2014 スペイン旅日記(4)

2014年9月9日(火曜日)
今日はトレドへ向かう。駅の構造やスペインの電車のしきたりが分からなかったので、30分前に到着したのだけど
それでも乗り遅れそうになった。
とりあえず長距離列車(都市交通以外)に乗る場合は、航空機のようなチェックがあるのでそれを
通過しないとホームにたどり着くことができない。
他の国だとそもそも改札すらないのがスタンダードなので、激しいローカルルールの洗礼を浴びました。
やっぱ治安悪いだろここ。

IMG_2044※電車。ごついので迫力がある。

IMG_2045※駅の中。エスニックな雰囲気。

車窓から見るスペインの大地はフランスの緑やドイツの森とは違って、茶色い岩石と土に覆われた
荒れ果てた風景だった。ヨーロッパというよりは、メキシコだとか、アフリカという名前から想起される
雰囲気が近かった。

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トレドについて、最近どこにでもある観光地をぐるぐる回るバス
(※便宜的に赤バスと個人的に呼んでいる)に乗って、街をとりあえず一周してみることにする。
さすがの観光名所なだけあって、大航海時代を思わせる雰囲気の建物が街中を覆い尽くしていた。

IMG_6226※これが駅

IMG_6228※駅前

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街を取り囲む川と、当時のままのこっている石のアーチ、水道跡などが自動車や鉄道がなかった時代をそのまま
残していて、マドリードの都会的な景色とは対照的な景色だった。
日本は狭いのでどうしても近代的な建物と古い建物が共存する形にならざるを得なくて
ここやヴェネチアのような街全体をテーマパーク化したような場所を作ることが出来ないので
こういったところを訪れるとどうしても羨ましく感じてしまう。

IMG_2040※ガスパチョ。適当に入った店なので味も乱暴だった。IMG_2041※パエリア。こちらもジャンクな味。

2014 スペイン旅日記(3)

2014年9月8日(月曜日)
今日は美術館めぐり、とりあえずプラド美術館へ。
チケットは手に入れてあったので、開館を待ってすぐに入館。
ここはルーブルなどと比較されることも多いのだけど、実際の大きさそのものはほどほどなので、午前中くらいあれば
ひと通りは見て回ることができた。というかルーブルが異常すぎるだけか。あれはホントにラストダンジョン。
感想としてはゴヤの裸/着衣のマハと、ラ・メニーナス以外あまり記憶が残っていない。ただしラ・メニーナスは本当に素晴らしくて30分近くは絵の前でずっと眺めているくらい素晴らしかった。超有名絵画だけがもつことのできる、その部屋にいる人に熱気を与えるような力、人の目を惹きつけて離さないような魅力があった。ベラスケスの絵は他にも見たのだけど、これだけは何かの偶然が重なったのか、悪魔に魂を売ったか、人の生き血を啜ったか、女に振られたか、カルトに入信したか、なにがあったのか分からないのだけど、才能のある人が一生に一度の大ホームランを打ったら宇宙にまでぶっ飛んで人工衛星に突き刺さったかのようなトンデモ作品だった。

ちなみにエル・グレコは良いヒットをたくさん打つ、みたいな印象でした。

IMG_6215※プラド美術館の前の小道。木漏れ日が美しい。

IMG_6203※Open前なので空いてる

プラドの後はソフィア王妃芸術センターへ。完全にゲルニカ目当て。
ゲルニカ自体は鳴門でレプリカを見ていて、特になんとも思わなかったのですがこれだけの有名作品であれば本物をみれば至高の体験が約束されているに違いない!と鼻息荒く向かったのですが、やっぱり本物を見てもなんとも思わなかったのでクソだと思います。

IMG_6217※入り口。

夕食はバル巡り。一品一杯だけで次の店、みたいなスタイルの飲み方も問題なく、それを見越して数種類しかメニューのない店もある。こういう文化が日本でも流行ればいいのにね。
IMG_2028※海老専門店みたいなバルのアヒージョ。ひと味違った。素材の差を感じさせる味。

IMG_2027※エビの塩焼き。こうしてみると和風。

IMG_2026 IMG_2025※これもムール貝専門店みたいなバルの一品。比べるとわかるが、身が太くて美味しい。ハズレだとスカスカなので。
スーパー事情
アパートメントタイプのホテルをいつも利用するので現地のスーパーで色々買い込むのが好きなのでだけど、スペインはユーロ圏の中ではぶっちぎりに物価が安かった。ざっくりと以下のような感じ
・ビール 350ml 1ユーロ以下
・ハム1パック 1ユーロ前後
・パン一袋 1.5ユーロ
・サラダ袋 1.5ユーロ
・ヨーグルト 6カップ 2ユーロ

