2022年12月25日 (日)シェムリアップ3日目

今日はガイドを雇って今回の旅行の本命のアンコールワットと、アンコールトムに向かう。
ガイドは
https://cambodiajptourguide.com/
上記のチャイヤさんを事前に手配していた。

選定基準:以下の3点
・日本時間で22時くらいのメールに即レスが来たこと
・調査した結果の評価が全体的に高く、信頼できると判断したこと
・苗字はひらがなで書いてくださいといった細かやな考慮がされているやりとりだったこと

チャイヤさん(有能ガイド)

結果的には素晴らしい対応をしていただいたので正解でした。

■朝のアンコールワット ★★★★★
A2「朝日と三大遺跡(アンコールワット、アンコールトム、タプローム)」1日ツアー
を頼んでいたので、まずは朝の5時過ぎからアンコールワットへ向かう。

観光で日の出を見るような早起きはしたことがなくて正直だるかったのだけど、観光としては定番っぽいので頑張って早起きしてみた。結果としては早起きは正解で期待をはるかに超えて美しく、こんないい歳のおっさんの心のどこかを震わせるような、映画の1シーンを切り取ったような絶景を見ることができた。年を重ねると色々なことに対して感動が薄くなってしまうのだけど、小さな子供の時にゲーム買ってもらったときのような弾んだ気持ちを今一度思い起こさせるような何かがあった。
チャイヤさんによると、そもそもこの地域の観光では日の出を見るという文化は無かったのだけど、日本人が「ご来光」をありがたがる習性から日の出のアンコールワットに集まるようになって、それが他の民族にも伝播していまでは定番コースになってしまったのだとか。
ちなみにガイドの人がいると、どのタイミングでどの場所がきれいとかを教えてくれるので非常に助かりました。あとスマホのカメラの扱いが非常に上手い。自分でもiPhone使っていたりして研究していたようなので、おそらく単にこのチャイヤさんが有能というだけなのかもしれないけど。

ナイトモードが発動していたので明るく見えるが実際はかなり暗い
少しずつ明るくなってきた
西側の池が日の出スポット(ガイドさん優秀)
水面に建物が映って幻想的
チャイヤさんおススメスポット
人は多い
有能スポット
絶景シリーズ

日が昇ったらいったんホテルに戻って、朝食と休憩して再出発。

■アンコールトム 南大門
一人で行っていたら同じ遺跡にしか見えなかったのだろうけど、歴史や宗教などの説明を含めて語ってくれるので興味深く見ることができた。

南大門

■バイヨン寺院★★★★☆
かなりの巨大寺院でアンコールトムの中核なのだけど、後で行くアンコールワットと比べるとかなり劣化が進んでいてその点が大きな違い。

バイヨン寺院入口
みんなが思い描く古代遺跡シリーズ
その2
内部の廊下
シリーズ何かあれば死ぬ
カジュアルに出現するサル

YS2の最初の神殿遺跡ってこんなんだったよね

■バプーオン★★★★☆
西洋風の古代神殿っぽい雰囲気をたたえていて、コンピューターゲームの世界観のモチーフとして多用されている美しい佇まい。
内部より少し遠くから見ると特に美しい。

ファイルコムのゲームっぽい神殿 チャイヤさんが秘密の撮影スポットを教えてくれた
神殿側から歩いてきた橋を見たアングル
ファルコムっぽい神殿その2
象のテラス ここから王が戦争時に演説とかしたらしい AOE的な世界

■タプローム★★★★★
遺跡そのものは正直違いが分からないのだけど、木が遺跡を包み込んでいる箇所がいくつかあり、これもゲームやインディジョーンズで使われていたような世界観の元ネタになったんだなというのが凄く良く分かるはず。最近だとアンチャーテッドとか?

入口
崩壊しまくり
失われた古代文明的な世界

■昼飯
連れて行ってもらったお店で焼きそばを食べたが美味しくない。
やはり地元料理は想定通り鬼門。
味付けが甘い感じなので日本人に致命的に合わない感じがする。

■アンコールワット ★★★★★
アンコールワットがなぜ午後かというと、写真を撮る際に逆光にならないようにするためとのこと。
さすが専門ガイド、視点が深い。。。
日本語専門のガイドなので、日本人女子がSNSへ投稿する写真にこだわりを見せることからそのニーズにこたえるために写真や構図、アプリの機能などを調べ上げて詳しくなったとのこと。
(こいつ優秀だな、、、、)

