ウィーンその8 budapest

11月2日(火)
今日はBudapest行き。
初めての旧共産圏に足を踏み入れることになる。
ウィーンは日本並に治安がよくて、夜中にひとりで外出することに
プレッシャーを感じないというすばらしい都市なのだけど、当然ハンガリーは
そんなことはないだろうから緊張して望む。Mitteからのチケットを買ったつもりだったのだけど、実際にチケットは
Meidlingからのものだったので、間に合わないという非常事態に。
あわててチケットを取り替えてもらって、時間を遅らせることで対応できた。
そのかわりにハンガリー滞在時間はほとんどなくなってしまったけれど。

■世界の車窓から
たらったーたー。たーたー。たーたー。
いつもの世界の車窓からです。
今回はウィーン西駅から、ハンガリーブダペスト東駅まで。
同じドナウ川沿岸の都市だけど、電車で約3時間。
華やかなウィーンを離れるとすぐに欧州的な平坦な風景が続く。
ここからハンガリーと書いてあるわけではないのだけど雰囲気がガラっと
変わるのですぐに分かった。
なぜなら、建物と車がはっきりとわかるくらいボロっちくなったからだ。
画一的なデザインの建物をみるとそこに共産圏の面影を見てしまうのは
私の偏見なのだろうか?

少し山がちな風景になってしばらく、Budapest東駅(Keteti pu)に到着。
まず驚いたのはその駅舎そのものが美しいことだた。
これぞターミナルって形のホームがずらりと並んだ上にアーチ状の
天井がかかっている。これだけでもここに来た甲斐があった。

■ハンガリー地下鉄
共産圏ということで構えまくりだったのですが、そんなに危険な雰囲気は
なかった。日本の倍くらいのスピードのエスカレーターにちょっと面食らう
ところはあるだろうけど、普通の都会の雰囲気だった。
その地下鉄に乗り換えて聖イシュトヴァーン大聖堂へ向かう。
そういえばハンガリーはロンドンに続いて世界で2番目に地下鉄が
開通したらしい。東欧ということで意外な気がしたのだけど、実際にの乗り換えで
その最古の路線のホームに立ってみるととてもホームとは思えないくらい狭かったので
なにかの間違いかと思ったのだけど、路面電車2両編成みたいなのがやってきた・・・。
当時のまま今も走っているのね・・・。
そういえば東京も最初にできた銀座線は6両だっけ。

■聖イシュトヴァーン大聖堂
手軽に行けそうなみどころはここしかなかったので、向かってみる。
王宮やブダの丘はアクセスが良くないので難しそうだ。
Bajcsy-Zslinszky ut. で降りて、大聖堂に。
まわりは街中でありながら、大通りから一歩離れたらかなり閑静な雰囲気だった。
さすがに大聖堂系は見慣れてきたので驚かないと思っていたのだけど
今まで見ていたイタリアやフランスのどれとも違っていて見ごたえがあった。
少しオリエンタルな雰囲気が含まれていて、写真をとりながら荘厳な
雰囲気を楽しめた。
フランスみたいな西欧から比べるとトルコの方が近いような地域なのだけど
やっぱりここも欧州なんだなと思ったり、その広さの中でも
地域によって少しづつ違う雰囲気があるところに心が惹かれて
東欧を本格的に回ってみたいなという欲が湧いてきた。

■ウィーンへ
時間がなかったので、そのままトンボ帰り。
駅前でバーガーキングをキメて、のこったハンガリーフォリントで
ビールや水やらお菓子やらを使い切るつもりで買った。
コーラやペプシはともかくハンガリーの街角のショップだと
ジュースやお菓子に見慣れたブランドがないのでおもしろい。
物価も安いので東欧熱が高まりそうになってしまう。