ざっくりとした感覚でパリの半額くらい。非ユーロ圏のチェコ以下かもしれない。
ちなみにホテル代やレストランの費用は他のユーロ圏と同じくらいだったので気をつけよう。

IMG_2029※スーパーで買ったもので朝食。

2014 スペイン旅日記(2)

2014年9月7日(日曜日)
最初は王宮。
中身はいつものハプスブルクっぽい建物なのだけれど、西洋諸国によくあるような殺人的な広さではなくほどよい大きさなので全部回ることができた。
ヨーロッパの国はどんな国でもだいたい黄金期があるので、その時の権力者がいかに浪費しまくったかによって観光地としてのレベルが変わってくるのだけど
スペインの場合はいわゆる大航海時代で、その時の遺産が観光地になっている。

IMG_6138※とりあえず大混雑IMG_6133※表はこんな感じ。ウィーンよりは小さくてつつましいIMG_6151※王宮の西側は森に囲まれている

昼食はスペイン名物の市場。カナッペをいくつかと軽くビールをキメる。
どうしてもヨーロッパだと大皿料理になりがちなので、こういった小品をたくさん
つまめるタイプの食事ができるのは日本人の心をくすぐるものがある。

IMG_2007※カナッペ。見た目どおりとても美味しい。IMG_2005※こんな感じでお店が並んでいて屋台のように買うIMG_2006※なぜかどら焼き
王宮の後は街をバスで回る。
2階建てのオープンパスが街の中心をぐるぐる回っているので、これに乗って街の中心部を
ぐるっと一周していみる。暑さにめげそうになるけど、乾燥しているのでなんとか耐えられる。しかしイタリアとか比較にならない強烈な暑さである。アフリカと言われても信じてしまいそうだ。
IMG_6189※サンチアゴベルナベウ

夕食は近くの人気の店で生ハム・ガスパチョ・パエリア。お酒はサングリアをキメた。
どれも素晴らしくおいしい。
サングリアは日本の居酒屋で飲んだ時の安物のワインをごまかすための甘い味付けの酒というイメージしかなかったのであまり期待をしていなかったのだけど、良質なフルーツがふんだんにブチ込まれて、キンキンに冷やされた状態で飲むと同じ飲み物とは思えないくらいおいしい。甘みがあるものの、ネットリとした嫌な甘みではなく、売れ頃の高級フルーツを吸い込んでいるような素晴らしい味わいだった。おかげで帰国してからもサングリアにハマることになる。

IMG_2014※生ハム。ちょっとこってりしているけど美味しかった。

IMG_2013※とりあえず注文の1単位がこの量はおかしいと思うんです

 

IMG_2015※パエリア。思えば最初に食べたこれが一番美味しかった。

 

 

IMG_2012※ガスパチョというトマトの冷製スープ。スペインの暑さが冷えたスープの美味しさをさらに引き立てる。

2014 スペイン旅日記(1)

2014年9月6日(土曜日)
サッカー、闘牛、エル・グレコ、ガウディ、イスラム建築。
海外旅行も回数を重ねていると初めて行くときのような高揚感はなくなってしまって
あまりその国の文化や成り立ちといったところまで調べるようなことはしなくなってしまう。
特にスペインのようなよく「名前」を知られている国だとさもその国のことを分かっているような気になってしまっているところが
あるのだけれど、実際に行ってみるとそんなぼんやりとした僕のイメージとは全く異なった
素晴らしい体験をすることができたのでその思い出をここに記しておく。

行きの飛行機はいつもどおりにアムステルダム経由。マドリードに到着した最初の印象はヨーロッパとは
思えない強烈な暑さ。大阪とあまり感覚が変わらないのでは?という印象。
もう19時を回っているのにこの暑さだと昼間が思いやられるなどと考えていたのですが
この時点で既にこの国というものを見誤っていたのだった。

ホテルはGrandViaのすぐそばの便利な場所にした。
私のホテルの選択基準は

・駅が近い
・部屋が広い(アパートメントタイプ)
・中心街に近い(移動距離が短い)
・買い物スポットが近い
・近くにスーパーがある

としている。特に駅の近さは重要で、普段の生活よりも疲れるので
ご飯のために電車で他の場所へ、といった元気がなくなってくるので
行動の幅を広げる、という意味では非常にオススメです。

治安についてはEU圏の中では最悪という事前情報だったので
身構えていたせいかもしれないけれど、道を歩くときの圧迫感(つまり嫌な予感)や
どこからか生ごみの腐った匂いが立ち込めていたりして少し不安を感じた。

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ホテルの部屋 超でかいベッド。

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アパートメントタイプなのでキッチンと洗濯機がある

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リビング。超広いが、疲れてベッドに倒れるだけなのでろくに使わなかった。

プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月13-14日

9月13日 金曜日
今日は美術館めぐり。ノエイピナコテークとアルテ・ピナコテークへ。
これだけ海外の有名な美術館を総なめにしているとさすがに一段落ちるという
印象な否めなかったのですが
http://nl.wikipedia.org/wiki/I_lock_my_door_upon_myself
これだけは最高クラスによかった。
ミュンヘンに行くならぜひ。
IMG_5778※全然関係ないが、100円ショップならぬ1ユーロショップ

9月14日 土曜日
今日は最終日。アルプスの方面に行くつもりだったのだけど、予想以上に寒かったことや
天気が悪くて雪になっていたので、中止してドイツ博物館へ。
軍オタ少年だった人としては、V2ロケットやジェットエンジンのメッサーシュミット
ユンカースなどが見れて至福の時間だった。
やはり機械化が始まってからドイツは歴史で輝きを放つのですねと。

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その後、もう少し観光をしようかと思ったのですが、既にバイエルンファンが地下鉄で目立ってきたので
少し早めにアリアンツ・アレーナへ直行することに。
試合開始1時間前でしたが、既に電車は超満員で、臨時便がバンバン出ている状態だった。
駅から見るアリアンツ・アレーナは、いかにもスタジアムといった外見ではなく、ふわふわのマシュマロリング
のような形をしていて、近くによると外壁が半透明になっていることもあり、かなり未来的な建造物だった。
一番印象的だったのは、車いすの人がたくさんいて、バリアフリーが徹底していないとこんなことにはならないなと思い
生活の豊かさや環境を求めるEUっぽい生活が非常に羨ましくなった。

試合はハノーバーとだったのだけど当然ながら最初から最後までベップバイエルンの圧勝。

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プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月11-12日

9月11日 水曜日
この日は朝6時のバスにのってミュンヘンまで移動した。
早起きと疲れのピークが重なって出かける元気がなかったので
デパ地下でご飯と水などを調達して、休養にあてた。

9月12日 木曜日
今日はダッハウ強制収容所へ行く日。
今回の旅行はプラハ本命で、それに組み合わせる都市としてミュンヘンを選択した理由は
バイエルン・ミュンヘンの試合が見れることと、近くにナチス時代の強制収容所の跡地があることだった。
有名なアウシュヴィッツはポーランドの、それもかなりの僻地にあることから、それ自体を目的にした旅でないと厳しい位置にあるため、カジュアル志向の私としてはダッハウ強制収容所の位置はうってつけであった。
場所はミュンヘン郊外の空気がよい環境にあり、とても凄惨な出来事があった収容所跡地とは
思えない雰囲気だった。

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※とにかく広い
収容所はほとんどが解体されていて更地になっているのだけど、主要施設だけは残されていて、博物館となっている。
いかにしてナチスが権力を握っていったかといった歴史や、施設の各所の説明が書かれているのだけどどうしても自国のことであるためなのか、残酷な描写もなく、淡々とこういう事実がありました、ということが書かれているように感じられた。
ポーランドだと被害者側の立場で作られるため、もっと生々しい表現となるのだろうか。
残念ながら私は行ったことがないので判断が出来ない。

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※当時の宣伝や支持率

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※使われた食器

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夕食はガイドにのっていたヴァイセス・ブロイハウスへ。ビール会社直営というので
選択してみたのですが、これが大当たり。私が今まで飲んだ最高のビールは

・会社のイベントにサントリーの人が持ってきてくれる工場直送のプレミアムモルツ
・アムステルダムで飲んだハイネケン

がトップツーだったのですが、栄えあるトップスリーにランクインすることになりました。
濃厚でフルーツ味の感じられる独特な味わいなのですが、やはりビールは鮮度なのか
おそろしい旨さでした。
ちなみに飯も極上だったので毎日来ることになりました。

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プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月10日 火曜日

9月10日 火曜日

天気が良かったのでホテルそばのカレル橋へ。
プラハの素晴らしいところは、旧跡の迫力(古さ)が明らかに他の都市の
「中世ヨーロッパ風」の建築よりもワンランク上なところだろう。
実際にはどこかの段階で直したものかもしれないけれど、手前にあるデザインは保ったまま
新しく作りなおしたような建築とははっきりと違う迫力が伝わってくる。

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※カレル橋の入り口

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※橋の真ん中

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その後は本日の、というよりこの旅行の目当てであるミュシャのスラブ叙事詩がメイン。
うみこてんてーが教えてくれたスラブ叙事詩の素晴らしさに興味をもってずっとうずうずしていたのですが代表作であるスラブ叙事詩がすべて一箇所に集められているタイミングということで
今回の旅行はプラハに決定した経緯があり。
その素晴らしさは筆舌に尽くしがたく、前日にみた版画のミュシャとは違って
その巨大さやテーマ性、迫力にただただ圧倒された。
とりあえず絵が好きな人なら死ぬまでに見たほうがいい。

