ベトナム中部旅日記(出発編) 2025/4/26(土)

今年のGWはベトナムのダナンへ向かう。
物価や仕事の状況を一切気にしないのであればStockholm行きの航空券が安かったのでノルウェーのフィヨルドめぐりをしたかったのだけど、今年は昇進話があって、それ自体はいいことなのですが、場合によっては管理職になってしまう可能性があり、そうなると管理職になった直後の月末月初を全部休むような予定は組めないので、キャンセルしてもダメージが少ない計画を模索していたのでギリギリまで行き先を決めることができなかった。

このような経緯があって、3月末に予定を組んでも間に合うところで、比較的興味のあるベトナムのダナン(中部)に行くことになった。

▼ダナンを選んだ理由について
このようにダナンを選んだのは積極的な選択というわけではないのだけど、旅行先を決めるにあたって重視した要素としては以下の通りである。

まずは近くて、移動に消耗しないこと。
物価や航空券が安いこと。
治安に問題がないこと。
歴史的な観光地に恵まれていること(フエ・ホイアン)。
その気になればビーチリゾートとしても楽しめること。
食事が美味しいこと。

上記に書き出したのは旅行をする前に調査したベトナム中部の魅力だったのだけれど、想定は全て当たっていて、そういう意味では素晴らしい場所だった。しかしながら1つだけ大きな誤算があって、日本の8月みたいな蒸し暑さがずっと続いていて恐ろしく消耗した。今振り返ってもダナン自体はリピートしてもいいくらい素晴らしい場所なのですが、あの暑さを思い出すとちょっと尻込みしてしまう自分がいるのも確かである。次があればもうちょっと涼しい時期に行きたい。

▼航空券
直前だったので選択肢がなく、関空→香港→ダナンの乗換便。

関空の制限エリア
朝7時だとGW初日でも空いてる

▼ダナン空港の良いところ
これまでいった都市の中では小規模な街なので、イミグレが空いててすぐ入国できた。
また、街の中心部に近く空港があるので非常に便利。

ラウンジ飯の牛丼の具
途中の香港のラウンジの牛丼の具みたいなの。吉野家風味の再限度が高すぎて怖い
ダナン上空
ダナン上空

▼ホイアンへ
今回の旅程はホイアン→ダナン→フエ→ダナンという南側から北上してまたダナンへ戻るルート。
空港出て即Grab Taxiを捕まえてホイアンのホテルへ。
1時間ちょっとでホテルに無事到着。
ホイアンはハノイよりは交通ルールを守る傾向にあるけど、日本に比べると十分にカオスな道路状況であり信号待ちに大量のバイクが並ぶところを見ると東南アジアに来たんだなあという感慨のようなものがある。

東南アジア名物のバイクの群れ
東南アジアの風景

ホテルの部屋は一泊1万円ちょっとで広くて快適だったが、TVと冷蔵庫がないのがきつかった。
TV自体は見れなくてもいいのだけど、FireTVが使えないと動画も快適に見れないのでちょっと困る。

ホイアンのホテルの部屋
ホテルの部屋
 バスルーム
バスルーム。 電気を消すと虫が出てくるので電気はずっとつけっぱなし

▼ホイアン
ホテルに着いた時点でもう疲れて寝たかったけど、とりあえず近所を散策してみる。
コロニアル様式の建築が多く、旧い時代の雰囲気が感じられる町並みと、提灯(中身は電灯だけど)が旧市街のあちこちで光っていてどこかしら懐かしさを感じさせるような不思議な町並みだった。

コロニアル建築
コロニアル建築
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その2
ホイアンの夕方の風景その2

▼Bánh mì Phượng 
とりあえず近所にあったバインミーの名店へ向かう。
10人くらい並んでいたけど、結構すぐに順番が回ってきて、人気の豚とパテのものを注文。ホテルに持って帰ってビールと一緒に頂いた。

肝心の味はフランスパンだけでも既に美味いのでその時点で勝利確定なのだけど、ベトナム惣菜みたいな具が不思議とフランスパンによく合うので面白い。前回のハノイ旅行で食べなかったのを少し後悔した。
まあこの店が世界一有名くらいの店っぽいので、他がここまで美味しいかどうかは分からないのだけど、私の中のバインミーの食べ物としてのランクはかなり上位にランク付けされることになった。

バインミーのお店の画像
カウンターの裏ですぐ作ってくれる
バインミー
買ってきたバインミー

香港(競馬)旅日記 2025/1/10(金)

 2025香港旅日記

なぜか再び香港にいくことになった。

経緯を話すと、香港に行くつもりは全く無く、9月に奄美大島へシュノーケリングを行く予定だったのだが、特大の台風の直撃を食らって中止になってしまったからである。

もちろん台風リスクが高い季節ではあるので、ホテルなどはキャンセルができるものを選んでおいたのだけど、Peachは払い戻しがポイント還元のみ、つまりPeachの航空券でしか使えないポイントになるので、自動的にPeachで行けるところにしか行けないという縛りを背負うことになった。

同行者は私の競馬の師匠だったので、半年以内(これもPeachの縛り)に行きたい場所という選択肢の中では、競馬場ある香港に行こうという流れになった。

2025/1/10(金)

