セスナでの遊覧飛行は送迎があるのでレンタカーは遊ぶことになるのでちょっともったいない気分になったのだけれど
あとで考えると送迎は普通はついているものらしい。
あとになって冷静に考えてみるとみんながみんな右側通行の国でレンタカーで
回ろうなんて思わないよなということに気づく。
たしかに送迎は楽なのだけど、私の旅の楽しみ方はいわゆるアクティビティそのものに
目的があるのではなく、そのプロセスが目的だったりする。
人やカーナビに案内してもらうとその行程を憶えないように、迷ったり
途中で立ち寄った店とか、落書きとか、途中で立ち止まった風景とか。
スーパーで見つけたお菓子とか。自動販売機とか。路上で売っている新聞とか。
そういうもののほうが興味をそそられるので、送迎してもらうと便利な代わりに
そういったものを失ってしまうので、空港までの車にのりながらやっぱり
自分には向かないと思った。
送迎のワゴンをおりて、空港内部へ。
空港の端っこのほうにオフィスがあって、でかいジェット機があつまるようなターミナルではなく
セスナとかの集まるような普段は見れない空港の裏側が見れたのでおもしろかった。
セスナはおそろしくオンボロで、ドリフのコントなら間違いなく最後バラバラになりそうなものだった。
中身もちゃちいので変な汗がでたのだけど、大阪の路上よりは安全だと言われて納得してしまった。
たしかに・・・。
プロペラ機にのるのは初めてというか、そもそも飛行機の操縦席をみるのが初めてなので
おもしろい。
走行距離じゃなくて、飛行時間みたいなので計ったり。
(6桁だったような気がする)
方角と高度計があったり。
(三次元で移動するという乗り物だという当たり前のことに気づく)
クルマが基本的な比較対象になるのだけど、あまりにも違いすぎるので新鮮だった。
そんなこんなで、フライト。