ベトナム中部旅日記(出発編) 2025/4/26(土)

今年のGWはベトナムのダナンへ向かう。
物価や仕事の状況を一切気にしないのであればStockholm行きの航空券が安かったのでノルウェーのフィヨルドめぐりをしたかったのだけど、今年は昇進話があって、それ自体はいいことなのですが、場合によっては管理職になってしまう可能性があり、そうなると管理職になった直後の月末月初を全部休むような予定は組めないので、キャンセルしてもダメージが少ない計画を模索していたのでギリギリまで行き先を決めることができなかった。

このような経緯があって、3月末に予定を組んでも間に合うところで、比較的興味のあるベトナムのダナン(中部)に行くことになった。

▼ダナンを選んだ理由について
このようにダナンを選んだのは積極的な選択というわけではないのだけど、旅行先を決めるにあたって重視した要素としては以下の通りである。

まずは近くて、移動に消耗しないこと。
物価や航空券が安いこと。
治安に問題がないこと。
歴史的な観光地に恵まれていること(フエ・ホイアン)。
その気になればビーチリゾートとしても楽しめること。
食事が美味しいこと。

上記に書き出したのは旅行をする前に調査したベトナム中部の魅力だったのだけれど、想定は全て当たっていて、そういう意味では素晴らしい場所だった。しかしながら1つだけ大きな誤算があって、日本の8月みたいな蒸し暑さがずっと続いていて恐ろしく消耗した。今振り返ってもダナン自体はリピートしてもいいくらい素晴らしい場所なのですが、あの暑さを思い出すとちょっと尻込みしてしまう自分がいるのも確かである。次があればもうちょっと涼しい時期に行きたい。

▼航空券
直前だったので選択肢がなく、関空→香港→ダナンの乗換便。

関空の制限エリア
朝7時だとGW初日でも空いてる

▼ダナン空港の良いところ
これまでいった都市の中では小規模な街なので、イミグレが空いててすぐ入国できた。
また、街の中心部に近く空港があるので非常に便利。

ラウンジ飯の牛丼の具
途中の香港のラウンジの牛丼の具みたいなの。吉野家風味の再限度が高すぎて怖い
ダナン上空
ダナン上空

▼ホイアンへ
今回の旅程はホイアン→ダナン→フエ→ダナンという南側から北上してまたダナンへ戻るルート。
空港出て即Grab Taxiを捕まえてホイアンのホテルへ。
1時間ちょっとでホテルに無事到着。
ホイアンはハノイよりは交通ルールを守る傾向にあるけど、日本に比べると十分にカオスな道路状況であり信号待ちに大量のバイクが並ぶところを見ると東南アジアに来たんだなあという感慨のようなものがある。

東南アジア名物のバイクの群れ
東南アジアの風景

ホテルの部屋は一泊1万円ちょっとで広くて快適だったが、TVと冷蔵庫がないのがきつかった。
TV自体は見れなくてもいいのだけど、FireTVが使えないと動画も快適に見れないのでちょっと困る。

ホイアンのホテルの部屋
ホテルの部屋
 バスルーム
バスルーム。 電気を消すと虫が出てくるので電気はずっとつけっぱなし

▼ホイアン
ホテルに着いた時点でもう疲れて寝たかったけど、とりあえず近所を散策してみる。
コロニアル様式の建築が多く、旧い時代の雰囲気が感じられる町並みと、提灯(中身は電灯だけど)が旧市街のあちこちで光っていてどこかしら懐かしさを感じさせるような不思議な町並みだった。

コロニアル建築
コロニアル建築
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その1
ホイアンの夕方の風景その2
ホイアンの夕方の風景その2

▼Bánh mì Phượng 
とりあえず近所にあったバインミーの名店へ向かう。
10人くらい並んでいたけど、結構すぐに順番が回ってきて、人気の豚とパテのものを注文。ホテルに持って帰ってビールと一緒に頂いた。

肝心の味はフランスパンだけでも既に美味いのでその時点で勝利確定なのだけど、ベトナム惣菜みたいな具が不思議とフランスパンによく合うので面白い。前回のハノイ旅行で食べなかったのを少し後悔した。
まあこの店が世界一有名くらいの店っぽいので、他がここまで美味しいかどうかは分からないのだけど、私の中のバインミーの食べ物としてのランクはかなり上位にランク付けされることになった。

