2014年9月7日(日曜日)
最初は王宮。
中身はいつものハプスブルクっぽい建物なのだけれど、西洋諸国によくあるような殺人的な広さではなくほどよい大きさなので全部回ることができた。
ヨーロッパの国はどんな国でもだいたい黄金期があるので、その時の権力者がいかに浪費しまくったかによって観光地としてのレベルが変わってくるのだけど
スペインの場合はいわゆる大航海時代で、その時の遺産が観光地になっている。
※とりあえず大混雑
※表はこんな感じ。ウィーンよりは小さくてつつましい
※王宮の西側は森に囲まれている
昼食はスペイン名物の市場。カナッペをいくつかと軽くビールをキメる。
どうしてもヨーロッパだと大皿料理になりがちなので、こういった小品をたくさん
つまめるタイプの食事ができるのは日本人の心をくすぐるものがある。
※カナッペ。見た目どおりとても美味しい。
※こんな感じでお店が並んでいて屋台のように買う
※なぜかどら焼き
王宮の後は街をバスで回る。
2階建てのオープンパスが街の中心をぐるぐる回っているので、これに乗って街の中心部を
ぐるっと一周していみる。暑さにめげそうになるけど、乾燥しているのでなんとか耐えられる。しかしイタリアとか比較にならない強烈な暑さである。アフリカと言われても信じてしまいそうだ。
※サンチアゴベルナベウ
夕食は近くの人気の店で生ハム・ガスパチョ・パエリア。お酒はサングリアをキメた。
どれも素晴らしくおいしい。
サングリアは日本の居酒屋で飲んだ時の安物のワインをごまかすための甘い味付けの酒というイメージしかなかったのであまり期待をしていなかったのだけど、良質なフルーツがふんだんにブチ込まれて、キンキンに冷やされた状態で飲むと同じ飲み物とは思えないくらいおいしい。甘みがあるものの、ネットリとした嫌な甘みではなく、売れ頃の高級フルーツを吸い込んでいるような素晴らしい味わいだった。おかげで帰国してからもサングリアにハマることになる。
※※とりあえず注文の1単位がこの量はおかしいと思うんです