北欧旅日記(1日目/関空→北京→ストックホルム) 2019/4/27

北欧旅日記(1日目/関空→北京→ストックホルム) 2019/4/27
今年のGWは、陛下の退位で10連休になりそうな雰囲気があったので
前年の夏には既に北欧行きの航空券を抑えておいた。
予想通りに10連休となったので、明るい5月のの北欧を満喫することにする。
これまでのヨーロッパ旅行は全て8月~11月に行っていたので、気候的に今までと違う体験ができると考えると久しぶりにテンションが高くなる自分がいることに気付いた。
緯度が高いほど、夏は日が長くなる傾向にあることは知っていたので5月だとかなり長いほうになるので非常に楽しみだ。
秋口だとどうしても夜になるのが早くなってしまうので日照時間でも異国感を感じてみたい。

飛行機は今回も北京経由で、最初の目的地はストックホルムへ。
北京につくまでは順調だったのだけど、いきなりのトラブルで
飛行機が5時間遅延。
夕方にはストックホルムに着いて、夕食をとりながらゆっくりと過ごすという
計画は泡と消えて到着したのは23時。
フラフラになりながら、寒さに震える手で民泊アパートメントの暗証番号を
打ち込んだことを覚えている。
(23時だとさすがに暗かった)
朝起きてから既に24時間以上経過しているのでコンビニに行く元気もなく
電池が切れたように寝てしまった。

なんとかたどり着いた民泊アパートメント
リビング

台北旅日記(3日目) 2019/3/23

今日はもう一つの目玉である九份へと向かう。
ホテルのすぐ近くから直行バスが出ているので、それに乗って2時間弱で到着した。
あいにくとかなり天気が悪かったので、傘を差しながらずっと移動する羽目になったのだけど寒いというほどではなかったのでなんとかこらえることができた。
かなり観光地然とした場所で、露天が密集していたりして賑わっているのだけど
売りである山上の景色や、エキゾチックな雰囲気は日本と相当な類似性があるので
イマイチ盛り上がりに欠け(略

九份からの眺望
大人気の店
そこで頼んだ練り物スープ。さっぱりしていて美味しい
もちろん著作権は守られてる、、、はず
うずら卵を揚げたもの。天才的にうまい。
こんな風景

一通り回ったあとに客を下したばかりのタクシーをそのまま捕まえて駅まで戻ってしまった。

タクシーで戻った後の最寄り駅前
日本の温泉街っぽさがある

電車の到着まで結構時間があったので、牡蠣そうめんを市場でいただく。
こういう土着っぽいフードコートのほうが興味深い料理やメニューがあって
九份よりも楽しめてしまった。

牡蠣ソーメン

台北に戻った後は家電量販店や、電気街といった繁華街巡りをしつつ
自転車でポタリングしながら街の風景を楽しんだ。

お土産に買ったラーメン。具がレトルトなのと漢方っぽさのある風味なので面白い
SEKIRO発売直後?
よく見ると十三騎兵防衛圏の広告が・・・
ホテルの目の前にあったタピオカ
最後は海鮮鍋
こんな感じで食べる

オシャレ度は上海のほうが圧倒的に高いのだけど、台湾も安心度の高さという魅力があるので
どちらも捨てがたい。
飯の平均打率は台北のほうが高い気がする。

台北旅日記(2日目) 2019/3/22

まずは一番の名所の故宮博物院へ向かう。
ラストはタクシー(安い)をつかったのだけど、「コキュー」とダメ元で音読みしてみたら
通じたので素晴らしい。
ちなみに、目玉の展示品である肉形石(いわゆる角煮)と、翠玉白菜はどちらも台中の博覧会に貸し出されていて
観光としてはかなり微妙だった。
まあ思い入れがあるわけではないのだけど、目玉と呼ばれるものは一目見てみたかった。

よく見れば吉野家の看板が・・・
故宮博物院の入り口
よくわからない
これは美しかった
近づくとこんな感じ
牛肉麺 まずまずのうまさ
小籠包!
電気街のビル
OTAKU Boy = 宅男

その後は101に行ってBerlutiの財布を買ったり(安かった)、電気街をさまよったり書店めぐりをして
マンガを買ったりした。

台北旅日記(1日目) 2019/3/21

年度末の有給消化狙いで台北行きの航空券をマイルで押さえておいたのだけど
仕事の都合もついて無事に行くことが出来たのでその記録を残しておく。

前回の上海のように緊張感を持つ必要もないので事前準備もかなり雑だったが、トラブルもなくサクッと到着&入国することができた。

飛行機は桃園という台北の隣の都市にある空港に到着するのだけど、目的地の台北まではっきりいって遠い。
今時の国際空港らしく、近年になって国際便中心として建てられたからなのか台北の中心部まで一時間弱くらいはかかってしまう。
上海のようにリニア使って時短することもできないので、一番早そうな快速列車を選んだのだけど
それでも台北駅に着くころにはかなり疲れてしまった。