バインミーのお店の画像
カウンターの裏ですぐ作ってくれる
バインミー
買ってきたバインミー

香港(競馬)旅日記 2025/1/13(月)

2025/1/13(月)

▼一點心

超有名店 一點心の入り口
超有名店 一點心

朝食を抜いてブランチとして一點心へ開店前から並ぶ。
当然ながら開店してすぐに満員となった。
エビ餃子やシューマイのうまさは素晴らしく、さすがの人気店と唸らされた。春巻きのニンニク臭(おそらく揚げている油のせい)がすごい以外は文句なしだった。

エビ焼売
エビ焼売 当然ながら恐ろしく美味い
エビ餃子と肉まん
エビ餃子と肉まん
揚げ春巻き
揚げ春巻き。にんにく臭がすごいがうまい。

▼公和荳品廠

豆腐の爽やかさが素晴らしくて、砂糖抜きを頼んだけどデザート風味を感じるくらいだった。ただちょっと量が多かった。。。

奇趣餅家の餅(出来立て)
途中で、奇趣餅家があったのでまた餅を買ってしまった
公和荳品廠
公和荳品廠
豆腐
豆腐

▼甜記餃子

餃子スープ
餃子スープ

うーん微妙。一點心で食いすぎたのもあるが、一點心のインパクトが強すぎて普通のスープ餃子では太刀打ちができなかったというのが正確なところかもしれない。

山上からの風景
一応観光もした
山上からの夜景
夜景

2025/1/14(火)

▼大師傅粥品

ホテル近くの香港粥。朝ご飯にぴったりのさっぱりした味わい。
前回の香港旅では2つほど超有名店を回ったのだけど、正直言って全く遜色のない味わいだった。

おかゆ
おかゆ

香港(競馬)旅日記 2025/1/12(日)

▼翠豐冰廳 觀塘店
テキトーに近くのお店で朝食に高菜さっぱり麺のセットを頂く。
ほぼ記憶がないけど、体にやさしい味だった記憶。

高菜麺
高菜麺

競馬の前に近くの香港文化博物館に行ったが、ブルース・リーに思い入れがないのでちょっとキツかった。。。

▼香港永年車仔麵茶冰廳
あまり選択肢がなかったので、ここでステーキをいただいた。
ファミレスの出来損ないのステーキみたいな味だなと思った記憶しかない。

ビーフステーキセット
ビーフステーキセット

▼競馬場について
結論として2回単勝をあてて300%くらいの回収率で圧勝した。以下は競馬場Tips。

・メトロについて
開催日は競馬場いきの電車が出ているとガイド等には書かれているが、実際には数本に一度くらいしか出ないんで注意。競馬にいくような人は電車が来たのに乗り込まない変な同類の匂いを放っているおっさんがいると思うので彼らと行動を共にしよう。

競馬場駅の出口
競馬場駅の出口

・チケット
外国人観光客向けに会員エリアに入れるチケットが販売されているので、購入がおすすめ。
特典はパドックの会員エリアでのんびり座って見れる、ゴール前も会員エリアで見れるなど。3000円くらいなので、観光として競馬場に行くのであればアリかなと思います。特に混んでいると体力的につらそうなので。
売っている場所はメトロの出口&競馬場の入口のポイントです。
あまり有名な制度でないのか、競馬場の職員に聞いてもたらい回しになってあまり知られているものではないようでした。

・買い方
ざっくりと以下のようなプロセスとなります。
①現金を渡してQRコードのチケットを貰う
昭和の競馬場にいたような受付のお姉様へ現金を渡してQRコードを発行してもらいます。
②QRコードを機会に読み込ませて馬券を買う
ここはあまり日本と変わらないと思います。
マークシートもあります。
③ハズレ
馬券を地面に叩きつけて下さい。ここも日本と同じです。
④的中
馬券のQRを機械に吸い込ませると金額が増えたQRコードが発行されます。

味気ない馬券
味気ない馬券

あとはこれを繰り返すだけです。

実家に帰ったような落ち着きのある風景
実家に帰ったような落ち着きのある風景
昭和に失われた対面窓口
昭和に失われた対面窓口
芝コースの風景
コースは大変美しい。直線は長め。
ゴール前の風景
コースが近いので迫力満点
会員向けエリアから見たパドック
会員向けエリアから見たパドック
ATMがいたるところに設置されていて至れり尽くせり
ATMがいたるところに設置されていて至れり尽くせり