ちなみに地下鉄の切符の査察とかはウィーンでは皆無ですが
ブダペストはやる気満々なので買い忘れには注意。

ウィーン その7 ムジークフェライン

ちょっと休憩してムジークフェラインに向かう。クラシッコの殿堂であるこの
施設も今回の目玉ポイントのひとつ。私はさっぱりクラシックの知識はないのですが
くま兄さんという強い味方がいるため、事前に各地の演目をチェックしていただいて
フランス国立管弦楽団がヴェルティのレクイエムが一押しだったので
チケットを抑えておいたのでした。

館内はさすがに豪華で、かつフォーマルな人が多くて緊張する。
チケットは事前にネット経由で手に入れていたので、メールを印刷したものを
渡すとチケットと引換えてくれた。しかし完全にドイツ語のみで記述されているため
ものすごく席を探すのが難しかったというか、無理だったので案内の人に場所を聞いて
なんとか席がわかった。
フランスやイタリアでは英語が読めればなんとかなったのだけど、この国では
英語表記はそれほど充実しているとはいえないので、英語で話しかけないと
ものすごく不便になる。逆にあるていど話すことができれば人は親切だし、サービスはマメなので
イタリアみたいな下痢便が大半を占めるような国と比べると格段にすごしやすい。

演奏前に白ワインを頂く。こうやってコンサートホールのバーで一杯やると
洋画の1シーンみたいで無駄にテンションあがりますね。

肝心のコンサートは恐ろしい出来で、まったく素養のない私にもその圧倒的な技術
と音の迫力にあっとういう間に2時間が過ぎてしまった。
個人的な音楽体験としてはSummerSonicでのProdigyを超えるものはないと
思っているのだけど、ベクトルは違うものの、感じたパワーには匹敵するものがあった。
100人近くいるコーラスの音量とそれに負けじと鳴らされる楽器隊の
一糸乱れない統率された音は様式美の極限を見るようだった。
帰国後オーディオに対する興味が薄れてしまったのはどれだけ金をかけても
ムジークフェラインでの間近で聞くオーケストラの音を再現することは
不可能だと悟ったからかもしれない。

コンサートが終わると10時を回っていたので、リンクを周回するトラムを回って
アパートメントまで帰宅。
アパートの前にBentoとかかれたそのまま弁当屋さんがあったのでそれを
晩ご飯にする。今日は日本食ばかりだな。
10ユーロもしたけれどこれがおいしい。
少なくともオリジン◯当なんて目じゃないくらい素晴らしい出来だ。
おまけについてきた味噌汁もきちんと具のはいっている素晴らしいものだった。
松屋の味噌汁なんてこれと比べたら下水。
大半の定食屋さんの味噌汁より良い出来のものがまさかオーストリアで
飲めるとは思わなかった。

まあ値段も高いんですけどね。

そのままワインを飲みながら就寝。

ウィーン その6 回転寿司

お昼をどこでたべるか悩んだのだけど、そもそも祭日なのでやっているお店が
非常に限られている。とりあえずハンガリー行きのチケットも手に入れる必要が
あるのでMitte駅へ向かう。駅が改装中でどこでチケットを買うかわからなかったけど
iPhoneで時刻表を表示しながらがんばってBudapest行きのチケットを買う。
あとで気づいたがこのチケットが間違いまくりだった・・・。
駅のそばのモールもほとんどの店が休んでいたのだけど、かろうじて回転寿司もどきが
開店していたので入ることに。食べ放題で休日は15ユーロというよくわからない
料金形態だったけれどとにかく店が開いてないのでどうしようもない。
味もまったく期待していなかったのだけどかなりよい出来だった。
ネタの種類が少ないとか欠点はあるものの出来損ないの100円寿司チェーン
(ス◯ローとかアトムボ◯イとか蔵とか)よりマシなのでは?と思わせる
味だった。これはうれしい誤算。
あと比較としておもしろかったのは、寿司の鮮度を保つためか回転寿司は
チューブ状のループを回っていて、冷蔵庫の中を回っているような形。
二階建てになっていて、二階部分はあたたかいものが回転している。
(主に中華とかスープ系)
店のシステム自体が日本とは違いすぎるのだけど、お茶の種類をたくさん
選べるとか、素敵な部分がたくさんあったので日本も見習ったらよいのでは?
などということを思った。
店内はアジア系の人はいなかったので、アジア食の人気が高いのか、安息日でも
営業しているからなのかはわからないけれど結構この店は流行っているようだ。
となりのカップルが熱心に日本食を褒めているのでちょっと気になって聞き耳を
たてていると、
女「この日本食って食べ物は食べれば食べるほど痩せるんだって!!」
男「マジかよ、そいつは画期的だな。さすがハイテクの国だな。間違いない」