裏口から入る
とりあえずでかい

アンコールワットそのものは他の遺跡とテイストは同じなのだけど、規模がデカい、劣化が比較的少ない、彫刻なども残っている。修復も進められているといったところが違い。
ガイドの説明も深い内容になってくるので、非常に興味深かった。

他の遺跡と違って保存状態が良い
廊下 壁画の彫刻もきれいになっている(修復した?)
落ちたら死ぬ階段
AOEのマップにありそうな風景
江戸時代に鎖国する前に来た日本人が残した落書き
朝にいた池のあたり
遠景 (絶景)
チャイヤ先生に窓を額縁にしたアングルにしろというアドバイスを受けてとった写真

■ガイドと雑談
・隣国と仲いい?
「悪いですww」
「あー、うちも近所の国とは仲悪いっすわww」
みたいな会話をした。
ざっくりいうとこんな感じ
・ベトナム
→とにかく狂暴、何かあると攻めてくる。アメリカと戦争するし通路に使われるしろくなことしてこない。
・タイ
昔から常に攻めてくる。ろくな奴らじゃない。
・アメリカ
→爆撃するし、地雷ばらまくしろくなやつらじゃない

常に周りに蹂躙されているんでそういう世界観になるんだなというのが興味深かった。
ポルポトがクズなのは共通認識みたいです。

■道路の舗装
Google Street Viewでは舗装されていなくて怖い雰囲気だったので身構えていたのだけど実際にいくと、普段使う道路は舗装されていたので良い感じだった。
チャイヤさんに聞くとCovid-19以降、シェムリアップには観光産業しかなくてそれが壊滅的な状態になったのでその時に道路を作りまくったとのこと。
少なくとも今の政府はいい仕事するなと思いました。

■シェリムアップの治安
その辺のトゥクトゥクの運転手はすぐにマリファナを売りつけようとしてくるけど、ホテルに手配してもらった人はそういうやべー運転手はいないんで、ホテルの手配は重要。
治安自体は雰囲気はともかく、プレッシャーを感じるような場面は全くなかった。
チャイヤさんに聞いても、観光都市なので治安面はメチャメチャ力いれてるので大丈夫とのこと。
ちなみに他の地域では全く見ない交番的なものも、パブストリートの目の前にあった。

■焼肉(まずい)
ホテルに戻って力尽きたので、風呂に入ってから近くのBBQレストランという名の焼肉で夕食

選定基準
・Google Mapの評価が良い
・地元民向けっぽい
・客も地元民が多かった
・肉を焼いた匂いは非常に美味しそう

結果
まずいというより美味しくない
炭火でやいた肉が美味しくないという衝撃的な体験をすることになった

2022年12月24日 (土)シェムリアップ2日目

早朝のホテルの部屋の前


早く寝すぎたせいか朝は6時過ぎに起床。
ホテルの朝食をとってお出かけ準備。
コーヒーはかなり美味かった。

トゥクトゥクのおじさんの運転でまずはアンコール国立博物館へ。
国立博物館ですら支払いがUSドル建てというのはどうなのかと思ったがそういうものなのだろう。。。

トゥクトゥクのの運転手のおじさん

ホテルが紹介してくれたトゥクトゥクのの運転手の人は、他のトゥクトゥクのの運転手のようにマリファナや売春を執拗に勧誘してこないので信頼できる感じの人だった。まあカンボジア人全体に言えることだけど空いてる時間はすぐ寝たりしてのんびりした人ではあったけど。

■シェリムアップ支払い事情
基本的にUSドル支払い。1ドル以下の細かいお金は現地通貨という特殊な貨幣流通となっている。1ドルが何リエル(現地通貨)かは店によって微妙に違うので、よく分からないままお釣りとしてひたすらリエル札が貯まっていく状態になる。
消化したいときは数ドルくらいの支払い時にどばっとリエルを出すと消化できる。

■アンコール国立博物館 ★☆☆☆☆
微妙。あまり仏像などの知識がないので正直キツかった。
入場料も高いこともあり、あんまりおススメしない。
遺跡などは普遍的に人に訴えかけるような何かがあると思うんだけど
日本で仏像の展覧会などを見て楽しめる人じゃないと厳しいと思う。

こういうのが楽しめないとキツイ
お土産コーナーのシルク製品 白人向けの派手なデザインが多い
屋根付きオープンカーといった趣で乾季だとものすごく快適

■プレループ ★★★☆☆
次に連れて行ってもらったのはプレループ
思っていた感じの遺跡に初めて対面して感動!
アユタヤの遺跡よりも迫力があって、実際に登ったりできるところも素晴らしい。