▼泰金鍋
目当ての火鍋が予約でいっぱいだったので、少し気分を変えようということでトムヤム鍋をいただきました。
鍋自体は美味しかったので、日本でも流行りそうな味だった。

白身魚の揚げ物
白身魚の揚げ物
トムヤムクンスープの鍋
トムヤムクンスープの鍋

香港(競馬)旅日記 2025/1/11(土)

2025/1/11(土)

実質的な旅の1日目。さすが10時前くらいまでは寝てしまっていて、のそのそとホテルそばのチェーン店的なお店で朝食をいただく。

まずはおかゆセット。(まあまあ美味かった)

お粥セット
お粥セット

その後はまたもやUberで今回の宿となるNina Hotel Kowloon Eastへ移動して荷物を預けた。駅としては牛頭角なので便利な場所ではないのだけど、そのぶん部屋が広くて、電車にのるが苦痛でないなら結構おすすめ。(コスパ高め)

UberのTeslaモデルY
Uber呼んだらまたモデルYがきた

香港のホテル選びはなかなか難しくて、交通に便利な場所を選ぶと東京も真っ青のホテル代と部屋の狭さに辟易とすることになる。11-12㎡とかの部屋は当たり前のようにあるので、はっきり言って東京の中心部のビジネスホテルよりも狭い。

それが苦痛な人はどこに行くにも電車に30分程度乗ることになるが、少し郊外側に出ると普通の部屋に泊まることができます。

東京イメージで語ると中心部を避けて川崎とか蒲田に泊まるような感じ。

オシャレなバスルーム
オシャレなバスルーム
ホテルの寝室
まともな広さの部屋

ちなみに中心部でも香港島(南の方の島)はイギリスの植民地だった歴史が長いからか、西洋テイストが強く、九龍半島側は中華テイストが強い。

ちなみにレストランも香港島側は西洋料理の選択肢も豊富なので、その違いを楽しんでみるのも良いかもしれないです。私は前回はそういったことを知らずに香港島側にホテルをとって「植民地の歴史が長いから西洋テイストの強い土地なんだな〜」とか思ってました。

ここからは実質的に食べ歩きしかしていないので、食レポばっかりになります。

▼奇趣餅家

旺角站近くをだらだらと歩いていたらやたら人がたかっているお店があってのでお餅を買ってみたら激ウマだった。
出来立てのお餅の柔らかさとさっぱりとした控えめのアンコの甘さが絶妙。
この味は出来立てでないと再現ができないであろう甘さだった。

人だかりの餅屋
人だかりの餅屋

▼富豪雪糕(Mister Softee)

アイスクリーム屋、これもけっこう並んでたので食べてみたけど普通。

白い時点で邪道アイス屋ということに気づくべきだった。

白いアイスクリーム
白いアイスクリーム

▼盛記粥麵

当然ながらワンタン麺をいただく。

当然ながらめちゃうまい。竹昇麺?っぽいコシのすごい強い麺が印象的。あとはワンタンのエビのプリプリ感が日本で食べるのと全く違う。

ワンタンメン
雲吞麺(ワンタンメン)
魚屋も淡水魚が中心
魚屋も淡水魚が中心
浮袋?が売られてた
浮袋?が売られてた

▼新興發點心

うなぎのおこげ飯と野菜鍋。人気店過ぎて普通に2時間くらい待った。
英語も全く通じないので、今何番かを広東語でヒアリングできるようにはなっておいたほうがよいかなというのが私からアドバイスです。

ここで学んだのは広東語だとイーアルサンースーとは全く違うということ・・・・。

これ別言語でしょ・・・・。

野菜鍋
野菜鍋(味は普通)
おこげ飯
おこげ飯(めっちゃ美味い)

香港(競馬)旅日記 2025/1/10(金)

 2025香港旅日記

なぜか再び香港にいくことになった。

経緯を話すと、香港に行くつもりは全く無く、9月に奄美大島へシュノーケリングを行く予定だったのだが、特大の台風の直撃を食らって中止になってしまったからである。

もちろん台風リスクが高い季節ではあるので、ホテルなどはキャンセルができるものを選んでおいたのだけど、Peachは払い戻しがポイント還元のみ、つまりPeachの航空券でしか使えないポイントになるので、自動的にPeachで行けるところにしか行けないという縛りを背負うことになった。