といった会話を繰り広げていたので夢を壊さないようにモリモリ食べた。

この後でも思い知ることになるのだけど、値段が高いことを除けば
日本食は店の数もおいしさも中華を完全に圧倒していたのだった。

写真はお寿司と、本屋さんの漫画コーナー。
日本の漫画が人気みたいだ。

ウィーン その5 シェーンブルン宮殿

11月1日(月)
■シェーンブルン宮殿

今日はシェーンブルン宮殿に向かう。ウィーンの目玉観光名所のひとつで
ハプスブルク帝国の離宮だったところなのだけど、実際は王宮よりもずっと大きい。
ベルサイユ宮殿にいったことがないので比較が出来ないのだけど
庭園も含めると恐ろしい広さであることは間違いない。
内部はそろそろ慣れてきたのでなんとも思わなくなっているけど
いかにも西洋的ゴージャス空間が広がっているのでした。
シシィと呼ばれているエリザベート皇后のエピソードを中心に音声ガイドから
説明が流れていて、説明を聞く限りではどうしようもないダメ人間に
思えるのだけど、なぜか観光の目玉としては人気があるようだ。
悲劇的な話を人は好むのだろうか?
もうひとつの感想としては、フランスやイタリアの豪華さと比べると
ややデザインが落ち着いた雰囲気がするので、日本人としてはなじみやすいかもしれない。

■馬車での庭園遊覧
宮殿前に馬車での遊覧サービスがあって、5ユーロ程度で庭園を1周してくれる。
馬鹿みたいに広い宮殿なのでこういった足がないとつらくてしかたがない。
のんびりとした馬車の速度でまわる庭園はちょうど紅葉がもっともきれいな
タイミングだったこともあって素晴らしい体験だった。
降り積もった落ち葉の上を駆け抜けていく中で広がる光景は名曲アルバム
的な世界で、冬は厳しいかもしれないけれどこういう世界でクラシックは育ったのだな
という空気や世界からくるバックグラウンドが感じられて異国人として
すごく羨ましい気分になった。
おいしいワインやパンを食べてこんなに美しい庭園をジョギングして疲れたら
紅葉につつまれたベンチで音楽を聞くなんて生活、そしてうまい空気
旅行だといいところしか見ないのでどうしても自分の生活する世界が
見劣りしてしまう部分はあると思うのだけどこういった世界を見てしまうと
幸せってなんだろう?
みたいなことを考えてしまう。

ウィーン その4 王宮とハリポタ図書館

10月31日(日)
今日は王宮周辺の観光スポットを中心に回る。
MorzinplatzからトラムでBurgringまでゆく。まだ美術史美術館は開館していないので
王宮に向かう。リングの周りの街路樹からの木漏れ日がとても美しい・・。

■ウィーン王宮食器博物館
ハプスブルク家時代の食器などを展示している施設。
シシィチケットというのでシェーンブルン宮殿と合わせて見れるため、寄ってみた。
豪華な銀器や食器が展示してあるのだけど、当時から最高級のものはパリから
取り寄せるものだ、という説明があったのが印象的。
地元の職人にバレると揉めるのでこっそりパリから取り寄せたらしい。
そういう意味ではパリって特別な場所なのかな?