いかにも遺跡といった雰囲気
頂上からの風景
途中で寄ったタイヤの空気入れ屋!(そういうビジネスがあるようだ)
何かが丸焼きにされて食べられた残骸 ちなみに普通に怖い

■バンテアイ・スレイ ★★★☆☆
結構離れた郊外にある遺跡
テイストは他の遺跡と大きく異なるところはないのだけど、敷地が広いので散策するのは楽しめる感じです。
散策してたら普通に牛が歩いててビビった。

少しこじんまりとした遺跡
牧場?牛が瘦せている種類なのか見た目が全然違う

■シェリムアップ気候事情
私が行ったのは12月でしたが、ガイドの言う通り最高の季節でした。
寒い日本から来るとちょうど泳げるくらいの暑さがありつつ、乾季真っただ中なので湿気はなく日陰に入ると涼しい気候でした。
移動手段はバンテアイ・スレイくらいの距離まではトゥクトゥクのほうがオープンカー感覚を味わえてよいです。

■地雷博物館
戦争(内戦含む)で埋められた地雷についての博物館。
展示はこじんまりとしたものだけど、なかなかハードな内容なので興味ある人には刺さると思います。ちなみに「地雷は踏んだ瞬間爆発するから、足を離したらダメってのはハリウッド映画の嘘だから信用するなよ」とか書いてあったのが面白かった。

地雷博物館だが、大きな爆弾も展示されている
ハリウッド映画の描写は嘘的な説明とか
膨大な数の兵器
丸焼きにされてる何か
何かよくわからないものの串焼き

■タ・ソム ★★★☆☆
このあたりから全部同じようなものに見えてくる。

全部同じに見えてくる
日本だと安全性から絶対立ち入り禁止になってそうなエリア
アンチャーテッド風味の世界

■ニャックポアン ★★★☆☆
ため池に架かる橋は絶景といってもいいので、1度は見たほうがってレベルのおすすめ。
渡った先のニャックポアンは若干期待外れでした。

この橋は一見の価値あり
池も広くてパノラマ感が素晴らしい

■プリヤ・カーン ★★★☆☆
かなりの巨大遺跡。
このくらいになると完全に区別がつかなくなってくるので、ガイドがないと
厳しいなと強く感じて、翌日に期待した。

入口
今振り返ると大型で見ごたえがあるが見ているときは既に飽きていた

夕食はパブストリートそばのイルフォルノというイタリアンでピザとサラダを頂く。
ナポリ式のピザで日本やイタリアで食べるものと比べても遜色のない素晴らしい味わいだった。スパークリングワインとビールをぞれぞれ一杯頼んで合計20ドルだった。
観光地価格の店でこの価格なのでやはり物価は大幅に安い。

旅行TIPS
200v対応の電源タップがあると部屋のコンセント事情に依存せず便利に電子機器が使える
通常あるべきフレーバーが無いことから後発発展途上国であることが伺える

チョコミントは先進国の証。

2022年12月23日(金)シェムリアップ1日目

関空の国際線は未だにごく少数のフライトのみに限定されているため、パンデミック以前のように3時間前に空港に到着といったスケジュールは必要なくて、むしろ早く着くと店が閉まっていて却って困るのではないか?
という予測の元に2時間前に到着したのだけど、これが大きな失敗で普通に間に合わずに追い抜きレーンを使う羽目になった。原因としては、関空や航空会社側が大きく人を減らしていて処理できる時間単位当たりの旅行客数が減っていることで、特に手荷物検査が今まで見たことないくらいの人の滞留をしていて1時間程度では手荷物検査が始まらない状況だった。とはいっても荷物預けて飛行機は行っちゃいました!みたいなことはさすがにしないので、なんとか飛行時間ギリギリで搭乗口に乗り込んで出発。

ハノイ空港 その1
空港自体はかなり空いてた
悶絶するくらい甘いココナッツミルク入りのコーヒー
山が近くにある日本のような風景が広がっている


ハノイで少し仕事をして、シェムリアップ到着からホテルについたのはだいたい22時前。
翌日のトゥクトゥクの予約をフロントでお願いして、疲れていたのでホテル目の前のグルジア料理屋で軽く食べて就寝。
ちなみにトゥクトゥクはざっくりした郊外の遺跡ルートをお願いして1日で23ドルだった。
この地域の物価が安すぎる。物価というか、人件費か。

