しょうもない知識はもっているもので、引き金は絞るように引けという格言があったので
しっかりと構えつつゆっくりと引き金を絞ってみる。
ドゴオォォォォーーーーン
突如右手首が外れそうな反動と肘に衝撃が走って弾がはじき出された。
人型のポスターに穴があいていたけどそれには現実感がなく
おそらくおそろしい反動だろうと構えていたにも関わらずその4倍くらいの威力があった・・・。
えと、これ9mmですよね・・・?
というか、か、帰りたいんですが・・・。
音も交通事故をパワーアップしたような大轟音ですよ。
銃声を聞いたとか、聞いてないとか裁判ネタでありますが、こんなでかい音が聞こえないとか
ありえないですから。(;´Д`)
(;´Д`)えと、全部撃たないといけないの?
( ゚ Д ゚ )どんどんいってみようか。
(;´Д`)は、はい。
普通につらい感じでしたがなんとか撃ちこんでいく。
たしかにこのくらいおそろしい反動ならちゃんと構えてないとすぐに怪我すると思います。
あと我々は祭りの夜店である射的とかを考えてしまいますが、恐ろしく照準は精度が高く
10mくらい離れたA3ポスターくらいならきちんとねらうと絶対に当たります。
具体的には500mlのペットボトルくらいなら普通に当たります。
精度が高いのはいいことかもしれないけど、恐ろしいことでもあって
これって自分がねらわれたらまず助からないってことですよね・・・。
という感覚を経験できたことだけは悪くなかったと今にしては思います。
その後ヒーヒー言いながら消化した。
( ゚ Д ゚ )なかなかいい狙いだね。
(;´Д`)そ、そうですか。
( ゚ Д ゚ )じゃあ、もう一人のユーいってみようか。
お友達は音を聞いた瞬間に帰りたくなったらしく、悲壮な顔で射撃ラインに向かっていきます。
屠殺場に向かう牛みたいです。(;´Д`)
こっちは解放されたので、にこやかに写真を撮ったりして無邪気に楽しむ。
撃ち終わった後には青ざめていたような気がしなくもないが、やらない失敗よりも
やる失敗ですよね!
と前向きな気持ちで帰ることにしました。
(;´Д`)やっと終わった。ひどい目にあったな。
銃器は世界的に撲滅するべきと、堅く心に誓って射撃場を後にしようとすると
サップがこっちを向いて笑顔でこう言ったのでした。
( ゚ Д ゚ ) 「ネクスト!」
(;´Д`)(;´Д`) 「え?」