台北行きの列車からの車窓

初めて見る台湾の風景の印象としてはまず植物が南国風なこと。
それでいて近代的な建物があるので、日本の都心部をそのまま南国風にしたようなちょっと不思議な風景だった。
あと漢字が繁体なので、日本と同じなので読みやすい点が素晴らしい。
なんとなく意味が分かってくるという点で漢字は偉大な発明と再確認。

列車の中
とてもいい部屋
終結脂肪肝

事前準備はあまりしなかったのだけど、唯一ホテルだけは手間をかけて選んでおいたのだけど、その甲斐あってホテルは素晴らしいところであった。
アーツリーホテルという、中心地からは少し外れるけれど交通は便利でコスパの高いとても清潔なホテルだった。新しいホテルで従業員のサービスレベルも非常に高くてストレスを感じない。

いったんホテルに荷物を置いてから、コンビニでICカードをチャージして1人鍋の店を探しながら
バスでウロウロしていた。
国父記念館が唯一まともに観光した場所だけれどあまり書道とかの良さが分からないので展示品については正直なところ微妙な感想だったことくらいしか憶えていない。

国父記念館

あと3月末なのに滅茶苦茶蒸し暑くて、汗まみれになったのでこの日はあまり良い思い出がない。

鍋!複数人で食事をしても鍋はそれぞれ専用
視界のどこかには日本語があったりする
コンビニのおにぎり
クレーンゲーム 日本とだいぶルールが違う

上海旅日記(3日目) 2018/11/25

都会は満喫したので、郊外の朱家角という水郷地区へ向かうことにする。
ルートとしては新設の地下鉄17号線で向かう。
かなりの距離なので頑張って席をとろうと待ったのだけど、開いた瞬間に新年の福男争いを彷彿とさせるタックルが後方からあって席の奪い合いがすさまじい。昔のパチンコ屋の開店直後の席選びを彷彿とさせる戦いがそこにあったのだった。
先頭なのでどうにか席はとれたので、風景を見ながら終点までのんびりとすごす。
全く同じ形の 建売住宅が延々と続いたり、画一的な集合住宅が画一的にずらずらと延々と続いているというのが異様な風景で逆に新鮮だった。
何かに似てると思ったんだけど、今気づいた。SIMCITYだ。

昭和っぽい風景
布団が・・・
キレイなところはこんな感じ
カフェでオレンジジュース
言葉が通じないのでこれくらいしか頼めなかった
市場の風景 食欲が沸かない・・・
こういう美しい水郷風景よりも
こういう昭和っぽい風景のほうがテンションが上がる不思議

水郷の風景はアジア的なので日本人からするとそれほど興味をひかなかったのだけど、どちらかというとその周りの家などの生活感の溢れる街並みが昭和後期っぽさをたたえていて、幼いころに過ごした時代の郷愁を感じさせてくれたことのほうが心に残っている。
今の日本だと玄関先で井戸水で地べたにまな板おいて白菜切ったりしないもんね。

戻ってきて食べた白身魚の煮物定食
新天地(オシャレエリア)

上海旅日記(2日目) 2018/11/24

2日目は浦東を回ろうということでまず朝食。
お粥を食べたのだけど、日本のお粥と同じ味、つまり味がほとんどしないお粥だった。てっきり鶏がらスープベースの中華粥かと思ったのだけどちょっと違うみたい。
おかげで皮蛋をおいしく頂けたから結果オーライ。


地下鉄で陸家嘴まで向かって摩天楼のど真ん中へ到着。
汐留や西新宿も真っ青の超高層ビル群だった。このエリアへ向かったのはお買い物目当てだったのだけど、関税が高いのか
値付けが全体的に日本国内よりも高かったのでウィンドウショッピングだけで撤退。
まあとにかくすごく清潔で概念としての分かりやすい都会が溢れている場所だった。

超高層ビル地帯

ランチは外灘に戻って上海ガニを食べたのだけど微妙だったので割愛。

レンタル傘サービス(たぶん)

このあたりになるとMobikeのアプリを使いこなせるようになってきたので上海市内をポタリングすることにする。
自転車だと上海くらいの大都市でも快適に回ることができる。
フランス租界あたりまで3kmほど漕いだが、道も広いので思ったよりも快適だった。