同行者は私の競馬の師匠だったので、半年以内(これもPeachの縛り)に行きたい場所という選択肢の中では、競馬場ある香港に行こうという流れになった。

2025/1/10(金)

金曜の夜に関空に集まって夜便で香港へ向かう。

関空のLCC向けの第2ターミナルは石垣島へ行くときに1度使ったことがあるのだけど、国際線でも利用されているのを知らなかった。

といっても、実質的にはPeach専用なので、あまり国際線ターミナルといった趣は感じない。

ピーチの機体

空港を出てイミグレを通過したらもう2時を超えていたので、Uberでホテルへ直行した。

その際の車がTeslaのモデルYだったのが印象的。香港が狭いことが電気自動車のデメリットを覆い隠すのだろうけど、とにかくTeslaは多かった。

UberのTeslaモデルYの社内

ホテルはRamble Oasis Hotelという港のそばの辺鄙な場所にあるホテルなのだけど、空港そばのホテルよりも圧倒的に安く、タクシー費用を考えてもここが良いとの判断。寝るだけだし。

ウズベキスタン旅日記 10月12日(土)

今日は最終日なのでお土産探しがメイン。

▼チョルスー・バザール
まずは市内最大の市場であるチョルスー・バザールへ向かったのだけど、ブハラの野蛮な市場を見た後では迫力に欠けていて
規模は大きいけどそこまで楽しめなかった。
プロフセンターをちょっと覗いてみたのだけど、味付けの方向性があまり好みではないことがわかっているのでパスした。
ちなみにホテルのアフタヌーンティーとかで出てきそうな結晶の砂糖が激安で売られているのでお土産におすすめです。

チョルスー・バザール
チョルスー・バザール
2階から全体を見渡す
2階から全体を見渡す
砂糖の塊。1つ20円くらい。
砂糖の塊。1つ20円くらい。
コンビニで買ったお菓子がビールによく合う名作だった
コンビニで買ったお菓子がビールによく合う名作だった

昼食はフードコートの寿司屋でさっぱりした味付けのラーメン。意外にこれはおいしかった。
出汁の効いた食べ物に飢えていたからかもしれない。
おにぎりはクリームチーズが入っていて独特の味わいだったけど、これはこれで美味しかった。

ラーメンおにぎり定食
ラーメンおにぎり定食
夢の国っぽい施設(規模は小さい)
夢の国っぽい施設(規模は小さい)
危機感ゼロの猫。いびきかいて昼寝してた。
危機感ゼロの猫。いびきかいて昼寝してた。

その後は疲れていたのでホテルで荷物をまとめつつ昼寝したりして、空港に向かった。

総評として1回行くとすごい面白いけど、説明が少ないところがあるので事前に勉強していかないと私のように飽きてしまうところがあるので、事前に勉強して訪れましょう。

終わり。

ウズベキスタン旅日記 10月11日(金)

朝食をいただいてタシュケント巡りに出かける。さすが五つ星ホテルだけあって朝食の選択肢が豊富だった。

部屋からの景観(昼)
部屋からの景観(昼)

▼ウズベキスタン地下鉄
少し近くに地下鉄があったので、ティムール博物館に一本で迎えるので1回くらい経験しておこうと
地下鉄で向かうことにした。
地下鉄は事前に調べた通り愛想の悪いおばさんが20円くらいでチケットを売ってくれる。
恐ろしく安いが、タクシーも恐ろしく安いので日本人が観光として地下鉄を体験したいという理由以外で使うメリットは特にないと思う。

地下鉄の駅は美しいデザイン
地下鉄の駅は美しいデザイン
社内の雰囲気
社内の雰囲気
車両はそこまで古くない
車両はそこまで古くない
ソ連時代のクラシックな巨大ホテル
ティムール博物館
中は豪華だけどつまらなかった
中は豪華だけどつまらなかった

▼タシュケント散策
ティムールにまず向かったのだけど、豪華な建物以外には特に見るべきものがなく、あまり評判が良くないのがよく分かる体験でした。
途中でホテル・ウズベキスタンというピエール瀧が泊まった旧ソ連時代の古い(そしてあちこち壊れている)ホテルがあったりして
そちらのほうが興味深かった。
その後はショッピングセンターを巡ったり、フードコートでアフリカバーガー(真っ黒なパンのバーガー)というコンプラ完全アウトの
バーガーを食べたりした。

