朝起きてトラムに乗り込んでまずは朝食へ。忠記粥品という中華粥の名店へ向かう。
ピータン粥を頼んだのだけど、当然ながら美味しい。
トロトロに煮込まれたやさしい味のお粥が絶妙ですぐに幸せな気分になった。
ただこのために香港に来るかというと微妙なところで、関西だと神戸の元町の名店のほうが美味しいので日本は恐ろしい国だと思う。(3倍くらい日本のほうが高いけど)



朝食の後は九龍城跡地へ向かう。
その昔、初期PSの名作ゲーム「クーロンズゲート」が好きで4回くらいクリアしたことがあるので
※今でも持ってる
思い入れが強くて跡地とはいえ、足を踏み入れたくなった。
もちろん期待したような混沌の世界とは真逆の再開発されたきれいな世界が広がっていたのだけど僕のような人向けに跡地なりの観光的な置き土産は残してあって、それだけでも十分楽しむことが出来た。







お昼はあちこちにある「點點心」で焼きそばと蒸し餃子を食べたのだけど、正直焼きそばはかなり微妙だったが
エビの蒸し餃子はプリプリとした素晴らしい食感でこれは満点。
歳をとってたくさん食べられなくなったので、イマイチなものは容赦なく残すことをこの度で覚えました。


その後、Habour Cityのブランドもの売り場を覗いてみたんだけど、関税がない香港より日本のほうが安いという結果になった。
(もちろん何も買わなかった)
まあ値段が分かるのがBerlutiだけだったのだけど、1割程度日本のほうが安く、普通に考えると消費税や関税があることから
日本のほうが高くなりそうなものだけど、不思議なことに日本のほうが安い。
色々と邪推してみたのだけど、「価格は原価とは別のロジックによって設定されており、日本に円安をそのまま反映されると
売れなくなるので、日本の価格は手加減されている、結論として日本が一番安く買える」という結論になった。
お昼を残したので、竹昇麺という特殊な麺を名店で頂く。
細麺なのにかなりコシが強い味わいで調べると広東地方の名物らしい。
これは半年たったあとに写真を見ても思い出せるくらいインパクトが強い味わいでした。

少しホテルで休憩して夕食は方栄記飯店という火鍋の名店へ。
カレーっぽいスープが味わい深くてちょっとこってり気味だったけど日本では味わえないタイプの美味だった。

夕食後は尖東までもどって夜景を見た後、フェリーに乗って湾仔まで渡り、だらだら歩いてホテルに戻りました。
夜景は素晴らしい美しさで、おそらく観光としての香港のハイライトはここなんだなと思ったことを覚えている。



