8/7 (日)
翌日は駅で適当にパンを買って、thalysという新幹線でParisへ向かう。
BrusselsからParisまでは300km/h区間なので、1時間半程度で到着。
海外だと1等車でも値段がそれほど変わらないので、一等車を満喫した。
WiFiが使えるので、そのままiPADでTwitterに書きこみながらハイテクな旅行を満喫。
しかし最初のParisに行った2007年と比べても隔世の感があるくらい
ネットワークは進化している。4年前はキンコーズで印刷したGoogleMapとガイドだけが
頼りだったのに今はWifiとスマートフォンがどこでも使える。
ITインフラの進化ってすごいですね。
到着まで特に大きな街もなく、平坦な欧州の景色を眺めているとあっという間にNord駅。
それまで疲れだったのか、4度目の欧州だったからなのかそれほど盛り上がっていなかったのだけど
やはりParisは特別な街、駅の時点でシャレオツ度が沸点に達している。
とりあえずタクシーを捕まえてホテルに荷物を預けて自転車で街を散策。
今回のホテルはLes Hallesの東、ポンビドゥーセンターとの間くらいの
Citadinesにした。ここはキッチンもちゃんとあるし部屋も二部屋に分かれるのでおすすめ。
さっそくホテルまでの自転車をレンタルして、ルーブル前からopera、プランタンといった
よく知ってる道を抜けてみた。
前回は両親を引率していたので、実際にはほとんど使わなかったのだけど
欧州のからっとした夏の空気を浴びながらParisを駆け抜けるのは最高の気分だった。
ルーブルの荘厳な建物やオペラ通りに入った所で見えるオペラ・ガルニエ、視界の端々に
Parisのランドマークが広がる中のサイクリングは一瞬一瞬を切り取っておきたいくらい
素晴らしい体験だった。
出発前からわかっていたことだけど、日曜日だったのでお店の開店状況は全滅に近い。
なので割りきってサイクリングを楽しむことにしてとりあえずエトワール凱旋門まで。
実は前回バスで通っただけだったので、じっくりと見てみたかった。
すぐそばで見た凱旋門は半端無くデカイ。そして高い。よくこれだけのものが作れたものだと
思ってしまう。歴史を紐解くと、ナポレオンがアウステルリッツの大勝利を記念して
建造し始めたものとのこと。世界的なランドマークなだけあってスケール感も美しさも
付け入る隙がなかった。あと中から見えるシャンゼリゼ通りの見惚れる美しさも。