■王宮図書館
個人的な目玉施設。
写真をみれば分かると思いますが、昔の図書館がそのまま保存されていて
今回の観光スポットで文句なしに一番の出来だった。
さわると崩れそうな羊皮紙の本が壁に埋め尽くされていて、バチカン的な
天井装飾とあいまって西洋ファンタジー的な世界が全面に広がっています。
数百年前の科学書に囲まれて図書館独特の【しん】とした雰囲気につつまれると
すぐそばに魔法遣いがあらわれそうなそんな気持ちに囚われます。
ウィーンに来た人なら一度は立ち寄ってみたらいいと思います。

昼食は、王宮近くのカフェでオムレツ。日本だとふわとろの半熟気味が
ベストとされるけど、こちらはカチカチに固くつくる違いがあった。
日本だとこれは失敗作扱いにされかねないなと思ったけれど食べてみると
これはこれで食感が良くて一概にどちらがいいとは言えないなという感想になった。
ソーセージとフレンチフライもあったけれどこちらはジャンクな味わい。
お昼を食べたらお待ちかねの美術館。

■美術史美術館
ここも目玉施設。
ブリューゲルのバベルの塔を筆頭に名画100選に出てきそうな超有名絵画が
もりだくさん。
バベルの塔はずっと会いたかった絵なのでは目の前に座ってしばらく呆けたように
見つめてしまった。
これだけの有名絵画が目白押しなのにゆっくりと座って眺められるのは
ヨーロッパ旅行の醍醐味だ。
一周した後は館内のカフェで休憩。
美術館そのものが美術品のような美しさの中でのむメランジェは
その雰囲気だけで極上の味わいになるというか、味なんてどうでもいいくらい
気分がよくなったりしてしまった。
こんなところで過ごしたら国内のおしゃれカフェとかどうでもよくなってしまう・・・。

ウィーン その3 ドナウ遊覧とユリウス・マインル

船はDonauinselの手前に到着。
せっかくなので対岸のVorgartenstraseまで歩くことにする。
もうすぐ11月とは思えないほどの暖かさで陸上なら長袖1枚あれば十分だった。
道の脇に植えられているマロニエ(ヨーローッパに多い)がちょうど紅葉の時期で
黄色の落ち葉が道路脇につもっていて素晴らしい散歩道を楽しみながらもどった。
地下鉄駅についた後はKarlsplatzまで移動して、目抜き通りを歩く。
買い物するにいい店がどのあたりか?といったことをチェックしながら
ステファンの近くにあるユリウス・マインルという名前のスーパーに行く。
前からチェックしていた店なのだけど、実物は予想していた以上に素晴らしい店だった。
ざっくりというといかりスーパーや成城石井のような高級スーパーなのだけど
店が大型なので、品揃えが尋常ではない。例えばチョコレートだとEU圏のチョコが
国別に棚が出来るくらいの品揃えなので見ているだけで楽しめるほど。
果物やコーヒーやお茶やワインなどの嗜好品、ハムやパンなどの
スーパーで手に入りそうなもので、品質の良さそうな(値段も高いが)
ものが驚くぐらいの多種多様に揃っていた。
もちろん日本ではないので、基本的な品揃えの方向性が違うのだけど
旅行者の視線からするとそれがさらに異国情緒が溢れていて素晴らしい。
塩ひとつとっても、日本だったら伯方の塩みたいな定番商品があるけど
現地の同じような代替品(やっぱアルプスの岩塩でしょ)みたいなのがあって
数時間さまよっても飽きない作りだった。
もちろんその後もここには通いつめることになる・・・。
夕食はユリウス・マインルで買ったお惣菜を食べた。
明日は王宮と美術館だ。