金曜の夜に関空に集まって夜便で香港へ向かう。

関空のLCC向けの第2ターミナルは石垣島へ行くときに1度使ったことがあるのだけど、国際線でも利用されているのを知らなかった。

といっても、実質的にはPeach専用なので、あまり国際線ターミナルといった趣は感じない。

ピーチの機体

空港を出てイミグレを通過したらもう2時を超えていたので、Uberでホテルへ直行した。

その際の車がTeslaのモデルYだったのが印象的。香港が狭いことが電気自動車のデメリットを覆い隠すのだろうけど、とにかくTeslaは多かった。

UberのTeslaモデルYの社内

ホテルはRamble Oasis Hotelという港のそばの辺鄙な場所にあるホテルなのだけど、空港そばのホテルよりも圧倒的に安く、タクシー費用を考えてもここが良いとの判断。寝るだけだし。

2023年11月25日 香港旅日記

今日も朝食は中華粥。名店と評判の妹記生滾粥品へ向かう。

市場のお粥やさんの風景
市場の食堂街にあるお粥専門店。休日のひっそりとした市場でここだけ大人気
腸紛
腸紛。具がないのでかなり味は微妙だった
お粥
お粥。これは素晴らしい味わい。


お粥は当然ながら美味かったのだけど、一緒に頼んだ腸粉は微妙だった。
あちこちで現地の人が頼んでいたので気になったのだけど、味が薄いのと、調味料が好みじゃないので残してしまった。頼んだのはプレーンな腸粉だったので、エビ入りとかだと餃子っぽくて美味しいのかも。

鶏がカゴに入った画像
生きた鶏が売られてる
鶏を殺しているところの画像
マダムが買った鶏が1分くらいで屠殺されるところ

妹記生滾粥品は市場の中にあったので、少しその中を見学しながらデパートを覗いたり
美術館を覗いたりした。生きた鶏が売られているところはさすが香港といった雰囲気があって面白かったのだけど、さらにおばさんが来店して「あれとこれちょうだい!」みたいな会話のあとでお店の人がすぐ屠殺していたのでさらに興味深かった。日本では見たことないまさに香港らしい日常風景だった。

生肉が吊り下げられている
アジア名物 生肉の常温吊り下げ
ぶつ切りの淡水魚の切り身
魚も売られてたけど、どうみても美味しそうに見えない。淡水魚っぽいし。


その後、昼食と、郊外を覗いてみたくて将軍澳站までバスにのってロングドライブ。
そこで分かったことは中心部は過密だけど、郊外のほうがもっと過密っぽいこと。
すごいなこの都市・・・。

花膠
上海でも見かけた花膠(魚の浮袋)普通に1kg単位で200万くらいするものもある。

昼食はBlogで評判だった誉居がショッピングセンターにあったのでそちらで頂く。
あんかけ焼きそばも蒸し餃子もかなり美味しい。
エビの蒸し餃子のプリプリ加減はどこで食べても絶品でハズレがない。

エビ餃子
エビ餃子。鉄板の美味しさ
五目焼きそば
五目焼きそば。これも安定感のある旨さだった
過密都市香港の風景
郊外のほうがビルが高くて過密だった
ケバブ
中華料理に飽きたので夕食はケバブ

2023年11月26日(おまけ)
最終日はサクッと香港エキスプレスに乗って朝のうちに帰った。
空港内にAIカメラで監視される無人スーパーがあった。こういうの初めて見た。

無人AIカメラ精算のコンビニ
無人AIカメラ精算のコンビニ

2023年11月23日 香港旅日記


11月の連休は香港へ向かう。何かこれが見たい!みたいなものがなく、「未踏の地に足を踏み入れる」というゲームの実績解除みたいなちょっとした達成感を得るために旅するというのが本当のところかもしれない。

関空は恐ろしく混雑していて、当然のように遅延し、乗換失敗してしばらく台北にとどまることになった。
そこまで急ぐ気持ちはなかったので、これ幸いと空港内を探索することにする。
せっかくなので何か食べようということで、色々と見て回ってワンタンメンを頂いた。
さっぱりしたスープで中々の味わい。幸先が良い。

ワンタンメン
ワンタンメン。さっぱりとして美味しかった。
日本のガイドブック
空港で売られていた「日本」のガイドブック。色んな地方があって充実している。

香港空港はアクロバティックな着陸をするという思い込みがあったのだけど、それは大昔の話で現在は海側に作り直したごく普通の空港に着陸することになった。

香港空港
香港空港


空港からホテルまでは香港エアポートエキスプレスという快速電車が通っていて距離の割にはあっという間に香港島につくことができた。
切符も事前に台北でオンラインで買っておいたので、Emailで送られてくるQRコードをかざすだけでOK。
この点は非常に洗練されていて素晴らしい。

香港空港エキスプレス
香港空港エキスプレス

飛行機が遅れたせいで完全に有色の時間帯になっていたので、ホテルで荷物を整理したら
とりあえず近所で夕食へ。
色々とみたんだけど、なんとなく気になった過橋米線という謎のライスヌードル食べた
野菜食べたくて選んだんだけどサンラータンっぽいスープが美味しくて一人鍋っぽい味わい。

過橋米線
過橋米線

最初に感じた街の印象は台北より圧倒的にビルが高いのと、英語表記が多い、あとは左側通行。
あとテスラが多い。これは長距離ドライブがないからだろうな、、、なんてことを思いながらその日は眠りについた。

香港のホテルの部屋
ホテルの部屋。台湾に比べると高くて狭い。