シェムリアップ空港のターミナル(これだけ)
ホテルのチェックイン時に出たウェルカムドリンク 疲れてたので1口だけしか飲んでない
アップグレードされたのでラブホみたいな部屋に案内された
築城すると一気に生活感が溢れる
せっかくセットアップしたのに映らないAbemaTV
同じく映らないDアニメストア

夕食といっても遅い時間になったので、ホテル前のグルジア料理屋さんでおススメのビーフシチューとビールを軽く頂いて就寝。

【帰国後の感想】グルジア料理屋というのは日本だとまず見かけないのだけど、シェムリアップは欧米の観光客が非常に多いため欧州各国の料理店が軒を連ねているので、地元料理にこだわらなければそういった店を発掘する楽しみもある。

2022 シェムリアップ&ハノイ準備編

例のパンデミック以来3年ぶりの海外旅行に行ってきました。行先はシェリムアップとベトナムのハノイです。

  • 準備編 その1 行き先選定
    候補とざっくりとした評価

■地域選定
・北米
×物価が上がりすぎているのでNG
・ヨーロッパ
△ロシア上空が飛べないので飛行時間が長すぎる
×関空からだとエミレーツでのトランジット一択になり、24時間かけても到着しない可能性あり
×航空券が純粋に高い
・アジア
△タイは前回行ったので、もう少しテイストの違うところに行きたい
〇航空券は安い
〇移動距離が短いので時間を有効活用できる

・インド
△距離のわりに航空券高め
△衛生がやばそう
△移動がキツそう

消極的選択としてアジアを選定

■どの国にするか?
・ヴェトナム
△北部はいいけど、中部は雨期なのでNG
〇ごはん美味しそう
〇ハノイは歴史的な観光地が多い

・シェリムアップ(アンコールワット)
〇1回は行ってみたいアンコールワット
△メシがまずそう
△治安がやばそう
△衛生がやばそう
×ビザ申請が必要

・ラオス
×そもそもよく知らない
×何があるかわからない

・タイ
×もう行った

・シンガポール
×高そう

■決定への過程
上記のような評価なのでハノイは行ってみたくなったのだけど、それだけだと時間が余るので他のヴェトナムの地域をめぐることを考えたのだが、ヴェトナムは南北に大きく伸びた地形をしていて、北部・中部・南部の各地域で大きく季節の特性が違うようだ。具体的に言うと観光面で面白そうな中部はこの季節は雨ばかりなのでおススメできないようだ。
シェリムアップは行きたい理由と嫌な理由がどちらも大盛りになっているので、悩ましいところだったのだけど、最終的には衛生と治安は良いホテルを抑える。ビザは良く調べるとインターネットで申請できることが分かったのでシェムリアップとハノイを選択した。

・準備編その2

■カンボジアのビザ申請
https://www.evisa.gov.kh/
上記URLから申請可能。東京か大阪なら大使館で申請可能だが、手間を考えるとevisaのほうが圧倒的におススメ。
申し込み後にPDFでビザが届くので、入国時と出国時の合計2枚を印刷(白黒でOK)しておけば完了。

■アンコールワットのチケット
https://www.angkorenterprise.gov.kh/
ここで入手可能。
こちらもハマりやすいので以下注意してください。
・日本語表示だとクレジットカードの決済が通らないので表示の言語の設定を英語モードにする
・写真をアップロードする際に顔認識チェック(実際に顔写真なのかをAI判定する)があるが、メガネ外さないと通らない
・申し込み時に1dayが途中で3dayになったりするが、私が買った期間は特例で2dayが追加されていたため。つまりチケットは1dayだが、2dayがadd-onされているので3day表記となる。どちらも間違いではない。(現地のガイドに後で教えてもらった)

タイ旅日記 2019年9月17日(火)

23時の帰国便までやることがないので、少し遅めにホテルを出て、繁華街のデパ地下でスーツケースを預けて中心街でお土産を買ったりカフェでまったりして過ごした。
基本的に暑すぎるので室内から出ないスタイル。

見納めのチャオプラヤ川

昼食に食べたプーパッポンカリー(蟹のカレー)は中華とカレーの融合されて更にカニのうまさがちゃんと引き立っていて素晴らしい名作料理だった。
一緒にチャーハンを合わせると絶妙なマリアージュを生むのでバンコクに来たら試してほしい。

昼食はお土産を買ったりしたのだけど、もう疲れていたので最後の気力を振り絞って、空港に向かい有料でもとにかくダラダラしたくてラウンジでずっと過ごした。
帰りの飛行機では離陸前に寝てしまった起きたのは着陸30分前だったのでよっぽど疲れていたんだと思う。