ウィーン旅行記 その2 ステファン寺院

10月30日(土)
朝食はホテルの料金に含まれているので、毎日ちゃんと食べた。
パンはイタリアよりははるかにうまく、フランスよりはかなり落ちる。
私の好みの影響も大きいのだけど、ハード系のパンはほとんどなくて
やわらかいパンが多かった。クロワッサンの味は素晴らしかったので
毎日二つほど食べた。あとはターキーハムが売っていてこれが素晴らしい味
だった。ハムの味なんだけど、すごくさっぱりとしていて、つるりとした
独特の食感がある。これが病みつきになってずっと食べていたのだけど
帰国したら全然見かけない・・・。

とりあえず軽装で街を歩く。
ホテルのすぐそばにかなり洒落た雑貨屋があって、食器類の充実度がすばらしい。
日本でいろいろ見て回っても、いわゆる定番的な商品ばかりということが多いの
だけど、日本では見かけない素晴らしいものが多種あって店ごともって帰りたい
思いに囚われた。しかもユーロ安もあってそんなに高くないんですよね。

■ステファン大寺院
船の時間までしばらくあるので、先に市内中心のステファン大聖堂に行く。
かなりの大きさで、フィレンツェに匹敵するような大きさ。
いかにもなゴージャス大聖堂なんだけど、中に入るとアマチュアのオケ
が練習をしていて、そういえばここは音楽の都なんだっけ?といったこともあらためて思う。
聖堂なんて石造りのホールだし音の響きもよくて理想的な練習場所なんだろうな。

エレベーターで上に上がる。旧市街は建築規制が非常に厳しくて高層建築がないので
大聖堂の上からはウィーンがずっと見渡せる。
パリのように完全に一定の様式になっているわけではなく、所々には高いビルもあるのだけど
やはりヨーロッパ旧市街独特の風景は見るだけで心跳るものがある。

お昼には近所のホットドッグスタンドで買ったホットドッグを。
注文するにもドイツ語オンリーなんだよなこの国。
フランスやイタリアは程度の差こそあれ英語が並列表記されていたので
困らなかったけど、英語通じなければバクチ注文せざるを得ない・・・。

昼食後はステファンプラッツのすぐそばから船が出ているのでドナウ川を遊覧。
ドナウの支流からぐるっと東に回って本流に入り、ドナウインゼルまでの航路。
都心のすぐそばから船にのって少しで、こんなにきれいな河と緑があるのが
印象的だった。人が少ない都会という矛盾した概念ではあるものの
過ごしやすさでは完璧に近いバランスがそこにあったので、自分が住めるかは
ともかく自分の中の住みたい都市ランキング
がこの時点で既に急上昇しつつあるのを感じたのでした。

ウィーンその1 

10月29日(金)
準備は整ったので関空へ向かう。
ルフトハンザだったのだけど、いくつか良いところがあった。

1.知らなかったけど、席を事前に指定できるみたい。となりの人は足が伸ばせるので
最前列を選択していた。
2.ほんの少しだけどエコノミーが広い気がする。
3.飛行機が速かった。たまたまかもしれないけど、1時間以上予想より早かった。
行き12h 帰り11時間程度。
4.トイレが機体中央の地下に集まっていてスペースが取られているため
ちょっとした運動ができる。

席が最前列だったので、テレビ見れない代わりに足を伸ばせる広さがあって
気分はビジネスクラスだった。
自分は飛行機運がよいのかなと思ったり。
あとSONYのノイズキャンセリングヘッドフォンを買っておいたのだけど
これが非常に素晴らしく、飛行機向けにチューニングしているのか
長時間いると非常につかれるあのエンジン音がかなり低減されるので
疲れなかった。

途中でシベリアの河が凍っていたりするのを見たり、ぺったんこの欧州の景色が
近づいてくるのを見て徐々にヨーロッパに来たと感慨深くなる。

そんなこんなで、フランクフルト到着。
ずっとこの席とれるなら今後全てフルトハンザでもいいな。
ドイツに入国する。空港の中で見かけるドイツはすごくがっちりした国で、きっちり働いている
イメージ。まあ比較対象がクソの集まりであるイタリアなんですけどね・・・。