アフリカバーガー(コンプラ完全アウト)
アフリカバーガー(コンプラ完全アウト)
首都の肉売り場は上品
首都の肉売り場は上品
魚はクッソ高い
魚はクッソ高い
クリームチーズ入りの寿司
寿司はクッソ高い

▼タシュケントお買い物事情
タシュケントはあまりお買い物が楽しい地域ではないが、中心部のTashkent City Mallあたりは先進国の設備やブランドが揃っているので
高級スーパーでお土産探ししたりしたい人はおすすめ。(ただ現地の物価を考えると猛烈に高い)

▼あえてシーフードを食べる
このあたりで両替したウズベキスタンスムも余ってきているのでちょっと高級なご飯を食べに行くことにする。
日本食という手段もあったのだけど、ここはシーフードのお店で頂くことにした。
メニューはロシアの魚スープ、マグロのアボガドとイチゴの和物、マスのローストを頂いた。
マグロとイチゴを和えるのが天才的な料理法で、ほどよい酸味が合わさって素晴らしい味わいだった。この料理だけは日本で誰かがマネしてほしい。

マグロと苺とアボガド和え。すごく美味しい。
マグロと苺とアボガド和え。すごく美味しい。
ロシア風味の魚スープ
ロシア風味の魚スープ
マスのソテー
マスのソテー
美味しそうなケーキ
ケーキは美味しそうだった。
高層ビルと夜景
この一帯だけは先進国っぽい

ウズベキスタン旅日記 10月10日(木)

今日はチャーターしたタクシーでシャフリサブスへ向かう。
シャフリサブスにどうしても見たい何かがあるわけではないのだけど、途中の山越えのドライブや、一般的な観光ルートで見れないような
ウズベキスタンのありのままの姿が見れるのではないかとの期待が大きい。
タクシーの運転手はぜんぜん英語を話せないけど(想定内)、気さくな人だったので翻訳アプリなどで意思の疎通はスムーズにすることができた。

チャーターしたタクシー
チャーターしたタクシー
郊外に出ると砂漠っぽい景色になる
郊外に出ると砂漠っぽい景色になる

▼シャフリサブス行きの峠道
走り出してサマルカンド市街から山の方に近づくと荒涼とした景色が広がっていて、乾燥地帯なんだなという印象が強い。
途中で見どころがあれば停めてほしいとお願いしておいたので、高台の岩のあるところで写真を取ることになった。
なにかのアトラクション?みたいな感じで槍を持ったおっさんがコスプレっぽい格好で叫んでいたが怖かったので近づいてない。

ゼルダのコスプレ?
ゼルダのコスプレ?
峠道からの絶景ポイント
峠道からの絶景ポイント
峠道からの絶景ポイント(その2)
峠道からの絶景ポイント(その2)


後から写真を見るとゼルダの伝説のTears of the kingdomそっくりな風景だったのでゼルダのコスプレなのかもしれない。
乾燥しているので高台からはかなり遠くの景色が見えるのだけど、砂埃のせいかちょっとモヤがかかったようになっている。

途中でとめられたしょぼい川。すげえだろ!とドヤられたが日本人からするとただの汚い川である。
途中でとめられたしょぼい川。すげえだろ!とドヤられたが日本人からするとただの汚い川である。オアシス地域ではきっとすごい貴重なものなのだろう。

峠を超えてシャフリサブス方面が見える展望ポイントからも写真を撮ったのだけど、RPGのイベントシーンであるようなどこまでも広がっているような遠景がみれて素晴らしかった。

LADA(現役っぽい)
LADA(現役っぽい)
峠からの絶景
峠からの絶景
 空が青い
空が青い

▼シャフリサブスと宮殿跡
シャフリサブスはこの国の英雄であるティムールが生まれ育った場所で、ティムール帝国はここから生まれたらしい。
交通が不便だったため、都はサマルカンドに置かれたが、今でも宮殿跡地が残っているとのこと。中にはティムール博物館などがあり、生い立ちからティムールの足跡をたどることができた。
他にも美しい建物がいくつもあったのだけど、この頃になると結構ウズベク風味の建築に飽きてきてしまっていて、やはり説明がないとキツイという結論になった。
ただ、サマルカンドと違って観光客は大幅に少なくなるので、ゆったりとした気分を味わいたいときにはおすすめである。

宮殿の跡地
宮殿の跡地
門だったらしい
門だったらしい
ティムールさん
ティムールさん
日本に昔よくあった立て札
こ、これは、、、
ティムールの生い立ちの説明
ティムールの生い立ちの説明
モーニングスター?
モーニングスター?
終点あたりにあった建物
終点あたりにあった建物

