ドイツ旅日記 2017年10月10日(火)

今日はドレスデンへ移動する。ベルリンだけだと旧市街的な楽しみがないので、ドレスデンにそれを求めて一泊だけすることにした。

移動はICEでサクサクと到着。ホテルへは駅前からトラムで到着することができたが、交通自体はちょっと微妙に不便な街だった。

お昼過ぎのいい時間だったので、昼食後にエルベ川クルーズに乗ってみることに。
少し寒いのだけど、クルーズ船があるだけに川沿いは美しい景色だった。
平坦だけどとても美しい川沿いの景色をスポーツバイクが延々と走っていくのを見ると自分も走りたくなってしまう。いつか自転車メインで欧州に行ってみたい

風景だけでなく、空気も澄んでいて素晴らしい
船の後ろから

クルーズの後はZwinger宮殿やドレスデン城などの旧市街中心部を回る。
狭いところに見どころが集まっているので見ごたえがある

ドレスデン城だった・・・はず
Zwingerのど真ん中。この広場を中心に美術館などが周りを囲むようなつくり
オペラ座
夕日が映えて良いショットが撮れた
同じく夕日
交通量も控えめでコンパクトな街なので住むと快適そう
夕食はビアホール。このヴァイツェンはかなりうまかった。
白ソーセージもかなりうまい

ドイツ旅日記 2017年10月9日(月)

今日は博物館島からスタート。
ドイツという国は大きな戦争に負け続けという歴史があるので昔の版図よりは国土が大幅に狭くなって、首都が国境近くにあったりする。
戦争に負けると観光資源になるような名物は奪われてしまうことが多いのでその例にもれず国力に比較してちょっと寂しいことになっている。
その中でベルガモン博物館はなかなか迫力のある展示が多かった。

展示の方向性としては大英博物館に近く、ギリシャから中東あたりの古代遺物や建築物をそのまま見せているのがハイライト。

イシュタル門 色がとっても美しい

どうしてもイースやラピュタを下敷きにみてしまう・・・

ラマッスル像。アッシリア時代らしい。どうしてもゴッドサイダーを思い出してしまう

中東系の雑穀が珍しかったので注文したが当然ながらクソまずかった

そのあとはベルリンの壁が見たかったのでテロのトポグラフィーへ。
展示は負の遺産的な側面が多かったので気が滅入る内容だったけれど、壁がきちんと残っていて自分の知っている歴史がそのままあるってところが感慨深かった。

 

 

 

カイザーヴィルヘルム教会 爆撃の後を残しているので原爆ドーム的な扱い

アンコウ。クソ高い。

どう見てもブダイだがクソ高い。うまいとは思えないが。

ドイツ旅日記 2017年10月8日(日)

2017年10月8日(日)
まだサマータイム期間なので8時過ぎだと暗い。
アパートメントの目の前にパン屋さんがあったのは助かったが、10月とは思えない寒さ。
雨っぽい天気ということもあって、日本だとほぼ12月の体感気温。

ドイツの観光施設は10時~5時と他の国よりも開いている時間が短いので、まずは時間が速くても大丈夫な
ブランデ ンブルク門へ向かう。


地下鉄はちょっとレトロだけど車内は大きくて快適

ブランデンブルク門。エトワール凱旋門とか見てるとちょっと迫力に欠けるけれど荘厳な雰囲気をたたえている。

その後は恒例の赤バス(市内周遊バス)に乗り込んだ。

国会議事堂

みんな大好き(;´Д`)すたーりん

ベルリン大聖堂 見た目も中身も壮麗

テレビ塔は名古屋のほうがイケてると思う

一周したあとは博物館島のDDRミュージアムへ。
Deutsche Demokratische Republikの略で、いわゆる東ドイツの博物館。
当時の生活や共産主義の生活のクソなところが自虐的に表現されていて面白い。
整備が悪いので激揺れするエレベーター体験とかできます。

国民車トラバント。共産主義側でも工業製品の生産は東側(共産主義)のリーダー的な存在だったよという説明がある。

一方でお店の品ぞろえはクソだよみたいな説明の展示

他の共産主義国家の例にもれず警察国家でもあるので、秘密警察に捕まるとこういうところに放り込まれるよという展示

昼飯は当然のようにカレーヴルストを食べたのだけど、SBのカレーパウダーだけあれば再現できるのでわざわざ食べなくていいと思います。

路面電車の線路に芝生が敷かれているのがたまらなく好き

ムール貝。味は微妙・・・

カキは及第点

タコはまずまずうまかった

基本的にけっこういい店でも飯のうまさは微妙な国だった。
アドバイスとしてはシーフードはさらに微妙なので肉食したほうが良いのではないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ旅日記 2017年10月7(土)

