まずは一番の名所の故宮博物院へ向かう。
ラストはタクシー(安い)をつかったのだけど、「コキュー」とダメ元で音読みしてみたら
通じたので素晴らしい。
ちなみに、目玉の展示品である肉形石(いわゆる角煮)と、翠玉白菜はどちらも台中の博覧会に貸し出されていて
観光としてはかなり微妙だった。
まあ思い入れがあるわけではないのだけど、目玉と呼ばれるものは一目見てみたかった。









その後は101に行ってBerlutiの財布を買ったり(安かった)、電気街をさまよったり書店めぐりをして
マンガを買ったりした。
まずは一番の名所の故宮博物院へ向かう。
ラストはタクシー(安い)をつかったのだけど、「コキュー」とダメ元で音読みしてみたら
通じたので素晴らしい。
ちなみに、目玉の展示品である肉形石(いわゆる角煮)と、翠玉白菜はどちらも台中の博覧会に貸し出されていて
観光としてはかなり微妙だった。
まあ思い入れがあるわけではないのだけど、目玉と呼ばれるものは一目見てみたかった。
その後は101に行ってBerlutiの財布を買ったり(安かった)、電気街をさまよったり書店めぐりをして
マンガを買ったりした。
年度末の有給消化狙いで台北行きの航空券をマイルで押さえておいたのだけど
仕事の都合もついて無事に行くことが出来たのでその記録を残しておく。
前回の上海のように緊張感を持つ必要もないので事前準備もかなり雑だったが、トラブルもなくサクッと到着&入国することができた。
飛行機は桃園という台北の隣の都市にある空港に到着するのだけど、目的地の台北まではっきりいって遠い。
今時の国際空港らしく、近年になって国際便中心として建てられたからなのか台北の中心部まで一時間弱くらいはかかってしまう。
上海のようにリニア使って時短することもできないので、一番早そうな快速列車を選んだのだけど
それでも台北駅に着くころにはかなり疲れてしまった。
初めて見る台湾の風景の印象としてはまず植物が南国風なこと。
それでいて近代的な建物があるので、日本の都心部をそのまま南国風にしたようなちょっと不思議な風景だった。
あと漢字が繁体なので、日本と同じなので読みやすい点が素晴らしい。
なんとなく意味が分かってくるという点で漢字は偉大な発明と再確認。
事前準備はあまりしなかったのだけど、唯一ホテルだけは手間をかけて選んでおいたのだけど、その甲斐あってホテルは素晴らしいところであった。
アーツリーホテルという、中心地からは少し外れるけれど交通は便利でコスパの高いとても清潔なホテルだった。新しいホテルで従業員のサービスレベルも非常に高くてストレスを感じない。
いったんホテルに荷物を置いてから、コンビニでICカードをチャージして1人鍋の店を探しながら
バスでウロウロしていた。
国父記念館が唯一まともに観光した場所だけれどあまり書道とかの良さが分からないので展示品については正直なところ微妙な感想だったことくらいしか憶えていない。
あと3月末なのに滅茶苦茶蒸し暑くて、汗まみれになったのでこの日はあまり良い思い出がない。
都会は満喫したので、郊外の朱家角という水郷地区へ向かうことにする。
ルートとしては新設の地下鉄17号線で向かう。
かなりの距離なので頑張って席をとろうと待ったのだけど、開いた瞬間に新年の福男争いを彷彿とさせるタックルが後方からあって席の奪い合いがすさまじい。昔のパチンコ屋の開店直後の席選びを彷彿とさせる戦いがそこにあったのだった。
先頭なのでどうにか席はとれたので、風景を見ながら終点までのんびりとすごす。
全く同じ形の 建売住宅が延々と続いたり、画一的な集合住宅が画一的にずらずらと延々と続いているというのが異様な風景で逆に新鮮だった。
何かに似てると思ったんだけど、今気づいた。SIMCITYだ。
水郷の風景はアジア的なので日本人からするとそれほど興味をひかなかったのだけど、どちらかというとその周りの家などの生活感の溢れる街並みが昭和後期っぽさをたたえていて、幼いころに過ごした時代の郷愁を感じさせてくれたことのほうが心に残っている。