気軽に入れそうなレストランがなくて困ったのだけど、なんとか駐車場あたりに食堂があって、まったく言葉が通じなかったけど
ラグマンだけは通じたので雑なつくりの焼きうどん型のラグマンをいただきました。(まずかった)

 ラグマン(まずい)
ラグマン(まずい)

ホテルにもどってまたもBlues Barでほっこり休憩しつつ、サマルカンド駅からタシュケントへ向かう。
夜になると行動しにくいので、夜に長距離移動するのが効率的との考えから、移動を翌朝にせずに夕方移動にスケジューリングしていた。
列車の席はVIP(ビジネスより上)で、これしか空いてなかったからなのだけど、特に違いはなく
あまりおいしくないご飯がついてきたくらいの変化だった。
相席になったどう見ても軍人の人たちもかなり残していたのでまずいというのはおそらく共通の認識だと思う。

配られたごはん(まずい)
配られたごはん(まずい)

▼タシュケント
タシュケント駅からさくっとホテルへ向かう。
最終の宿泊地なので少し良いホテルでゆっくりとしたいので、T-City Presidential Hotelというリーズナブルだけど
5つ星のホテルを選んだ。
窓からの風景はさすが高級シティホテル!という景色で素晴らしかったけど、ちょっとゴテゴテしていてあまり好みではないけど快適ではあった。
さすがに疲れていたのと、列車で中途半端に食べてしまったので、コンビニで買った辛ラーメンで夕食は済ませてしまった。
すでに完全にウズベキスタン料理に飽きてしまっている。

ホテルの部屋(広い)
ホテルの部屋
王の景色
王の景色

ウズベキスタン旅日記 10月9日(水)

ホテルの朝食はクレープがあったりしてかなりロシアっぽいテイストで、その後もそうだったのだけどお金のかかっている施設はだいたいロシアの空気を強く感じることが多かった。旧ソ連なのでどうしても資本力の関係からそうなってしまうのかもしれない。

ホテルの朝食の画像。クレープあり。
朝食。ホテルがそうなのかロシア風味
スクランブルエッグ(具付き)の画像
スクランブルエッグ(具付き)

▼サマルカンド散策
大きな街なので歩くという考えはまったく浮かばなくて、すぐにYandex Goでルホボド霊廟へ向かってそこから北東に向かって旧跡をめぐることにする。
途中でグリーンカードの申込みの広告があって、それからもちょくちょく見かけたことからやはりお金がない国なのでUSへの移民に憧れがあるのかもしれないと思ったりした。

ルホボド霊廟
ルホボド霊廟

▼レギスタン広場
昨日は気づかなかったけど、チケット制になっていて、昨日の入口の西側のチケットセンターでチケットを買って入場した。
昨夜のライトアップもきれいだったけど、サマルカンドブルーを青空の下で見るほうがやはり映えるな、みたいなあたり前のことを思ったりした。
レギスタン広場は3つの神学校(メドレセ)やモスクからなる広場でブハラやサマルカンドの他の旧跡と比較しても圧倒的に完成度が高い。
ウズベキスタンといえばまずここが挙げられるくらいの有名ポイントなのだけど、それだけ取り上げられるだけのものはあって隅々まで見て回って楽しむことができた。

Sherdor Madrasasi
Sherdor Madrasasi
Tilya-Kori Madrasah
Tilya-Kori Madrasah
レギスタン広場のパノラマ
レギスタン広場のパノラマ
黄金で彩られた部屋
黄金で彩られた部屋
天井部分も美しい造形
天井部分も美しい造形
ブハラと規模が違う。デカい。
ブハラと規模が違う。デカい。
休憩で入ったカフェで頂いたカンポット
休憩で入ったカフェで頂いたカンポット


残念だった点はここもブハラと同じく中は基本的に土産物屋になっていて、各建物を博物館的に掘り下げるような展示があまりなく
ガイドブックやWikiがなければ退屈に感じたか、すぐに飽きてしまうことになったところだった。
この点はウズベキスタン全土で感じたことなので改善したほうが良いと思う。

▼その後のサマルカンド散策
その後は北東に向かって、ヒビハニム・モスクやシヨブ・バザールを巡りつつシャーヒ・ズィンダ廟群まで体力の続く限りサマルカンド巡りをした。

Bibi Khanym Mausoleum
Bibi Khanym Mausoleum
お墓の画像
中はお墓
ビビハニム・モスク
ビビハニム・モスク
巨大な本(コーラン?)
巨大な本(コーラン?)