今回の旅はベルリンとドレスデンという旧東ドイツ地域をメインで回ることにする。
そろそろ欧州方面もどうしても行きたいというところがなくなってきたので回り先が消去法になってしまっている感は否めないのだが
旧共産圏というのはそそられる響きがある。

今回はフィンエアーで、関空→ヘルシンキ→ベルリン。
ヘルシンキ経由なので遠回りにはならないところは良い。


機内食その1 フィンエアーの機内食はかなり微妙


機内食その2

今回もアパートメントで、こういう時しか経験できないモデルルームのような部屋をとっておいた。
このアパートメントはかなりIT化が進んでいて、予約時のクレジットカードを使えばエントランスのドアが開いたり、
到着が夜間であってもパスポートを読み取って部屋のカードキーを自動発行してくれたりした。


部屋の全景。モノがないので生活感がない楽しさ。

キッチンは全く使わなかった。

UK旅日記 2016/9/23~24

2016/9/23 金曜日

大英博物館

ここも無料。超でかい博物館で、回り切れないってイメージを持っているかもしれませんが
古代のものが多くて、しかもデカ物が多いので実際には半日もあれば主だった展示物はゆっくりと見て回れます。

エジプトをはじめとする中近東の古代史の遺物がメインなのでそのあたりに興味があれば最高に楽しいと思う。

ミイラとかロゼッタストーンとかいろいろ有名なものがあるのだけど、あまり古代史に詳しくないので
世間の評判ほどには盛り上がらなかった・・・。

ちなみに植民地から根こそぎ価値のあるものを略奪したんだな~ってことだけは嫌というほど伝わってきて何とも言えないモヤモヤした気分になることは間違いない。

※入口

 

 

 

※ロゼッタストーン、この物体そのものにそれほど興味がないので惹かれなかった・・・

※AoE!!!

夕食はお友達紹介のタパスのお店へ向かってSOHOへ。この店が大当たりで料理の技術という観点では今までもっともよいお店だった。

※舌平目って日本人目線だとあまりおいしい魚ではないのだけど、これはモノが違った。新鮮で身のぷりぷり感が半端なく、先入観でまずいと思っていたのを謝ってしまうくらいの出来。

※タコもうまい。どの食材も新鮮。

※しし唐も味が濃くて素材の出来がいい

※生ハムはマドリード並にうまい

※ラーメンはそのへんのチェーンのラーメン屋を凌駕するうまさだが、値段が倍以上する。

2016/9/24 土曜日

大英図書館
あまり目立たないかもしれないが、展示コーナーがあって、グーテンベルク聖書とかマグナカルタとか歴史そのものみたいな貴重書が見られるので個人的には大英図書館よりもテンションが上がるところだった。普通の図書館でもあるのであまり観光地っぽくないのだけどここはおススメである。
あと英語なのである程度読めるところも素晴らしい。
ちなみに日本語だと江戸時代ですら解読困難なのに英語だとある程度読めてしまうのはあまり文法や単語が変化しなかったからなのだろうか。ちなみに筆記体だと達筆すぎて読めないのは日本語と同じで、印刷物だと読める。

※昼飯に食った謎のBento

※夜に頂いたポーランド料理。キノコソースが抜群

※コンサート会場(Royal albert hall)

※前のほうの席がなんとか取れたので視覚的にも楽しめた。曲目はVerdiのRequiem

それにしても会場が豪華すぎる。

UK旅日記 2016/9/22 木曜日

今日は予約しておいたバッキンガム宮殿へ。
これまでの遺跡の一つとしての宮殿ではなく、ここは現役で使われている宮殿なのだけど
夏の間は主人がいないので観光のために開放されている。
一番大きな違いは絨毯や椅子生地などが色あせていない。
他の宮殿は昔のままをなるべく残すということもあるのだろうか、経年劣化で色あせていることが多いのだけど
ここはそういったことがなくて鮮やかなままだった。
ここを見たことで今までみた宮殿も本来はこういう鮮やかな色合いだったのかなと思わせられる。

