ウィーン その6 回転寿司

お昼をどこでたべるか悩んだのだけど、そもそも祭日なのでやっているお店が
非常に限られている。とりあえずハンガリー行きのチケットも手に入れる必要が
あるのでMitte駅へ向かう。駅が改装中でどこでチケットを買うかわからなかったけど
iPhoneで時刻表を表示しながらがんばってBudapest行きのチケットを買う。
あとで気づいたがこのチケットが間違いまくりだった・・・。
駅のそばのモールもほとんどの店が休んでいたのだけど、かろうじて回転寿司もどきが
開店していたので入ることに。食べ放題で休日は15ユーロというよくわからない
料金形態だったけれどとにかく店が開いてないのでどうしようもない。
味もまったく期待していなかったのだけどかなりよい出来だった。
ネタの種類が少ないとか欠点はあるものの出来損ないの100円寿司チェーン
(ス◯ローとかアトムボ◯イとか蔵とか)よりマシなのでは?と思わせる
味だった。これはうれしい誤算。
あと比較としておもしろかったのは、寿司の鮮度を保つためか回転寿司は
チューブ状のループを回っていて、冷蔵庫の中を回っているような形。
二階建てになっていて、二階部分はあたたかいものが回転している。
(主に中華とかスープ系)
店のシステム自体が日本とは違いすぎるのだけど、お茶の種類をたくさん
選べるとか、素敵な部分がたくさんあったので日本も見習ったらよいのでは?
などということを思った。
店内はアジア系の人はいなかったので、アジア食の人気が高いのか、安息日でも
営業しているからなのかはわからないけれど結構この店は流行っているようだ。
となりのカップルが熱心に日本食を褒めているのでちょっと気になって聞き耳を
たてていると、
女「この日本食って食べ物は食べれば食べるほど痩せるんだって!!」
男「マジかよ、そいつは画期的だな。さすがハイテクの国だな。間違いない」

といった会話を繰り広げていたので夢を壊さないようにモリモリ食べた。

この後でも思い知ることになるのだけど、値段が高いことを除けば
日本食は店の数もおいしさも中華を完全に圧倒していたのだった。

写真はお寿司と、本屋さんの漫画コーナー。
日本の漫画が人気みたいだ。

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