昼食はシヨブ・バザールでスープラグマンとレモンティー。ラグマンは期待通りの美味しさだったのだけど、それよりも衝撃的だったのはレモンティーでレモンが半分くらい放り込まれているのだけど、レモンの果汁の出力が強すぎてレモンの味が主役になるようなレモンティーだった。
日本で飲むレモンティーは香り付けくらいの位置づけなのだけど、本来のレモンティーがどのような味付けなのか?というのがちょっと分からなくなるくらいの
衝撃があり、これを書いている今でも正直良くわかっていないくらいである。

シヨブ・バザール入口
シヨブ・バザール入口
酸っぱいレベルのレモンティー
酸っぱいレベルのレモンティー
ラグマン
ラグマン

シャーヒ・ズィンダ廟群までくるとかなりウズベキスタンっぽいイスラム建築に飽きてきて、もっと違う何かを求めるようになってしまった。
やはり建築物だけだと飽きてしまうので、もう少し歴史的なバックグラウンドなどを説明しないと行けないと思う。(繰り返し)

サマルカンドの風景
サマルカンドの風景
巨大建造物はやはりすごい迫力
巨大建造物はやはりすごい迫力

その後は都会なので面白いかもと思ってMakon Mallにいって(微妙だった)、EL`Merosiってカフェでコーヒーとケーキではんなりしたりした。
(ちなみにこの後もケーキを食べたけどハズレなかったので、実はケーキが美味しい国ではないかという思い込みが僕の中にある)

コーヒーは微妙だが、ケーキはかなり美味い
コーヒーは微妙だが、ケーキはかなり美味い

そこからホテルに徒歩て戻っていき、途中でMuseum of Regional studies(ここは結構面白い博物館だった)をみたり
ワイン博物館をちょっと覗いたりして、最後にBlues Barというホテル近くのバーでヴァイツェンを頂いてホテルに戻った。
ちなみにここのビールや料理は結構美味しくて、サマルカンドにいる間は通い詰めることになる。

夕食はガイドに載っていたPub Streetに向かったのだけど、Pub Streetというほど盛り上がっておらず
ちょっと微妙な雰囲気。有名どころのBochkaに入っってビールとシャシリクを頂いたのだけど、味は平凡ですぐに出てしまった。

シャシリクの出来は微妙
シャシリクの出来は微妙

キノコスープ
キノコスープ

料金は600円くらいなので格安なのだけど、どうせなら美味しいものが食べたいのでちょっと失敗した感が否めない。
あとウズベキスタン料理に完全に飽きてしまっている。
まだお腹が空いていたので、Blues Barへ戻ってサラダとシチューとロングアイランドアイスティーを頂いた。
全部美味しかったので、この店はやはり素晴らしい。

牛タンサラダ
牛タンサラダ
ロングアイランドアイスティー
ロングアイランドアイスティー

サマルカンドの名所はだいたい回ってしまったので、タクシーをチャーターして、明日はシャフリサブスへ向かうことにする。
料金は$70だったので、現地価格からすると高いと思うけど、タクシーチャーターと思うと高いとは言えないので即OKした。

ウズベキスタン旅日記 10月8日(火)

今日はブハラは最終日で夕方にサマルカンドへ向かう予定。
かなり時間があるので、少し郊外のチョル=バクルという旧跡へ向かう。
10km以上離れていたが、タクシー代は300円程度だった。相変わらず恐ろしく安い。

前日食べきれなかったので、量が減ってた朝食
前日食べきれなかったので、量が減ってた朝食

▼チョル=バクル
チョル=バクルにつくまでの風景は綿花畑が広がっていて、人民ユニットがひたすらその綿花を収穫しているという風景が広がっていてRTSゲームそのままの風景が車窓に広がっているのに感動した。

綿花畑。ちょうど収穫しているところでRTSゲーそのままの光景
綿花畑。ちょうど収穫しているところでRTSゲーそのままの光景


チョル=バクル自体は地域の重要人物が祀られている墓地っぽい旧跡だった。
この地域の細やかな歴史を知らないので感慨のようなものはないのだけど、旧市街のような混雑したところもないので
ゆったりとした気分で散策できて良かったので、ブハラに来た人は是非訪れてほしい。
ちなみに僕は井戸からバケツで水を汲むという初めての経験をすることができたのでそれだけで満足している。