フランス租界は特にこれといった名所があるわけではなかったけれど、長期間植民地だったこともあり
西洋的な街づくりや建築と東洋っぽさの融合が美しい形で結晶していて、今までに見たことがないくらいユニークで魅力的な街並みを形成していた。後で調べると10億円以上の物件が立ちならぶ中国屈指の超高級住宅街らしい。

フランス租界(おしゃれ)
フランス租界
フランス租界

ホテルに戻って少し休憩したらすっかり暗くなったので再び浦東の超高層ビルへ。
猛烈に並んだり大変だったが、面白いのは面白かった。
PS時代のFF7のミッドガルみたいな光景を見れたのは中々忘れられない。

これでも十分派手だが、実際はパチンコの演出みたいに動くので10倍くらい派手である

夕食はフードコートの海南鶏飯だったのだけど、これがものすごく美味しい。
上海ガニよりも余裕でうまくて、鶏の出汁で炊いたお米が素晴らしい味わいなのと、炒めただけの青梗菜が同じく素晴らしかった。こちらに来て気付いたこととして、中華(上海)料理は決して一般的な日本人がイメージするような油が多くてこってりしたものではなく、実はさっぱりしていて健康的な料理であることだった。

帰りのエレベーター
鶏飯マジウマ

上海旅日記(1日目) 2018/11/23

サクッと2時間ちょいで浦東へ着陸。イミグレ通過に時間がかかったけれど、今のところ英語も通じるしなんとかなりそうである。用意したSIMも認識してちゃんと電波をひろってくれているので、まずはリニアにのってホテルへ向かうことにする。
乗ってから気付いたのだけど、リニアの便によっては時速300kmくらいしか出ないこともあるようだ。イメージとして「新幹線より、ずっとはやい!!」と思ってしまうが全ての便が400km超えをするわけではないみたいだ。

機内食
リニアの中


龍陽路站にすぐ到着したのだけど、近かったのとタクシーが安めであることを事前に調べてあったのでタクシーでホテルに向かう。予約の紙を中国語で印刷しておいたら運転手も理解してくれた。勝手な想像では近代的な部分もある昔ながらの大都市という予想をしていたのだけど、実際は高層ビルが東京以上に乱立する超大都市だった。
GoogleMapを見ていたらホテルとちょっとずれたところに向かっているし、そもそも道ではないところを走っているように見えたのでおかしいと思っていたら、運転手がついたよと言ってくれたのでようやくGoogleMapがおかしいのではないかと思い始める。(この時点ではきづいてない)
本当に場所が合っているのか半信半疑で見上げたら中国語のホテル名はあっていそうなのでレセプションへ向かったら問題なくチェックインできた。ちょっといい部屋が余っているのでそっちに変えとくね?みたいなことを言われた気がするが、深く追求せずに部屋に向かったら超広い部屋に案内された。すごい。また来るときはここ使おう。
電子キー特有のカチャリとした音とともに部屋に入ったらおそらくこのホテルで一番広いであろうスイートだった。
正直なところ自分の住んでる部屋より広い。


とりあえず簡単に荷物を整理したのでさっそく外に出てみよう。
とりあえず見どころの多そうな 豫園 方面へ向かう。
いかにも中華風な古刹といった雰囲気で面白いのだけど、やはり地理的に近い国だけあってこういった歴史系の観光地の雰囲気はどうしても日本と似てしまうのが観光客としては微妙さを感じてしまうところではある。
そして、微妙な違いを感じられるほどの教養もないのであった。

豫園 の後は近くの古城公園に向かって路地を歩いていたら、近代的なビルから1つブロックを隔てただけで昭和そのものの光景がひろがっていてすごいダイナミズムだなあと殺人的な運転をする電動自転車に追い立てられながらそんなことを考えた。

これぞ昭和の風景

古城公園を抜けたらすぐそばは外灘なので、植民地時代の西洋風の建物を眺めながらホテルまでもどったところで歩き疲れて力尽きた。この街マジで大きすぎる。
夕食は歩く元気がなかったのでホテルそばのレストラン。

上海旅日記(準備編)


イタリア旅行時にトランジットで利用した北京空港が物珍しかったのと、マイルで航空券が手配できそうだったので中国に行くことにした。
民主的な国家じゃないのとインターネットが激しく規制されているのでいつもより慎重になって事前準備を入念に行った。

アプリの準備
Baidu Map
中国では地図は軍事情報として管理されているので、正確な地図は政府と契約しないと手に入らないらしい。実際に行って分かったがGoogleMapだとGPSで表示される自分の位置情報が豪快にずれるので役に立たない