今の日本だと玄関先で井戸水で地べたにまな板おいて白菜切ったりしないもんね。
2日目は浦東を回ろうということでまず朝食。
お粥を食べたのだけど、日本のお粥と同じ味、つまり味がほとんどしないお粥だった。てっきり鶏がらスープベースの中華粥かと思ったのだけどちょっと違うみたい。
おかげで皮蛋をおいしく頂けたから結果オーライ。
地下鉄で陸家嘴まで向かって摩天楼のど真ん中へ到着。
汐留や西新宿も真っ青の超高層ビル群だった。このエリアへ向かったのはお買い物目当てだったのだけど、関税が高いのか
値付けが全体的に日本国内よりも高かったのでウィンドウショッピングだけで撤退。
まあとにかくすごく清潔で概念としての分かりやすい都会が溢れている場所だった。
ランチは外灘に戻って上海ガニを食べたのだけど微妙だったので割愛。
このあたりになるとMobikeのアプリを使いこなせるようになってきたので上海市内をポタリングすることにする。
自転車だと上海くらいの大都市でも快適に回ることができる。
フランス租界あたりまで3kmほど漕いだが、道も広いので思ったよりも快適だった。
フランス租界は特にこれといった名所があるわけではなかったけれど、長期間植民地だったこともあり
西洋的な街づくりや建築と東洋っぽさの融合が美しい形で結晶していて、今までに見たことがないくらいユニークで魅力的な街並みを形成していた。後で調べると10億円以上の物件が立ちならぶ中国屈指の超高級住宅街らしい。
ホテルに戻って少し休憩したらすっかり暗くなったので再び浦東の超高層ビルへ。
猛烈に並んだり大変だったが、面白いのは面白かった。
PS時代のFF7のミッドガルみたいな光景を見れたのは中々忘れられない。
夕食はフードコートの海南鶏飯だったのだけど、これがものすごく美味しい。
上海ガニよりも余裕でうまくて、鶏の出汁で炊いたお米が素晴らしい味わいなのと、炒めただけの青梗菜が同じく素晴らしかった。こちらに来て気付いたこととして、中華(上海)料理は決して一般的な日本人がイメージするような油が多くてこってりしたものではなく、実はさっぱりしていて健康的な料理であることだった。
サクッと2時間ちょいで浦東へ着陸。イミグレ通過に時間がかかったけれど、今のところ英語も通じるしなんとかなりそうである。用意したSIMも認識してちゃんと電波をひろってくれているので、まずはリニアにのってホテルへ向かうことにする。
乗ってから気付いたのだけど、リニアの便によっては時速300kmくらいしか出ないこともあるようだ。イメージとして「新幹線より、ずっとはやい!!」と思ってしまうが全ての便が400km超えをするわけではないみたいだ。
龍陽路站にすぐ到着したのだけど、近かったのとタクシーが安めであることを事前に調べてあったのでタクシーでホテルに向かう。予約の紙を中国語で印刷しておいたら運転手も理解してくれた。勝手な想像では近代的な部分もある昔ながらの大都市という予想をしていたのだけど、実際は高層ビルが東京以上に乱立する超大都市だった。
GoogleMapを見ていたらホテルとちょっとずれたところに向かっているし、そもそも道ではないところを走っているように見えたのでおかしいと思っていたら、運転手がついたよと言ってくれたのでようやくGoogleMapがおかしいのではないかと思い始める。(この時点ではきづいてない)
本当に場所が合っているのか半信半疑で見上げたら中国語のホテル名はあっていそうなのでレセプションへ向かったら問題なくチェックインできた。ちょっといい部屋が余っているのでそっちに変えとくね?みたいなことを言われた気がするが、深く追求せずに部屋に向かったら超広い部屋に案内された。すごい。また来るときはここ使おう。
電子キー特有のカチャリとした音とともに部屋に入ったらおそらくこのホテルで一番広いであろうスイートだった。
正直なところ自分の住んでる部屋より広い。