こちらでのIT書棚

オタク系コンテンツは同じようなラインナップ
見たことあるようでなにかが違う店
間違い探し
ワニ

タイ旅日記 2019年9月16日(月)

今日はアユタヤへ。
タイに行って初めて電車に乗るのだけど、特徴的なところがいくつかあって、ホームが低いので乗り込むのが大変。

ホテルの朝食

駅のホーム
ホーム低すぎて乗り込むのが大変

アユタヤの駅


距離と時間を考えると明らかにクルマより遅いので、線路の整備や鉄道の運営がこなれていない印象だった。
気になって調べてみると、タイはまだ充実しているほうで、カンボジアとかだと内戦で線路が破壊されてまともに鉄道が機能していないらしい。
僕たちにとっては、鉄道って当たり前のように存在しているものと思ってしまうのだけど、人やモノ、金がたくさん蓄積されてやっと運営できるものなんだなあと思って、日本っていい国だなと改めて思った。

ちなみにエアコンは1等車を予約しないと無いので注意。
特に帰りは滅茶苦茶疲れているはずなので、エアコンがあったほうが良いです。

アユタヤについて、自転車をレンタルして遺跡を回ってみると、コンパクトな地域にたくさんの遺跡が詰まっていて面白い。
僕にとってはバンコクの寺院よりも古代文明っぽさが感じられてはるかに面白かった。
暑いのは同じなんだけど、モチベーションを保てるような面白さがあったので、そもそもバンコクの観光地は自分にとってはそれほど面白くなかったんだということに気づかされた。

遺跡その1
マロール失敗
あちこちに遺跡があって壮大な風景になっている
きれいに残っている仏塔
大きいので迫力がすごい
GoogleMapで探したハンバーガー屋 そこそこうまかった
遺跡その2
サガットステージ
逆方向から
牛肉文化がないので、こういう牛しかいないみたい

タイ旅日記 2019年9月15日(日)


今日はバンコクへの移動日なので、朝早く起きてバスターミナルにGrabで向かう。
バスターミナルは海側ではなく、内陸側にあり、タクシーの車窓から見た風景は観光地的なパタヤの風景ではなく、お化粧されていないタイの地方都市といった感じの風景が印象に残った。
要するに汚くて、雑多で、道がデコボコで、バイクがうるさくて、臭いんだけど、自分が発展途上国に来てるんだなということを感じられてよかった。
(タイは発展途上国なのかというと、十分発展しているという意見もあると思うけど、今までに自分が訪れた国と比べてという話)

パタヤのバスターミナル

バンコクのバスターミナルに到着すると、当然のようにチンピラみたいなタクシーの客引きから逃げつつ、Grabでホテルまで向かう。
やっぱり都市部なので非常に暑い。
ホテルはリーバスーリヤというチャオプラヤ川そばのそこそこいいホテルをとった。
荷物を片付けて落ち着いたら、まずは王宮などの中心部へ向かう。
この時に初めてトゥクトゥクに乗ったのだけど、ボッてくるし、臭いし、熱いし、騒音がすごいのでオープンっぽさの良さをまるで感じなかったので、そのあと二度と乗らなかった。

ホテルから見えるチャオプラヤ川
チンピラ運転のトゥクトゥク

王宮

王宮その2

王宮周りはさすがに大迫力の巨大建築物がたくさんあって、デザインも僕たちのイメージする仏教建築とは異なった華やかな色彩の建物だった。
東西のどちらといえば、明らかに東洋のデザインなんだけど、かといって中華風でも当然ながら和風でもない独特なデザインになっている。
こういうところで毎日過ごしたいかというとそれはNoなんだけど、今までこういった雰囲気のところは訪れたことがなかったのですごく興味深かった。

中はこんな感じ

内部その2


ただし、暑い。夏の猛暑と湿気がずっと襲い掛かっているような状態だし、エアコンは基本的に高いレストランか、ホテル内にしかないので日本にいる時より明らかに消耗する。
気候が良ければもうちょっと楽しめたかもしれないのだけど、暑くてめげるという気持ちのほうが強かったので、途中でホテルにもどってプールで休憩してしまった。

パロディウス

パロディウス2

プールの日陰で涼みつつ、たまに泳いでる限りにはすごく快適なので、やはりゴリゴリに観光するというよりはこういった過ごし方をするのが良いところなのかもと、今までの自分の旅のスタイルを見つめなおすことになった。

