鶏を殺しているところの画像
マダムが買った鶏が1分くらいで屠殺されるところ

妹記生滾粥品は市場の中にあったので、少しその中を見学しながらデパートを覗いたり
美術館を覗いたりした。生きた鶏が売られているところはさすが香港といった雰囲気があって面白かったのだけど、さらにおばさんが来店して「あれとこれちょうだい!」みたいな会話のあとでお店の人がすぐ屠殺していたのでさらに興味深かった。日本では見たことないまさに香港らしい日常風景だった。

生肉が吊り下げられている
アジア名物 生肉の常温吊り下げ
ぶつ切りの淡水魚の切り身
魚も売られてたけど、どうみても美味しそうに見えない。淡水魚っぽいし。


その後、昼食と、郊外を覗いてみたくて将軍澳站までバスにのってロングドライブ。
そこで分かったことは中心部は過密だけど、郊外のほうがもっと過密っぽいこと。
すごいなこの都市・・・。

花膠
上海でも見かけた花膠(魚の浮袋)普通に1kg単位で200万くらいするものもある。

昼食はBlogで評判だった誉居がショッピングセンターにあったのでそちらで頂く。
あんかけ焼きそばも蒸し餃子もかなり美味しい。
エビの蒸し餃子のプリプリ加減はどこで食べても絶品でハズレがない。

エビ餃子
エビ餃子。鉄板の美味しさ
五目焼きそば
五目焼きそば。これも安定感のある旨さだった
過密都市香港の風景
郊外のほうがビルが高くて過密だった
ケバブ
中華料理に飽きたので夕食はケバブ

2023年11月26日(おまけ)
最終日はサクッと香港エキスプレスに乗って朝のうちに帰った。
空港内にAIカメラで監視される無人スーパーがあった。こういうの初めて見た。

無人AIカメラ精算のコンビニ
無人AIカメラ精算のコンビニ

2023年11月23日 香港旅日記


11月の連休は香港へ向かう。何かこれが見たい!みたいなものがなく、「未踏の地に足を踏み入れる」というゲームの実績解除みたいなちょっとした達成感を得るために旅するというのが本当のところかもしれない。

関空は恐ろしく混雑していて、当然のように遅延し、乗換失敗してしばらく台北にとどまることになった。
そこまで急ぐ気持ちはなかったので、これ幸いと空港内を探索することにする。
せっかくなので何か食べようということで、色々と見て回ってワンタンメンを頂いた。
さっぱりしたスープで中々の味わい。幸先が良い。

ワンタンメン
ワンタンメン。さっぱりとして美味しかった。
日本のガイドブック
空港で売られていた「日本」のガイドブック。色んな地方があって充実している。

香港空港はアクロバティックな着陸をするという思い込みがあったのだけど、それは大昔の話で現在は海側に作り直したごく普通の空港に着陸することになった。

香港空港
香港空港


空港からホテルまでは香港エアポートエキスプレスという快速電車が通っていて距離の割にはあっという間に香港島につくことができた。
切符も事前に台北でオンラインで買っておいたので、Emailで送られてくるQRコードをかざすだけでOK。
この点は非常に洗練されていて素晴らしい。

香港空港エキスプレス
香港空港エキスプレス

飛行機が遅れたせいで完全に有色の時間帯になっていたので、ホテルで荷物を整理したら
とりあえず近所で夕食へ。
色々とみたんだけど、なんとなく気になった過橋米線という謎のライスヌードル食べた
野菜食べたくて選んだんだけどサンラータンっぽいスープが美味しくて一人鍋っぽい味わい。

過橋米線
過橋米線

最初に感じた街の印象は台北より圧倒的にビルが高いのと、英語表記が多い、あとは左側通行。
あとテスラが多い。これは長距離ドライブがないからだろうな、、、なんてことを思いながらその日は眠りについた。

香港のホテルの部屋
ホテルの部屋。台湾に比べると高くて狭い。