とりあえず簡単に荷物を整理したのでさっそく外に出てみよう。
とりあえず見どころの多そうな 豫園 方面へ向かう。
いかにも中華風な古刹といった雰囲気で面白いのだけど、やはり地理的に近い国だけあってこういった歴史系の観光地の雰囲気はどうしても日本と似てしまうのが観光客としては微妙さを感じてしまうところではある。
そして、微妙な違いを感じられるほどの教養もないのであった。
豫園 の後は近くの古城公園に向かって路地を歩いていたら、近代的なビルから1つブロックを隔てただけで昭和そのものの光景がひろがっていてすごいダイナミズムだなあと殺人的な運転をする電動自転車に追い立てられながらそんなことを考えた。
古城公園を抜けたらすぐそばは外灘なので、植民地時代の西洋風の建物を眺めながらホテルまでもどったところで歩き疲れて力尽きた。この街マジで大きすぎる。
夕食は歩く元気がなかったのでホテルそばのレストラン。
イタリア旅行時にトランジットで利用した北京空港が物珍しかったのと、マイルで航空券が手配できそうだったので中国に行くことにした。
民主的な国家じゃないのとインターネットが激しく規制されているのでいつもより慎重になって事前準備を入念に行った。
アプリの準備
Baidu Map
中国では地図は軍事情報として管理されているので、正確な地図は政府と契約しないと手に入らないらしい。実際に行って分かったがGoogleMapだとGPSで表示される自分の位置情報が豪快にずれるので役に立たない
Mobike
シェアリング自転車のアプリ
Wechatpay
日本でもチャージできるQRコード支払いアプリ。実際に大阪駅でチャージできた。対抗馬であるAlipayは中国国内の銀行口座が必要そうなのであきらめた。
ただ、喧伝されてるように電子マネーがないと支払いできないという場面に出くわすことはなかった。
SIMの準備
香港のローミングSIMを準備した。これがないとグレートファイアーウォールを通過できないので困る。
本当はボルゲーゼ美術館へ行くつもりだったのだけど、予定変更してサンピエトロ大聖堂に向かう。
朝一だと1時間も待たないくらいで入場できた。基本的に待ち時間はセキュリティチェックの時間なのでもし大聖堂だけを見るのなら朝一がおススメです。帰る頃には3時間待ちとか絶望的な表記になっていました。
サンピエトロ大聖堂は昔の記憶そのまま、僕たちの思い浮かべる魔王城そのものといった変わりなき威容をたたえていた。
ヨーロッパのお金のかかった大聖堂はたくさん見てきたのだけど、やはりここだけは別格に金がかかっているというか、これほど贅を尽くした建築物って他にない気がする。
前回は親が体調を崩してゆっくりと見れなかったので、今回はピエタをはじめとする展示物をゆっくりと時間をかけてみる。
今から思い出すとやはりローマではフォノロマーノと並ぶトップの体験だった。
特にピエタは彫刻に今まで感じ入ったことのない私でもいつまでも見つめていたくなるような魔力のような強烈な誘因力をもった不思議な存在だった。
地下の宝物館にレプリカ?があったのだけど、そちらには特に感じ入るものがなく、いつも通りだったでやはり何かが違う。
昼食の後は国立近代美術館と、バルベリーニ美術館をはしごして夕食。
初日に向かった近所のイタリアンを再訪。やはりボンゴレビアンコのうまさが際立っている。
翌日はEatalyでお土産かったりしたのだけど特筆すべきところはないのでこの旅行記はおしまい。
イタリアの感想としては相変わらず住んでいる人はクズみたいなやつが多いのだけど、観光としてはやはりこの国を超えるものは中々ないのでは?というくらい観光資源が充実している国でした。
なので最初に観光旅行いくならどこがいい?と聞かれることがあればやはり一番手くらいに挙げてしまうと思います。
今日はバチカンへ。ここは2回目なので入る場所など土地勘が働くのでリラックスして向かったのだが、後述するが油断してしまって少し失敗してしまった。