Mobike
  シェアリング自転車のアプリ
Wechatpay
日本でもチャージできるQRコード支払いアプリ。実際に大阪駅でチャージできた。対抗馬であるAlipayは中国国内の銀行口座が必要そうなのであきらめた。
ただ、喧伝されてるように電子マネーがないと支払いできないという場面に出くわすことはなかった。

SIMの準備
 香港のローミングSIMを準備した。これがないとグレートファイアーウォールを通過できないので困る。

イタリア旅日記 2018年10月11日(木曜日)

本当はボルゲーゼ美術館へ行くつもりだったのだけど、予定変更してサンピエトロ大聖堂に向かう。
朝一だと1時間も待たないくらいで入場できた。基本的に待ち時間はセキュリティチェックの時間なのでもし大聖堂だけを見るのなら朝一がおススメです。帰る頃には3時間待ちとか絶望的な表記になっていました。

朝だと空いてる

サンピエトロ大聖堂は昔の記憶そのまま、僕たちの思い浮かべる魔王城そのものといった変わりなき威容をたたえていた。
ヨーロッパのお金のかかった大聖堂はたくさん見てきたのだけど、やはりここだけは別格に金がかかっているというか、これほど贅を尽くした建築物って他にない気がする。

前回は親が体調を崩してゆっくりと見れなかったので、今回はピエタをはじめとする展示物をゆっくりと時間をかけてみる。
今から思い出すとやはりローマではフォノロマーノと並ぶトップの体験だった。
特にピエタは彫刻に今まで感じ入ったことのない私でもいつまでも見つめていたくなるような魔力のような強烈な誘因力をもった不思議な存在だった。
地下の宝物館にレプリカ?があったのだけど、そちらには特に感じ入るものがなく、いつも通りだったでやはり何かが違う。

ピエタ
ペテロ像
入り口前
中はこんな感じ
天蓋
すぐに鬼行列になる

昼食の後は国立近代美術館と、バルベリーニ美術館をはしごして夕食。
初日に向かった近所のイタリアンを再訪。やはりボンゴレビアンコのうまさが際立っている。

チェーザレ・ボルジア

翌日はEatalyでお土産かったりしたのだけど特筆すべきところはないのでこの旅行記はおしまい。
イタリアの感想としては相変わらず住んでいる人はクズみたいなやつが多いのだけど、観光としてはやはりこの国を超えるものは中々ないのでは?というくらい観光資源が充実している国でした。
なので最初に観光旅行いくならどこがいい?と聞かれることがあればやはり一番手くらいに挙げてしまうと思います。

イタリア旅日記 2018年10月10日(水曜日)


今日はバチカンへ。ここは2回目なので入る場所など土地勘が働くのでリラックスして向かったのだが、後述するが油断してしまって少し失敗してしまった。
前回はツアーじゃないと予約入場が出来なかった記憶があるけれど、今回は個人でも予約入場が可能だった。
あと進み順が前はほぼ一方通行だったような記憶があるのだけど、今回はある程度自由に回れるつくりになっていた。その点は非常にありがたいのだけど、今どこにいるかといったことや、全体の構成をある程度把握しておかないと半端なく迷うので注意が必要だ。

※実際迷った。

ヴァチカン博物館の中
人でいっぱい

で、失敗というのは博物館からそのままサンピエトロ大聖堂に入ることが出来るのだけど、そのルートをとらずに外に出たので前回の積み残し=一番の目当てだったサンピエトロ大聖堂に入れなかった、、、再入場は数時間待ちといった恐ろしい人の並びだったので後の日程を調整して朝一で再訪問することにする。

地中海あたりは割と正確だがアフリカがいびつ
日本消滅問題
日本と朝鮮半島でかすぎ問題
北海道消えてる問題
予約してないとこれに並ぶ羽目になる
近所で食べたピザ まずい・・・。
前菜もりあわせコースのイカ
このワインがめちゃウマだが日本には入ってないみたい
このタコもめちゃウマ
タラとウニっぽいのが入ってたはず
たぶんアンコウ
エビフライ
アンコウ

夕食の後に有名なジェラートの店に行ったのだけど、軽い気持ちで頼んだらぶっ飛びそうなくらいうまかった。
ジェラートを少し食べるとそのまま果実を噛みこんだような果汁の味わいが口に広がって、今まで食べたことがない衝撃だった。
他の店でもその後食べたのだけど、こんなに美味しいことはなかったのでやはりこの店は特別なのだと思う。

ジェラート

※ちなみにGiolittiというモンテチトーリオ宮殿のそばの有名店