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※ラスボス感が半端ない

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昼食はあまりお腹が空いていない時の定番として、オムレツ。

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その後は広場を巡ったりシナゴーグを巡ったり。
早めの夕食(グヤーシュと鱒)をとって、コンサートに。
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※名物という鱒のソテー。まずい。
(日本より魚がうまい国は世界には無い気がする)

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3列目をなんとか抑えることが出来たのですが、シーズンのオープニングを祝う
特別なタイミングであったようで、レッドカーペットですか?というような
ドレスアップした人々がつどう場所になっていて、ノータイの自分が非常に場違いだった
記憶が・・・・。

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※客席のドレスアップが半端ない・・・。
演奏のほうは
http://www.universal-music.co.jp/alisa-weilerstein/
がゲストとして来ていたのだけど、目玉になるだけあって
超絶技巧の持ち主だった。
まったくクラシック教養のない人間にこれほど明確に違いをみせつける
技量の人間がいることにこの世界の奥深さを感じる。
以前のウィーンのヴェルディに匹敵する衝撃的なプレイでした。

プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月9日 月曜日

9月9日 月曜日

今日は市内の主要スポットを周ることにする。
国立美術館は休みだったので、時間をロスしたものの、すぐに切り替えて市内中心部へ。

・ミュシャ美術館
版画メインだったので、いまいち。休む場所がなかったので、昨日のダメージが抜け切らない体には
つらかった。ミュシャ自体は

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%B7%E3%83%A3&client=firefox-a&hs=vPF&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=dBZFVMkwo-mYBf7rgfgK&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1288&bih=906

といった、古いRPGが好きな人にはグッとくる画家です。
羽海野てんてーが猛プッシュしていたので興味をもったのだけど、後述のスラブ叙事詩のインパクトに比べると
やっぱり弱いので、あえてプラハまで来て、、、といった評価。

・共産主義博物館
ここは興味のない人からするとつまらないけれど、歴史に興味がある人ならたまらないと思います。
共産主義時代の恐怖政治や、ずさんな経済政策、当時の商店の再現や秘密警察の取調室などが再現されている。

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※レーニンの本

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※当時の指導者と恐怖のあの人との絵

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※北朝鮮関連の展示。生々しい。

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※当時の商店を再現した展示。モノが手に入らない・・・。

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※秘密警察の取調室の再現。怖すぎる。

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※だれかによく似たキャラのグッズ
お昼はホテルの屋上テラスでイタリアンを頂きました。
ここはおいしいのと、景色が極上なのでオススメ。

http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g274707-d6612937-Reviews-Terrace_at_Hotel_U_Prince-Prague_Bohemia.html

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※飯もうまかったが、景色も極上

買い物をして、夕食はグヤーシュとカツ。

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※グヤーシュ(こちらのビーフシチュー的な料理)はやはりうまい

プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月7日(土曜日)その3

ヴルタヴァ川のクルージング

夜はヴルタヴァ川のクルージングを予約しておいた。
プラハは夜に遊ぶところがたくさんある街ではないので、クルージングはおすすめです。
食事は正直おいしいとは言えないのだけど、ライトアップされたプラハのランドマークを
船上から堪能できます。
橙色に照らされた城や、古い橋などは昼間と違った美しさを見せるのでゾクッとします。
いかんせん船の上からなので写真がブレブレなのばかりで、魅力がうまく伝えられないのですが。

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※出発直後の夕暮れのカレル橋

 

 

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※このオレンジ色がたまらない

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※比較的ブレがましな写真シリーズ

プラハ・ミュンヘン旅日記 2013年9月7日(土曜日)その2

プラハ城の中はいつもの西洋のお城なのですが、ところどころ他とは違った年季を感じさせる建物が
印象的でした。日本に例えると奈良時代の寺社が朱い色だったりするようなイメージ。

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※プラハ城入り口。

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※これはいいバリスタ

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※当時を再現した部屋の内部。想像したよりずっと狭い。

昼食はお城の外壁沿いのレストランで頂く。
プラハのメシは物価が安くて、支払っている額が他国と変わらないからなのか
全体的に期待しているよりもとても美味しかった。
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※チキンソテーのバジルソースと、パニーニ。どっちも美味だった。

食事の後はストラホフ修道院まで向かう。既に歩きすぎて普段の運動不足から死にそうになっていたのだけど
昔の図書館跡はヨーロッパ名物の中でも最上級の楽しみなのであと少しと念じながら進む。
図書館はウィーンと同じで非常に素晴らしかったのだけど、中に入るのは予約がいるようなので
少し離れたところで眺めることしか出来なかったのが残念。
これから旅行する人は注意してください。

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※図書館の本。さっぱり読めないけど迫力はある。

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※図書館内部。ファンタジー感が充満している。