前回はツアーじゃないと予約入場が出来なかった記憶があるけれど、今回は個人でも予約入場が可能だった。
あと進み順が前はほぼ一方通行だったような記憶があるのだけど、今回はある程度自由に回れるつくりになっていた。その点は非常にありがたいのだけど、今どこにいるかといったことや、全体の構成をある程度把握しておかないと半端なく迷うので注意が必要だ。
※実際迷った。
で、失敗というのは博物館からそのままサンピエトロ大聖堂に入ることが出来るのだけど、そのルートをとらずに外に出たので前回の積み残し=一番の目当てだったサンピエトロ大聖堂に入れなかった、、、再入場は数時間待ちといった恐ろしい人の並びだったので後の日程を調整して朝一で再訪問することにする。
夕食の後に有名なジェラートの店に行ったのだけど、軽い気持ちで頼んだらぶっ飛びそうなくらいうまかった。
ジェラートを少し食べるとそのまま果実を噛みこんだような果汁の味わいが口に広がって、今まで食べたことがない衝撃だった。
他の店でもその後食べたのだけど、こんなに美味しいことはなかったのでやはりこの店は特別なのだと思う。
※ちなみにGiolittiというモンテチトーリオ宮殿のそばの有名店
ローマに戻って今日は前回入口が分からなくて結局は入れなかったフォノロマーノへ。
フォノロマーノはコロッセオとチケットが一緒なのだけど、コロッセオを無視して最初からフォノロマーノへ向かう変則ルートを採用。これが大当たりで、開門と同時にアクセスしたのだけど、フォノロマーノから向かう人はほとんどいないため1時間くらいは貸し切り気分を味わえた。コロッセオは常に混んでるのでそういう意味では後回しでもよいかも。
フォノロマーノはローマの政治機能などがあった中心部の遺構なのだけど、広いので周辺部含めて様々側面を見ることが出来る。植物が意外に南国風なところに気付いたり、草が生い茂った遺跡を見るとラピュタやICOなどがモチーフにしたんだろうなという断面が見て取れて面白い。
お昼はスペイン広場まで地下鉄で戻って、適当にGoogleMapの評価がよかった店で食べたのだけど、蟹肉のトマトパスタが絶妙なうまさだった。そもそものトマトの味が強くないとこの味は出ないだろうと思うので日本で味を再現するのは難しそうである。
※店の名前は後で調べたらAl 34という名前だった。スペイン広場の階段すぐそば。
その後、スペイン広場周辺を買い物で回ったりして夕食。
LifeというそれなりにTripadvisorスコアの高い店だったがちょっと微妙だった、、、。
ポンペイは鉄道で向かったのだけど、日本並みの満員電車だったので、中央駅から乗らずにノラーナ門から始発乗るのが正解だと思う。朝一番の列車だと中央駅はホームもギュウギュウ詰めになるくらいの満員だった。
見るからに治安の悪そうなこの街で満員列車だと何も起きないわけがなく、目の前はチンコ丸出しでそれを押し付ける痴漢と常にワキワキと腕を回しながらスリの機会を伺うおっさんというカオスな状態だった。
海外でも痴漢っているのだなと新鮮に思ったことを今でも覚えている。
つーか相変わらずクソなやつしか居ないのかこの国は。
ずっと立ちっぱなしでヘロヘロになりながらPompei Scaviまで到着。
入り口はそれほど混み合っていなかったけれど、事前にオンラインでチケットを買っていると並ばなくて済んだので事前購入がオススメです。
ポンペイはローマ時代の保養地や別荘地として栄えていたけれど、火山の噴火で秒速数十メートルという火砕流に飲まれて一瞬で街が火山灰の下に埋もれたという特殊な遺跡らしい。
このため2000年以上前の遺跡がちゃんと形を残していて廃墟好きにはたまらない魅力がある。
歩くとヘロヘロになるくらいの広さで、劇場やコロッセオ跡といった壮大な遺跡もあって1日かけて回る価値があった。
興味深いこととして2千年前からクソみたいな落書きがあって、イタリア人の落書きは2千年以上前からクソみたいな落書きを凝りもせず延々とづづけているのでいまさら治らないということがわかった。