10月11日(日)
今日はセスナで島内一周の日。
朝ご飯はダンキンドーナツで食べることにする。
地図の片隅にダンキンドーナツという文字列が写っているのを憶えていたので村上春樹ファンとしては
いかないといけないですよねという気分に。
しかもダンキンドーナツは日本では営業していないので海外でないと食べることができないのです。
とワクワク感一杯でいったのですが、実際はウィンチェルとかいう島内ローカルのドーナツ屋しかなかった。
ドライブ中も感じていたのだけどガイドブックの道路マップはかなりいい加減な作りになっていて
地図に書き込むランドマークがものすごくテキトーな感じである。
あっこにあるのなんだっけ?
ローソンじゃない?
まあコンビニだったらなんでもいいや、とりあえずローソンにしとこう。
というようなジャスコとダイエーの区別をつけないような作りになっているので
普通の観光をする分にはものすごく困ることにはならないの
かもしれないけれど、こういったブランドにこだわりを持っているときには非常に困る。
まあドーナツ自体あまり食べないのでこれも経験と割り切って入店する。
店のつくりとかいわゆるダスキンのアレとほとんど同じなので違和感ゼロ。
セットみたいなのがあるのでそれを注文すると、2.2ドルでドーナツx2とコーヒーと
新聞がついてきた。非常にお買い得というか、新聞がついてくるというのが
ドーナツが日常的な食べ物になっていることを表しているようで興味深かった。
日本じゃ絶対無理ですよね?こういうの。
それにあったとしても500円くらいしそうだ。
ちなみにコーヒーを選ぶときに
店員のおばはん「コーヒーはなんにするの?短足ボーイ」
気が弱いわたくし「か、カプチーノ」
店員のおばはん「ヴァニラ味とチョコレート味があるけどどっちすんねん」
気の弱いわたくし「ふ、普通のないんですか」
店員のおばはん「これがアメリカやんけ、おまえ素人か」
気の弱いわたくし「そ、そうですか・・・」
当然ながら、マックスコーヒーを煮詰めたようなのが500ccくらいドンと置かれる。
この国で食事=拷問
くらいに思えてきた・・・。