ウズベキスタン旅日記 準備編

今年の夏休みは色々迷ったのだけど、ウズベキスタンにした。

■ウズベキスタンを選んだ理由

・圧倒的に安い物価
これは非常に分かりやすいポイントで、タクシーでは近距離だと150円程度で移動できるらしい。食事も数百円のため、カンボジアとほぼ同等(またはもっと安い)。

・中央アジア随一の観光地
昔にティムールという戦争の名人みたいな王様が大帝国を築いた名残としてサマルカンドやブハラといった地域に美しい建築物が残っている。

・メシが美味そう
ややコッテリとしているが、トルコで体験したような美味しそうな羊肉が食べられそう

・見たことのない景色
本物の砂漠や地平線、綿花畑やオアシスなど、今まで見たことのない風景が見れる。

元々観光のポテンシャルはかなり高い地域なのだけど、英語が通じにくいとか、交通が不便とか、旧ソ連によくある旅行の作法が面倒とかそういった課題がなくなっていって最近は注目されているようだ。
円安傾向もあって、旅行会Youtubeチャンネルでも頻繁に取り上げられていて静かなブームを感じる。ヨーロッパ圏だと似たような立ち位置にあるのがアルバニアとかで、あとはジョージア(旧グルジア)とかも近い。

■準備編

地球の歩き方がPlatという簡易版しか提供されておらず、現地の情報に困ることもあると思うので後に続く人のために情報をまとめておきます。

▼スマートフォンアプリ

・タクシーアプリ
Yandex GoだけでOK。注意点として、現地の電話番号がないとSIM認証が通らないのでカード支払いができない。その場合、Yandex Goでタクシーは呼べても現金支払いになるので少し不安になるが、そもそも安いのと、釣りをくれないようなチンピラ運転手は50回程度読んで1回くらいだったので、データSIMだけでも大丈夫かなと思います。

※基本的にウズベキスタン人は良い人が多いです。

これがイタリアやトルコなら9割は釣りなんて出さないので、民族性を感じるところです。

・乗換アプリ
地下鉄やバスの案内はGoogle Mapでは出来ないので、入れておくと便利。

・Plus対応のキャッシュカードまたはクレジットカード
基本的に現金社会なので、ATMで卸すのが一番お得でした。ATM自体はあちこちにあるので、ATMが見つからなくて困ることは無いと思います。

・SIM
上述の通り、電話番号がないと駅や施設でWiFiが使えなかったりするのであるほうが便利だけど、無くても困るほどではなかったです。私はeSIMのデータのみで大きな不便は感じませんでした。

・Google翻訳
ウズベク語だけのレストランや、博物館が多いのでGoogleレンズでカメラから翻訳がすごく役に立ちました。

▼通貨
最初はUSドルを持っていこうかと思ったのですが、ATMでお金をおろせそうなので持っていかないことに。結局はUSドルは無くても困りませんでした。

▼航空券
成田から直行便が出ているようですが、本数が少ないので仁川から行くのがベーシックなルートになると思います。

▼鉄道の予約
これがかなり癖があって、一番手間取りました。
ほとんどの人が、タシュケントは通過するだけでサマルカンドやブハラ、余裕のある人はヒヴァといった地域を回る計画を立てると思うのですが、飛行機よりも便の選択肢が豊富な高速鉄道や寝台列車を選ぶと思います。

https://railway.uz/en

上記から予約が可能なのですが、発売されてすぐ席が埋まる傾向があるのと、発売タイミングが曖昧なので苦労します。

基本的には団体なのか、提携している代理店が席を抑えているのか、発売すぐで半数以上の席は埋まった状態となります。その後もどんどん席は埋まっていくので、旅行が決まったらすぐに抑えておくべきかと思います。

私は行きの航空券をとった直後にタシュケント→ブハラの鉄道を予約したのですが、帰りの日程のブハラ→サマルカンド→タシュケントは

発売されておらず、45日前に発売という情報があったので、それを頼りに毎日見ていたのですが結局は3x日といった中途半端なタイミングで突然売りに出されるまで毎日チケットが売りに出されているのかチェックするのが日課になりました。

毎日チェックしていたのでかなり早めに買えたはずですが、そのタイミングですら1等車はほとんど空席がありませんでした。
※ウズベキスタン鉄道のアプリでも買えるが、日付指定にバグがあるのでITに強い人以外はおすすめしない。

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