つかれたのでホテルのプールでだらだらする

タイ旅日記 2019年9月14日(土)

パタヤ海(2回目)

既にパタヤでやることがなかったので、再びラン島に向かったのだけど、天気が悪いのと前日が雨だったので海が濁っていて
あまり楽しめなかった。

前回とは大違いの微妙な天気


海の家のタイカレー 微妙な味・・・

港の船着き場

だらだらと過ごして、昼過ぎには戻って休養日に充ててしまった。
夕食はピザを食べに行ったのだけど、うれしい誤算でイタリアでも中々食べられないような素敵なピザを食べることが出来た。
調子に乗ってワインを飲み過ぎてしまい、ちょっと足元がおぼつかない状態でショッピングセンターを巡ったりしていたが
夜になるほど人通りが多いことに気付いて、ああ、この国は暑いから夜にみんな活動するんだということに気付いた。

前菜のお肉たち。かなり美味い

ナポリ以外で食ったイタリアのピザよりうまかった

Part2

タイ旅日記 2019年9月13日(金)

パタヤ観光
今日は普通に観光をしようということで、まずはサンクチュアリ・オブ・トゥルースへ向かう。
(移動は基本的に全部Grab・・・だって暑いし、、、、)

遠景
No Drone
近づくとこんな感じ
海際
内部

ここは色んな人が薦めてきただけあって、素晴らしいところだった。
木造建築という点は日本を想起させるところがあるのだけど、想像していたよりも遥かに巨大で、荘厳な雰囲気をたたえた寺院だった。仏像のデザインは東南アジアっぽさがあるのだけど、気の遠くなるような数の仏像が建物を埋め尽くしていてしばらく圧倒されることになった。
この寺院は海のすぐそばに立っていて、環境も良くないと思うのだけど木造なのにその美しい姿をずっと残しているようだ。
旅が終わってからも、ここはタイの旅の一つのハイライトだったと思い返すことになる。

その後はワットプラヤイにいったのだけど、サンクチュアリ・オブ・トゥルースに圧倒された余韻が強く残っていてあまり印象に残っていない。

うまく言えないが、荘厳さがない

その後は一緒にいた友人と別れて街をさ迷ったのだけど、暑くてすぐにアパートに戻ってしまった。

既にタイ料理に飽きたので、デパート食堂みたいなところで食べたサーリャンカ(ロシアのスープ)
海南鶏飯


夕食はタイスキ。
これは日本人にぴったりな出汁の美味しい鍋なので、こちらのエスニックな味が苦手であればおススメしたい。

タイ旅日記 2019年9月12日(木)

今日は天気もいいので予定通りラン島へいくことにする。
ラン島へは船でのアクセスとなるので、最初の便狙いでタクシーの配車アプリのGrabを使って港へ向かうことにする。使い勝手はUberやYandex Taxiと変わらない良い出来だった。

港の前にある建築中に廃棄されたビル
船の中 いろんな人がいる
素晴らしい透明度

40分ほどでラン島へ到着。しばらく雨が降らなかったのか、素晴らしい透明度の海だった。ビーチから少し歩いてソンテウに乗り込んで、ティエンビーチへ向かう。
事前調査通り、店も少ないけれどビーチはとても美しく、人が少ないので午前中はほぼ貸し切り状態で
贅沢な時間を過ごすことができた。
今まで海やビーチはあまり興味がなかったのだけど、ここまで広くてきれいなビーチを独占状態で使えるとは思わなかったので今でもたまにこの時のことを思い出してビーチに行きたくなることがある。

午前中はまさに貸し切りだった
贅沢な気分
ついやりたくなって頼んでみたが、酒は運動に差し障るのでやめたほうがいいと思った
謎の鍋 味が薄くて微妙だったが野菜補給にはなった

夕方にはパタヤに戻ろうと思って、バイクタクシーをつかったのだけど40歳を超えてから初めて原付3人乗りという恐怖体験をすることになった。ちなみにそれで山越えするので普通に怖い。だれもヘルメット被らないし・・・すげえなこの国。

市内中心部から見た夕日 とても美しい

パタヤに戻って荷物整理した後は、街中をソンテウにのって買い物などをしてタイ料理の夕食を食べたのだけど
この時点で既にタイ料理には飽きはじめていたのだった。

トムヤムクン
豚バラ 見かけによらずかなりおいしかった
タイカレー
お魚の南蛮ソースみたいなの。味付けがナンプラーなんだけどまあまあ美味しい