ちなみにこの観光収入が王室の重要なお小遣いになっているそうです。
そういう意味では日本でも解放されていれば御所とかに入ってみたいぞ。

※中庭からのアングル

ロンドン塔

こちらも有名どころ。内部に複数の見どころを抱えているのだけど
有名なカリナンと呼ばれる巨大なダイヤモンドは思わず何週も見入ってしまうくらいすごいものだった。
光をダイヤが屈折させてピカピカって擬音そのままに光り輝いている。
ダイヤそのものが発光しているのではないかと錯覚させるほどの輝きだった。
(ちなみにカリナンは目玉物品だからなのか動く歩道式になっていて立ち止まれない)

※ロンドン塔

最初はロンドン塔そばのお宿を取ろうとしたのだけど、周りにお店が少なくて不便そうだったので取らなくて正解だった。

※タワーブリッジ

※ディナーはまあまあ美味しかった気がするが、他のに比べてインパクトが薄いのであまり感想が書けない

 

 

 

 

UK旅日記 2016/9/21 水曜日

2016/9/21 水曜日

今日はロンドンへ移動。
高速鉄道がないので5時間くらいかかるけれどのんびりとした雰囲気が味わえてよい旅だった。
なんだか異常に羊が多いのだけどこれもお国柄なのだろうか。

※1等の特典のランチ。車食ってことを考えれば十分合格点。

キングスクロス駅に到着してアパートメントの管理人にもうタクシー乗ったから15分くらいで到着するよと
軽く言ったのだけど、死ぬほど渋滞していて焦った。
後で気付くのだけどこの街は慢性的にどの道も渋滞していてクルマの移動は不便にできている。
このままでは1時間たっても到着しないと思っていたらタクシーは次々とクルマをぶつけそうな狭い裏道を
10cmもない隙間を駆け抜けていく。
普通の道を走っていて運転がうまいなんてことを感心するとは思わなかった。
プロの芸といっていいほど運転がうまい。
そういえばロンドンのタクシー運転手は試験が厳しくてなかなか免許がとれないというのを思い出した。
Uberも使えるのだけど、このうまさを体験するために割高でもタクシーに乗る価値はあると思う。

とりあえずに荷物を片付けてトラファルガー広場へ。

ナショナルギャラリーは一番の期待だったのだけど、有名どころの美術館と比べるとやはり落ちるかな、という評価。
でも美術館や博物館が無料のところが多いのは素晴らしいことだと思う。
チケットなどで並ばなくていいし。

※ちなみに有名なところほど無料。大英博物館とか。

夕食はかすみちゃん激推しのロイヤルチャイナへ。
ここもうまかった。グルメ国家なのかここは。

※パラパラ具合が半端ないチャーハン

※酸辣湯っぽいスープ

※値段は思い出したくないが、野菜のシャキシャキ感とホタテのぷりぷり感が絶妙

 

UK旅日記 2016/9/20 火曜日

今日は400kmの道のりをゆっくりと戻る。
イギリスも朝食だけはうまいという評判通りの素晴らしさだった。
あれ、この国って基本的に飯がうまくないですか??

※謎の黒い物体もうまい

※透明度は高め

※夜明け。景色だけで感動のエンディング

※どこにでもいる羊

dalwhinnieの蒸留所があったのでちょっと寄ってお土産を買う。
クルマしか交通手段がないのにみんな試飲しまくってないか。
ひょっとしてちょとくらい飲んでも大丈夫なお国柄?

※蒸留所のお土産コーナー

■オートクルーズ
外国で運転するとアクセルが重くて太ももがパンパンになるのだけど、3回目の運転でついに謎が解けました。
みんなオートクルーズ使ってる。それも制限速度ギリギリで。
あまりにしんどくなったのと、同じBMW製のMiniにのっているのでインターフェースが同じなのでオートクルーズを入れてみると前後の車両とぴったり速度が合って走行することが出来た。
あ、みんな使うんですね。日本で使うとリズムが合わないのであまり使わなかったのだけどたしかに信号も少ないし便利な機能だ。渋滞防止になるし日本でも使えばいいのにね。

あと少し人里から離れると制限速度が中央分離帯もないような下道で60マイルとかになるので日本の感覚だと異常な速度で駆け抜けていく。
欧州車に性能が求められるという土壌がよく理解できた。。。