ちっこい飛行機に乗り換えてウィーンへ。40分程度なのでさくっと到着。。
着いた時にはもう暗くなっているので、そのままバスで市内へ。
今回は市内1区ど真ん中でアパートメントを借りたのだけど、これが大正解だった。
贅沢を言えば、オペラ座周辺やシュテファン大聖堂のそばがベターですが
それほど大きな街ではないので、リンク内部でホテルを取るべきだと思います。
リンク内なら歩きで大半の部分を回ることができるとおもいます。
買い物でちょっとホテルまで荷物を置きに帰るってことが簡単にできるのは
すごく気分が楽なので。
チェックインを済ませて荷物を置くと既に日本時間でTVが終わってる時間なので
近所を軽く歩きまわっておやすみなさい。
明日はドナウ遊覧船にのって、市内を軽く回る。

ウィーン旅日記 はじめに

2010年 ウィーン旅行

はじめに

2010年の夏休みはウィーンへ行くことにした。既に夏休みといえる時期は
遥か遠くに過ぎてしまっているのだが、奴隷職なので仕方がない。
この日記を書いているのは帰国して半年ちかく経っている後なので、いつもの
ことながら写真と記憶を掘り返しながら書いている。

行き先をウィーンに決めたのは特に強い想いがあったわけではなく、案件の谷間に
休めそうな気配があったので、そのタイミングで70000以上あったANAのマイルで旅に出よう
というところまでは決めていたのだけど、そのタイミングで航空券が取れる場所
で興味がありそうなところは

タイ(超広い部屋が1日1万円以下・お金がかからない・夏をとりもどせ!)
ウィーン(やっぱEU、でも正直なところさっぱり知らん・・・)

という二つの選択肢の中で悩んでいたのだけど、お友達に相談したところ

お友達:え? 南国ってキャラでしたっけ?

ああ、そうですね。素直にヨーロッパに飛ぶことにします。
ということで、即座に地球の歩き方を買って飛び立つことにしました。
ルートは関空→フランクフルト→ウィーン
マイルでも税金はかかるので、7万円取られてしまった。

今にして思うと、ウィーンとオーストリアに関する知識はひどいもので

言葉はドイツ語なのか、そうかドイツが占領しまくってドイツ語になっちゃった
のか、やっぱ怖い歴史だなあ。
音楽の都ってことなので、とりあえずくま兄さんにオススメの演目を
ピックアップしてもらおう。
(これが後ほど大当たり)
なんか有名な王様の宮殿みたいなのがいっぱいあるんだっけ。

といった程度の認識で旅立っていきました。
さてどうなることやら。

グアムその12 最終日

10月12日(月)
今日は最終日なのでゴルフ。
日本と同じで土日は値段設定が高くなっているので、今日に設定した。
観光客も昨日で多くの人が帰国しているので、空いているのではないかとの読み。
予想はまずまずあたって、ノンビリとはいかないまでも、人気コースでゆったりと楽しめた。
最初のコースとは違って、かなり名門コースのようで、どこからも海が見えて絶景。
ただし、コースも中級者以上の人向けなのかグリーン前全部バンカーみたいな
弱いものいじめのような作りになっていてスコアはひどいことになった。(;´Д`)
帰りはステーキを食べに行ったけどガストの出来損ないみたいな店だったよ。(;´Д`)

総括
この国はいいところと悪いところが非常にはっきりしているのでそこを知った上で
良いところだけを楽しめばいいと思います。
■良いところ
・近い
・英語が通じる
・海がきれい(これはもっといいところ知ってる人は微妙らしいけど)
・時差がない
・ゴルフ場が日本と比べると安くてきれいで空いてる

■悪いところ
・メシ
・良くも悪くも日本の植民地みたいになってるところ
・狭い
・雨が降ったら何もない

となるので、海とゴルフにひたすら興じてメシは作業と割り切って
3日くらいいるのがいいのかと。

以上 ぺこり。