2024年5月2日(木)アイルランド旅日記

アイルランド風の朝食に完全に飽きてきたので、エッグベネディクトを頂く。初めて食べたけど洒落た料理だなこれ。。。

カプチーノ 値段は考えないようにする
カプチーノ 値段は考えないようにする
エッグベネディクト
エッグベネディクト


今日は本当は競馬に行きたかったのだけど、予定を見ると15時開始のナイター開催になってたので競馬に行くとレンタカーの返却に間に合わないのであきらめる。

サービスエリアで見つけたプライズゲーム
サービスエリアで見つけたプライズゲーム
たぶん薪。誰が使うんだろう?
たぶん薪。誰が使うんだろう?
先進国らしくドーナツにもチョコミントが使われていた
先進国らしくドーナツにもチョコミントが使われていた


特別に行きたいところももうないのでM6経由でサクッとDublinまで帰ることにする。
M6はさすがに主要高速道路らしく快適な道で、3時間程度でダブリンまで戻ってくることが出来た。
荒涼とした景色を横目に少し退屈していたこともあって、SpotifyでR.E.MのLosing my religionをかけてみたのだけど、風景やどんよりとした天気に恐ろしくマッチしていて、ワインじゃないけど音楽にもマリアージュってものあるのかもしれないといったことを
思ったりしながら運転していたけど、今から思い返してもこれは中々得難い経験だった。
いつかUSのどこまでいっても同じような風景のところで車を駆って音楽を楽しみながらドライブしてみたい。

ダブリンの宿はGrand Canal Hotelというその名の通り運河沿いの少し大きめのシティホテル。(物価の高騰で他に選択肢がなかった)
ちょっと場所は不便なんだけど、他の候補と比べてかなりリーズナブルな価格だったのが選択の理由。

ちゃんとした部屋
ちゃんとした部屋(冷蔵庫がないのが欠点)


ダブリン観光の個人的なハイライトとしてはトリニティカレッジの古書館なので早速向かったのだけど、どうやら予約制のようなので断念して翌朝の予約をしておいた。
その後に近くの国立博物館を巡ったり、大阪にもあるような水陸両用のバスでの運河めぐりをして楽しんだ。

トリニティカレッジ
トリニティカレッジ
博物館のミイラ
博物館のミイラ
Googleレンズに翻訳してもらった説明書き
Googleレンズに翻訳してもらった説明書き

この日はカロリー調整のために昼食は抜いて、夕食は西洋料理にも飽きてきたので(本気で)テイクアウトのパッタイを持ち帰ってホテルでビールと一緒に楽しんだ。
味はまあ微妙なんだけど、料理のジャンルが変わるだけで癒される。
ただ量が多すぎて(大型のメロンくらいのサイズ)、残して翌朝の朝食にもなってしまった。

水陸両用観光バスのおっちゃん
水陸両用観光バスのおっちゃん
水上からの眺め
水上からの眺め
水上からの眺め
パッタイ

■海外で乗る日本車について
この日でレンタカーの日産JUKEを返却したので海外で乗る日本車について記しておこうと思う。
今まで僕は日本車を買ったことがなく、かなり偏ったクルマ遍歴となっていて
アルファロメオ147→Mini Convertible(R57)→Mini Convertible(F57)という
おおよそ実用性に乏しい選択肢を取り続けている。
そもそも日常生活にクルマが必要ないので、クルマを選ぶ基準そのものが趣味性が高いものになるという理由もあるのだけどクルマを操縦するときの感覚が好きというのが大きく、そのためにお金を払っているのではないかと思う。
クルマの評価をするときの要素としては自分の操作に対してどれだけダイレクトに反応を見せてくれるかという点が大きく、絶対的な速さなどはあまり気にならない。
なので一般的な日本車のふわったとして乗り心地や低いボディ剛性、コーナーで腰砕けするような動き、低コストなシートなどが苦手なので、基本的には避けてきたのだけど、Irelandで乗った日産JUKEは日本車のイメージを壊すような素晴らしい出来で
操作のダイレクト感や、スタビリティの高さ、レスポンスの良さ、ボディ剛性などどれをとっても文句のない素晴らしいクルマだった。
これは自分にとってはすごく不思議な体験で、この違うを生み出すのは何なのだろうか?とずっと考えていたのだけど
結局はその国や地域に求められる特性にしたクルマを売っているので欧州で売る日本車は欧州風に味付けされているという結論となった。
つまり平均速度が高く、停止が少なくてみんなコーナリング速度が高く、道路のコンディションが悪い欧州ではボディ剛性を高めてタイヤや足回りを固くし、乗り心地よりも性能を重視した特性にして売っているのだと。
逆に日本のように平均速度が低く、道路の品質が高く、コーナリングの平均速度が低くて停止が多い環境では乗り心地や燃費、低価格を重視した商品を売ることになるという当たり前のことをしているということに気づいた。
なので日本車はクソみたいなよくある欧州車至上主義っぽい考えを持っていた僕にとっては少なからずショックで技術的な問題というよりは地域に合わせた最適解の商品を提供しているだけということを知って
クルマに対する理解がかなり深くなったような気がしている。
まあ日本の道でも欧州車っぽいセッティングを好むのは今も変わらないのですけど。

ホテル近くの遊歩道
ホテル近くの遊歩道

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