エジンバラでクルマを返すとさすがにヘトヘトになったのでホテルで休憩して夕食。
いい店にいく気力もなかったのでその辺の店でステーキを頼んだのだけどそれすらうまかった。
赤身のうまさが感じられる日本にはあまりないタイプの味わい。
もうおっさんなのでこっちのほうが好みである。

UK旅日記 2016/9/19 月曜日

今日はレンタカーを借りてスコットランド北部のポートリーという港町までドライブ。
ポートリーはおまけでドライブコースとして世界的に有名なハイランドを満喫するのが目的だ。

クルマは興味本位でオープンカーに乗りたくてBMWの2シリーズを予約しておいた。
BMWというクルマには特に思入れはなく、どちらかというと典型的なドイツ車ヒエラルキーを構成し、お金持ってますアピールを感じて好みではなかったのだけど実際に乗ってみると全く違うものだった。

いわゆる高級車と呼ばれるおとなしくて快適なクルマというよりはドライバー以外は楽しくないようなイタリア車に近い乗り味。
過剰なレベルで操縦している感覚がありスポーツモードにするとアクセルの1mmの踏み込みの違いが感じられて自分とクルマが繋がっているような感覚に陥るような車だった。

ディーゼル車だったので最初は期待していなかったのだけど強烈な低速トルクが下手なガソリンよりもスポーツ性を感じさせて、ドイツ系高級車と一括りにしてはいけないと自分を恥じることになった。

■ハイランド

端的に言えば今まで走ったドライブロードで最も美しかった。
景色が美しいと言っても単純にハイライトとなるようなポイントがあるのではなく、常にクライマックスが続くような息の長い景観がそれこそ永遠に続くように感じられる。山に木がないカルストのような景色は日本では見ることができないので、左側通行ということもあって、海外でドライブするならまずここを走ってみることをお勧めしたい。

※途中の携帯の電波すら入らないドライブインで食べたピザ。これもうまい。

※木がないのが特徴的

※木がないので景色が広く見渡せる

※ハイランド名物の古城

※パノラマでみると半端ない

ポートリーは山陰の漁港といった雰囲気で100件程度の家しかないような小さな町だったけれど異国なのと海がとても美しく素晴らしいところに感じられた。

夕食は予約していたレストランへ。
電話で予約しようとしたのだけど、さっぱり英語が通じなかったのでホテルにメールして予約してもらった。
TripAdvisorの評判どおり最高にうまい飯だった。

※カキの身がぷりぷりとしている

※これがずば抜けてうまかった。ホタテのリゾット。となりのおっさんが勧めてきた。

※ロブスターもうまかったけどホタテには敵わなかった。

 

 

 

 

 

UK旅日記 2016/9/18 日曜日

早めに起きて近くのスーパーで朝食用の買い物へ。

※野菜のSUBWAYというキャッチフレーズはこの国には適用されていなかった。

※テラスがついてたのでとりあえず朝飯

※AM8時前だがまだ夜明け

ホテルはロイヤルマイルど真ん中だったのでエジンバラ城までは徒歩圏内。
古都の中心地なので期待したような風景と観光名所が集まっている。
高台なので海を臨んだ風景がとても美しくこれだけでここを訪れる価値があると言っていいだろう。

※城から北海を臨んだ景色がとても美しい

昼食はエジンバラ城のそばのカフェでハンバーガーを食べた。
UK飯マズ伝説はこの地球でもっとも強固な神話のひとつであるといっても差し支えないと思うのだが期待を裏切る美味しさだった。普通にクアアイナのようなジューシーな肉が味わえ、ほくほくの厚切りフレンチフライも良い出来。
今回の旅行最大の誤算はこの後も続くことになる。

その後は観光バス(いわゆる赤バス)にのって市内の名所を巡った。
アーサー王とか好きな人はゆかりの地が残っているので興味をそそられるはず。
市内中心部に玉座跡があるらしい。ほぼ登山なので行かなかったけれど。

※駅周辺はジブリアニメをそのまま切り出したような景観

※郊外をバスが回るといかにも英国式といった庭がどこにでもあるのが印象的だった

※アーサー王の玉座(と言われてるものがある)丘

※夜は謎のイベントが空を明るく照らしていた

※夜飯(抜粋)