チョル=バクル入口
チョル=バクル入口
井戸。水がとても冷たくて快適。
井戸。水がとても冷たくて快適。
お墓の風景
中はモスクとお墓でいっぱい

▼バザール
帰りにバザールに寄って、軽く一周してみた。
屋根のある大きな施設にみんながものを持ち寄って売る感じの施設となっていて、食品から日用品まで幅広く扱っていて廃墟になっていたブハラモールと違って沢山の人がいて活気があって面白かった。

バザール入口
バザール入口
揚げパン
揚げパン
市場はかなり広い
乾燥地帯のブドウはおいしい
乾燥地帯のブドウはおいしい


特に肉が羊の皮や羊の頭?まるごと牛タンみたいなものが売っていてかなりグロテスクなところもあるけれど
普段の生活では触れることのできないプリミティブな風景が広がっていてかなりテンションが高くなった。

羊の皮(たぶん)
羊の皮(たぶん)
 謎の足。豚にしては大きすぎる。
謎の足。豚にしては大きすぎる。
牛タン(たぶん)
牛タン(たぶん)
羊の頭まるごとの画像
プリミティブな光景(その1)
脳みそが売られている画像
プリミティブな光景(その2)
プリミティブな光景(その3)
プリミティブな光景(その3)
香辛料の量り売り(RPGっぽい風景)
香辛料の量り売り(RPGっぽい風景)
香辛料売り
香辛料売り
オアシスの水路っぽい風景
オアシスの水路っぽい風景
牢獄跡
牢獄跡
牢獄
牢獄

その後は時間の許す限りに旧跡を訪れてラビハウスで昼食をいただいてホテルに戻ってブハラ駅(ブハラじゃないけど)に向かった。

LADA(よくみかける)
LADA(よくみかける)
肉団子スープ
肉団子スープ
シャシリク(肉の串)
シャシリク

▼ブハラからサマルカンドへ
ブハラからサマルカンドへの風景は行った線路を戻るだけなのだけど、ある程度この国になれた後なのでゆっくりとこの国の風景を眺めることができた。
どこまでも乾燥した荒れ地のような風景が広がっている。

ブハラ駅の画像
ブハラ駅
湖の画像
途中で見た湖

サマルカンドの印象はブハラと比較するとかなり都会的なところで、街の大きさや空気の悪さ、タクシーがお釣りなんて出す気ゼロみたいな雰囲気を発していて
客引きもガツガツしている印象なので、トルコっぽいウザさが出ていてすぐに辟易としてしまったのだけど
その後はあまり悪い印象はなかったので、サマルカンドについてからの引きが悪かっただけだった。

ホテルの部屋。広いがエレベーターがなくてちょっと不便。
ホテルの部屋。広いがエレベーターがなくてちょっと不便。

▼レギスタン広場へ
ホテルで荷物を広げて築城した後は、レギスタン広場近くのアリランという朝鮮料理の店にいってビビンバセットを頂いた。コリアンタウンのど真ん中で育った僕としては微妙な味わいだったけど、現地料理についてはすでに飽きていたのでご飯がすごく美味しく感じる。

ビビンバ
ビビンバ
付け合わせ(おいしい)
付け合わせ(おいしい)

レギスタン広場はちょうど夜のライトアップが始まったところで、EDMっぽい音楽が大音量でかかっている背景でレギスタン広場の建物がライトアップされており、まさに圧倒される光景だった。ブハラである程度この手の景色はお腹いっぱいになっていたつもりだったのだけど、建物の規模がぜんぜん違うので迫力がすごくて終始圧倒された。

レギスタン広場(入口から)のライトアップ
レギスタン広場(入口から)
色はどんどん変わっていく
色はどんどん変わっていく
大音量の音楽とライトアップの競演
大音量の音楽とライトアップの競演
ライトアップを近くからとった画像
近くによるとこんな感じ
鮮やかな色合いのメドレセ(神学校)
鮮やかな色合い

その後は近くにあった酒屋でビール類をしこまた買い込んでホテルに戻って飲んだくれて寝た。
(酒屋をチェックする→近くにいると酒を買い込む→ホテルに溜め込むというルーティンが完成されつつある)

酒屋で酒が売られているところの画像
酒屋