9月10日 火曜日
天気が良かったのでホテルそばのカレル橋へ。
プラハの素晴らしいところは、旧跡の迫力(古さ)が明らかに他の都市の
「中世ヨーロッパ風」の建築よりもワンランク上なところだろう。
実際にはどこかの段階で直したものかもしれないけれど、手前にあるデザインは保ったまま
新しく作りなおしたような建築とははっきりと違う迫力が伝わってくる。
※カレル橋の入り口
※橋の真ん中
その後は本日の、というよりこの旅行の目当てであるミュシャのスラブ叙事詩がメイン。
うみこてんてーが教えてくれたスラブ叙事詩の素晴らしさに興味をもってずっとうずうずしていたのですが代表作であるスラブ叙事詩がすべて一箇所に集められているタイミングということで
今回の旅行はプラハに決定した経緯があり。
その素晴らしさは筆舌に尽くしがたく、前日にみた版画のミュシャとは違って
その巨大さやテーマ性、迫力にただただ圧倒された。
とりあえず絵が好きな人なら死ぬまでに見たほうがいい。
※ラスボス感が半端ない
その後は広場を巡ったりシナゴーグを巡ったり。
早めの夕食(グヤーシュと鱒)をとって、コンサートに。
※名物という鱒のソテー。まずい。
(日本より魚がうまい国は世界には無い気がする)
3列目をなんとか抑えることが出来たのですが、シーズンのオープニングを祝う
特別なタイミングであったようで、レッドカーペットですか?というような
ドレスアップした人々がつどう場所になっていて、ノータイの自分が非常に場違いだった
記憶が・・・・。
※客席のドレスアップが半端ない・・・。
演奏のほうは
http://www.universal-music.co.jp/alisa-weilerstein/
がゲストとして来ていたのだけど、目玉になるだけあって
超絶技巧の持ち主だった。
まったくクラシック教養のない人間にこれほど明確に違いをみせつける
技量の人間がいることにこの世界の奥深さを感じる。
以前のウィーンのヴェルディに匹敵する衝撃的なプレイでした。